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レッツ原神!プレイ日記96:アシュヴァパティおじさああぁん!!あんな冴えないおじさんがあそこまで覚悟決めてるって思わんよな…!

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前回は432さんのお友達の夜蘭ちゃんとシュヴルーズちゃんがちょくちょく喧嘩してて怖ぇとか言いながらも武器商人をええ感じに追い詰めることに成功、あとはもう黒幕を捕まえたらええだけやんな!というとこまで来たんですけれど、そのタイミングで北斗の姉御の帰終機が盗難されてしまいました。

しかもその犯人として1番疑わしいのが子供たちの保護者であるアシュヴァパティおじさんなんだよ…!ところがおじさんは技術のある人なので金が目的であるならそもそもリスクを冒さず自分で武器を売っているはずです。帰終機を盗む目的は高額転売か殺傷能力ですが、おじさんが怨恨関係にあるような人も見当たらないし、そもそも暴力沙汰を嫌うような人柄なんですよね。何で盗んだのかマジで分からんので、もしかすると悪者に子供たちの命を握られたとかかもしれません。でもそれも確証がないよ…!

そしてそんな中、夜蘭ちゃんがおじさんの足取りを掴んでくれました。こちらの準備は万端でして、おじさんが帰終機をぶっぱなしてしまった場合の備えはもう既に北斗の姉御が済ませています。そんでナヴィアお嬢様も組の若いモンを人手として貸してくれることになりまして、見本市の方はお嬢とクロリンデさんでどうにか警備してくれるって。

よし、皆でおじさんを探しに行こうぜ!といったところだったんですが、ここで子供たちに呼び止められました。やはり2日経ってもおじさんは何の連絡もくれてないみたいです。

子供たちも、もしかしたらおじさんは悪い奴の仲間だったのかもしれないと不安がっています。保護者を突然失ったショックもあるでしょうが、今まで親代わりに十数年養育してくれた優しいおじさんが悪い奴だったかも…っていう裏切りに対する動揺がやっぱりあるよね。ずっと愛情掛けてくれてた大人が実は悪人だった上、逮捕されそうってなったらそりゃ世界ひっくり返るよ…

そんな子供たちにナヴィアお嬢様が話しかけました。

ちなナヴィアお嬢様はギャング(?)です。

ナヴィアお嬢様
ナヴィアお嬢様

武器を作ったり売ったりは見本市のたくさんの人がしている、だからってその人たちが全員ほんとに悪者かどうかは簡単に決められんで。

それはマジでそう。いや「法に触れる」という観点だと見本市にいる奴らって当然みんな悪者になるんですけれど、人間には事務的な線引きとは違う観点があるわけです。フォンテーヌ出身のお嬢様がそれを言うからなんか説得力はあるよな。

ナヴィアお嬢様
ナヴィアお嬢様

おじさんがどんな人かは急いで決めたらあかん。本当にそんなことをしてたとしても、事情を聞かないと。フォンテーヌ人はその答えを確かめるためにながーい手順を踏むんや。

フォンテーヌは個人の事情や感情ではなく法律っていう一律のラインを引いて国家運営しているでしょうから、若干の情状酌量とかのシステムはあると思うけれど国家はお嬢様ほど感情で動いてないと思います。手順を踏むのはその人の為人を知る友好的な意義のためではなく、何にカテゴライズされるのかを正確に分別して機械的に処理するためのものでしょう。でもだからこそ、ここで感情論を持ち出すナヴィアお嬢様はかっこええよな。そしてお嬢様は子供たちに約束をしました。

ナヴィアお嬢様
ナヴィアお嬢様

何があってもあのお姉ちゃん達があんたたちのおじさんを連れ戻して来てくれるわ。だからおじさん本人に聞いたらええんや。

これにはクロリンデさんも「そんな軽々しく約束していいんか」と気にしてはいました。おじさんがどういう心境と状況で犯罪に踏み切ったのかマジで分からんからな。いや、悪人ではないと思うんだけども…!

シュヴルーズ<br>ちゃん
シュヴルーズ
ちゃん

約束は必要だ、彼らの受け取る答えが彼らの正義の定義になる。

夜蘭ちゃん
夜蘭ちゃん

それならなおさら、全力で協力しなきゃね。

つまりおじさんの行動の理由を聞くことでおじさんの真意を知り、自分たちのすべきことを定めていくということですね。子供たちはおじさんにがっかりするかもしれないし、感謝するかもしれない。未確定だけど、とにかくどちらに転ぼうともおじさんを確保しなければなりません。簡潔に言うと432さんたちが子供たちをがっかりさせちゃ駄目ってことです。

でもシュヴルーズちゃんの言ってた正義っていうのは個人差がかなり出るから、自分の中であんまりしっかり定義しない方がいいんですけどね…飯の好みと一緒で「人それぞれなんだなあ」くらいに収めておいた方がええねん、あれは。実は七神の中で個人的に1番良くなさそうって思ったのが水神なんですよ。あいつの掲げる概念が確か「正義」なんだよな?

バルバトスの自由とかモラクスの契約って「自分らで納得いくように何とかせぇよ!」ってある程度人間に投げてるじゃないですか。時代と共に人間の価値観って変わるからルールを自分達で作らせるっていうのは正解だと思います。で、確か雷が永遠、草が知恵、炎が戦いだったかな。雷はちょっとよく分かんないのであれなんですが、基本どれも人間が国を治めていく上での抽象的な手段なんですよ。知恵や武力や契約や自由って善悪がないんです。解釈や使い方を人間が一生懸命考えないとならない。

でも水神の正義だけ性質が違うんだよな。正義っていうのは結局善悪の二元論になるじゃないですか。具体的には法律という手段で社会的な枠を作って正義を体現してるっぽいんですが(アイテムの説明みる限りでは法律も水神が作った感じだと思うが違ってたらごめん)、つまり正義というのは手段ではなく、運営の胸先三寸でどうとでも白黒取れてしまう思想なんですよね。正義って言葉自体がそもそも気兼ねなく他人を他害できる魔法の言葉だしな…

しかも世の中の全ての事象が白黒では分けられないじゃないですか。でも法律ってそこにラインを引かなきゃならないんで、どんなに頑張っても全ての民を守るのは無理です。「正義」は皆が守るべき社会秩序の目標としては正しいと思うけど、法律ってどうしてもある程度の足切りが出る。つまりある程度民を切り捨てますよっていうのを神が言っちゃってるってことなんよな。だから前の水神にすごい不信感があるねん…

でもこれって今アイテムとかイベントとかから集めた情報でしかないんで、実際フォンテーヌ行ったら色々と印象は変わるかもしれませんね。水神が立った当時のフォンテーヌが正義というワードを掲げないとどうにもならんかった状況だったかもしれんし、そもそも死んだであろう水神の掲げた正義を今の国家運営(ワーホリデイダラボッチ)が継承してるかも分からんし。

まあそんで話を戻しますと、夜蘭ちゃんが突き止めたおじさんのアジトに乗り込むことになって皆で行ったんですけど、そこには誰もいませんでした。

そしてここで不思議なことが発覚します。なんか見覚えのある貨物リストがあったんだって。実はそのリスト、なかなか尻尾を出さない武器商人どもが唯一見せたミスであり、夜蘭ちゃんとシュヴルーズちゃんをここまで導いた証拠だったんです。

そもそも全く同じ証拠が同時期にフォンテーヌと璃月で発見されてるって変だよな。つまりおじさんがこの証拠をわざわざフォンテーヌと璃月の公安に発見させるように仕組んだんじゃないか?という話になります。

そんでこのアジトから帰終機の展示モデルが見つかったので、おじさんが窃盗犯で確定しました。しかもどうやら武器の安全装置がもう解除されてるっぽいんですよね。黒幕に受け渡しもしてないのにそれ外すのもおかしいし!とかやってますと、手紙を発見します。

夜蘭ちゃん
夜蘭ちゃん

アシュヴァパティと黒幕には何らかの関係がある。けど、わざわざ公安をナドクライに呼んだり、1人で武器を回収したり…なんか別勢力っぽいねんな。

とりまおじさんからの手紙を読んでみました。で、やはり武器商人の手下どもの逮捕に関してはおじさんに誘導されてやった感じということで間違いないです。おじさんは黒幕に打撃を与えるためにナドクライに公安を呼び込んだということですね。しかし、それは正義感で行ったわけではありません。自分の罪もそろそろ清算されるという言葉と共に、過去の話が記してありました。

アシュヴァパティおじさんは、手紙で自分の過去についてを語っています。まず、おじさんはもともとは教令院の妙論派の学者でした。ですが禁忌を犯して追放されてしまい、砂漠をさまよって死にかけます。そんな時に助けてくれたのがエルマイト旅団のカエムワセト族長でした。

行く宛もないのでそのまま旅団に入ることになったおじさんは、学院で学んできた技術で貢献すると申し出ます。実はおじさんは武器技術の研究が得意分野だったんです…過去から現在まで、ありとあらゆる武器を研究するのが好きだったんですね。

ですが、おじさんは他害が好きな人格ではありません。妙論派はそういうカラクリみたいなロボ技術の研究をしてるとこみたいでして、その学術が古代の武器の中にいっぱい含まれていたんです。分かりやすく言うとガン◯ムとかアーマード・◯アが大好き!ロケランってカッケェ〜!パイルバ◯カーは浪漫!みたいな感じです。

そして武器に関する技術は世界を前進させてきた、というのがおじさんの自論でした。具体的にはテイワットでどういう技術がそれに該当するかは知らないんですけれど、おじさんはただただ武器を研究して作りまくることが好きなだけでした。つまり武器機械の仕組みを研究して作るのが専門で、それがどう使われるかに興味が無かったぽいです。で、その研究に熱が入りすぎまして、禁忌の資料を無断で持ち出してしまったのが追放の原因でした。

おじさんは、自分の技術は危険な砂漠で役に立つと言いました。でもカエムワセトは武器はシャムシールで十分、そんな破壊兵器はいらんと断ったんです。そもそもこの旅団は僻地にある枯れない水源を先祖から代々受け継いでおり、他の旅団ともほぼ衝突することなくひっそり暮らしてきたんですね。だからおじさんにして欲しい仕事は食料集めとか水源の番です。

つまりおじさんができるのは雑用だけでした。でも妙論派の学者は面白い仕掛けを作るのが得意と聞いていたカエムワセトは、子供たちが喜ぶようなものを作ってくれといいます。おじさんはあらゆる武器のテクノロジーに精通したプロでしたが、子供のおもちゃ作りをするおじさんに転職しました。でもおじさんは幸せでした。

ところがある時、セネジェムという奴らがやってきたんですね。こいつはもともとこの旅団にいたのですが、ここは辺鄙だからと不満たらたらだった上、酷い砂嵐の時にみんなが頑張ってオアシスを守る中、逃げ出したそうです。今この水源が保たれているのは残ったカエムワセトたちが必死になって守ったからなので、セネジェムは裏切り者でしかありません。

しかもこいつらはどうやら他所でも評判が悪く、行き場がなくてここに戻ってきた感じです。みんなは追い払うつもりでしたが、カエムワセトは「オアシスは2つの旅団を養える余力があるから」と言って流血沙汰を避けました。

ところがある時、学者としての探究心からおじさんが遺跡ドレイクの設計図をこそこそ書いてるのをセネジェムに見つかってしまいます。しかもその設計図はかなり高度なもので、自律装置を解析して特定のターゲットを狙えるようにするというものでした。早い話が遺跡ドレイクを武器として使えます。

セネジェムはおじさんがこんなところで知識を無駄にしているのは資金とか資材がないからだ、それを提供するから武器を作ってくれと取引を持ちかけました。おじさんは武器を売るということが気にかかりましたが、セネジェムは「武器を売った金で研究資金を稼ぎ、また武器を作って…というループはwinwinであり、おじさんはもっと学術研究をできる」と言います。

セネジェムはこの時、自分たちの売り物がカエムワセトの旅団を傷付けることはないと保証しました。というのが、カエムワセトは滅多なことがないと対人バトルをしない族長だからです。それでもおじさんはセネジェムの評判の悪さを知っていたので断りました。ですが、先進的な武器を研究して学術的理想を実現するラストチャンスといわれます。何しろ、アシュヴァパティおじさんってこの時点で結構歳なんですよね…

それでおじさんはしばらくセネジェムと組んだようです。ところが、ある時決別します。おじさんもどうやら武器の性能アップが原因で砂漠の争いが苛烈化したというのを聞きつけたんですね。それでもう協力しないと言いました。

ところが、セネジェムは「砂漠の人間は年中殺し合っている、剣で死のうが機械で死のうが変わりない」と言います。でもおじさんは疑問でした。それほどの数の旅団がこれらの武器を買わないとならないような状況なのか?と聞いたんです。でもそういう軍用機械がどっかのグループにちょっとでも出回れば、近隣のグループは被害を恐れて同じ武器買うと思うよ…おじさんは優れた研究者でしたが、こういう人間の怖さについての想像力があんまなかったんですよね。

ですが、そういう間接的なものだけが原因ではありませんでした。セネジェムは「稼ぐために多少の販促をした」と言ったんです。例えば武器を売った後に販売した武器と同じものを使って匿名でそのへんの旅団を襲う→周辺の対立関係を煽って襲われた方にも武器を売る、みたいなこととかをしたんちゃうかな。

さておじさんが手を切るらしいと分かった直後、カエムワセトの旅団が襲われました。どうやら以前にここの水源を奪おうとして追い払われた連中というのがカエムワセトの旅団を憎んでまして、セネジェムはそういった奴らにも武器を売ったそうです。つまりカエムワセトの旅団は襲わないっていう約束を反故にしたんだよな。

おじさんはセネジェムたちを追うよりも、旅団の中の生存者を探すことに専念しました。しかし生存していたのは3人の赤子だけでした。おじさんが保護している3人の子供たちというのがその時の生き残りの3人です。

おじさんは何とかその場を生き延び、3人の子供たちを育てました。しかしおじさんはそれで終わらすつもりはなく、ここ数年ずーっとセネジェムらの行方を探していたそうです。

そしてついに見つけたわけですね。一連の事件の黒幕はそのセネジェムです。おじさんは手紙で「この話を子供たちにしてあげて欲しい、そして自分の代わりのいい親を探して、本当の家族を持たせてあげて欲しい」と述べた上で、自分はあの時やり残したことを成し遂げに行く、と手紙を締めくくっていました。

つまり、帰終機の高額価格の方ではなく殺傷能力の方が必要だったんです……

なんで帰終機をパクったねんって思ってたけど、そういうことかよ…!おじさんはもともと武器をテクノロジーの集結したガン◯ムくらいにしか思ってなかったからこそ、それで人殺しが苛烈に増えるって想像がつかなかったような純粋な研究者だったのに、それが強い意志持って窃盗と殺人に踏み切ったんだよな…!

勿論セネジェムとか全然死んでいいんですけど、このまま黒幕を始末させてしまうとまだ把握できてない共犯者とかを掴む手がかりが絶たれてしまうということもあり、夜蘭ちゃんとシュヴルーズちゃんは急いでおじさんを追うことにしました。で、おじさんが黒幕勢力ではないことが判明したということは、元々手下が品の引き渡しにしていた場所に黒幕が来るってことなんだよな。

ですが、おじさんの方が先に接触してしまいました。

おじさんは昔彼らが使っていた合言葉を利用して仲間を装って密偵から情報を抜いたらしいですね。そして公安にチクって手下を始末させました。対峙したおじさんは、セネジェムをポリに引き渡すつもりはありません。殺すつもりなんです。

そしてなんと、遺跡ドレイクどころかファデュイのテクノロジーを研究したすげー武器を出してきました。多分この兵器は帰終機を改造したんだと思います。初見の武器をほぼ2日くらいで改造か…!おじさんは相当能力のある研究者だったんでしょう。

セネジェムはおじさんに対し「ここ数年大金を稼ぐ仲間に入れてやらなかったから根に持ってるんだろ?」と舐めたことを言ってきました。ですが、おじさんが復讐で動いているのを知ると「恩義や仲間意識は損しかせん!」と言い放ちます。実際、カエムワセトはそれが原因で死にました。ですが今、それが原因でセネジェムはおじさんに殺されそうになっています。恩義や仲間意識は損得を生み出すものではないんだよな。

因みにセネジェムはそのポリシーに則って十数年間過ごし、フォンテーヌの商売が儲かると気付いてフォンテーヌ人になったらしいです。あそこって国籍買えんの?!で、ヴァザーリ回廊というとこに住んでる名士で、上流階級のパーティーにも出る慈善家とかしてるらしいよ。まあ、おじさんには関係ないけどな。

アシュヴァパティ
アシュヴァパティ

言いたいことはそれで終わりか?

セネジェムは1人で凸してきたおじさんを小馬鹿にしましたが、おじさんはもうこの時点で武器を起動しています。遠隔の武器のようでして、これ玉砕覚悟で突っ込んできてるらしいわ。つまり、おじさんに標的を設定した状態で接近したんでしょうね。

ですがそこに432さんたちが乗り込みます。

シュヴルーズちゃんが「こいつらはフォンテーヌがしかるべき報いで裁くから撤退してこい」とおじさんを説得したのですが、おじさんは「フォンテーヌの法律では生ぬるい」と納得しませんでした。そうだよな、セネジェムってそのフォンテーヌで十数年のさばってモラ稼いでる悪人なんですよね。それもあるから、これフォンテーヌのポリであるシュヴルーズちゃんでは説得無理ぞ……!

432さん
432さん

アティたちが待ってるよ!

アシュヴァパティ
アシュヴァパティ

戻る資格なんてない、俺は自分の罪を償うんだ。

夜蘭ちゃん
夜蘭ちゃん

君の罪って?武器研究のこと?

おじさんは、璃月の人々は昔から火薬の技術を持っていたのに他のもの(花火とか)にする技術を選んで平和に暮らしている、でも自分はそれを武器にしてしまった…と言います。ですが、璃月の花火や爆竹は元々は武器です。そこから邪を払うものとして使う文化が浸透し、悪者とか凶暴な獣が山林に退いた後には祝いの玩具に改造されたのです。

夜蘭ちゃん
夜蘭ちゃん

武器を玩具に改造することを選んだから平和が手に入ったんじゃない、武器を取って平和を勝ち取ったからこそ玩具になる機会があっただけ。武器を使うのは結局人間、人間がどう使うかやねん。

せやねん、璃月に平和をもたらしてくれたモラクスはバリバリの武神です。あいつが3700年くらい前から頑張って、さらに2000年くらい前にも他の魔神をしばいて、500年前の災害も何とかしてくれたからこそ、璃月って花火で遊べるほど平和になってるわけですからね。いつもポケットに小銭が入ってないことを除けばまあまあいい神のはずです。

それはさておき、おじさんの仕掛けた遠隔兵器がそろそろ爆発するらしいぞ!

アシュヴァパティ
アシュヴァパティ

もう時間がない、君たちは避難してくれ!

夜蘭ちゃん
夜蘭ちゃん

心配しないで、帰終機だって子供を楽しませる玩具になりうるわ。

ここで北斗の姉御が動きました!

そしておじさんの魔改造帰終機の撃った全弾を花火で撃ち落としましたよ!!

えっ、すごくない…?プロが改造してファデュイのテクノロジーを積んだ帰終機を遊び心と共に撃ち落とせるレベルなんですね、姉御の船に乗せてる帰終機って。そんでセネジェムは無事に逮捕され、おじさんはとりま事件の詳細を明らかにするため同行してもらうことになりました。

アシュヴァパティ
アシュヴァパティ

自分に罪があるのは分かっているから勿論行く、だがどんな罪なのかもう分からなくなってしまった…

シュヴルーズ<br>ちゃん
シュヴルーズ
ちゃん

実は私ももう分からん。法律のプロも悩むやろうな。でも奴らの罪は確実。奴らに法の審判を受けさせるだけでは恨みは消えないだろうが、奴らの罪と処遇を被害者にしらしめることはできる。誰も見てないところで仇討ちとして殺されるより、その方がよほど「正義」が果たされると思わないか。

この子の言う正義とは何なのかって話にはなってきますが…つまり社会的正義なんじゃないかなと思います。「こういう悪い奴を国家が処理しました」と公にすることで社会秩序を保つってことですね。仲間を殺されて玉砕覚悟までしてたおじさんに対して異国(しかもセネジェムに十数年飯を食わせていた国)の社会的正義に納得しろはちょっと難しい気もしますが、まずおじさんは部類としては侠客というものに近いです。

実は社会的正義と侠客ってすげー相性が悪いんですよ。要は社会的正義とは「社会は犯罪を許さないよ!民を守っているからね!」というのを法律で明文化して公に主張することで犯罪抑止をし、治安組織を使って国としてのセキュリティの高さを証明することで人々を安心させます。そして文章化されている法律が刑罰という形で適用されていることを示すことで約束が守られていると分かり、みんなも法律を守ろうという空気になるので治安が良くなるわけですね。より多くの人が幸せに生きるため、皆で秩序を守ろうということです。これがシュヴルーズちゃんの言うてる正義じゃないかな?と思います。

※ちなセネジェムの量刑は分かんないけど死刑はない気がするんだよな、聞いてる限りでは。詐欺系統の手口はムショの中で共有されたりしますので、ちょっと危ない気がするけどこれはどうしようもないしシュヴルーズちゃんとかぬっさんとかのせいではないです。

一方、侠客というのは極端に悪いことをする奴に危害を加えることで治安のバランスを取ろうとする極端な輩のことで、個人的正義を掲げます。治安組織を貶めるため武勲を競ってみだりに国家に噛みつくというより国家の取りこぼしを成敗するっていうタイプが多いです。ただ、その基準は明文化されておらず侠客自身の物差しで測った正義であるため、個々人で裁きのマイルールに誤差があり、公的な治安組織や司法組織を蔑ろにするので思っクソ社会秩序を乱します。

しかも侠客自身にかなりの善性と正しい判断力がないと成り立たないし、成り立ったところで国家権力が秩序を守るっていう約束事を乱す一面的な正義でしかない。そもそも本人のベースが善でも行動の全てが善とは限らないんですね。例えばアシュヴァパティって悪人ではないけど、自分の研究心のために危険な研究に踏み切ってしまいました。善良であることと行動が良いことかは別の話です。

でもこの侠客タイプって古今東西どこにでもわいて出てくるんですよ。理由は古今東西の法律が完全なものではなく、どうしても守りきれない範囲の人々やうまいこと法の穴を突く奴が出るからです。法律は秩序を守ることで最大限多数の人を守ろうとすることはできますが、全員を守るのは無理なんです。だからその取りこぼしを何とかしようっていうのは人間らしい営みであり、正義の形の1つでもあります。

じゃあアシュヴァパティおじさんも今後の被害者を増やさないため、おそらくそんなに重刑ではない刑期でリターンするであろうセネジェムを爆発させた方が社会的にも良かったやんけ…!という考え方もあるんですが、結論から言うと殺さんで良かったと思います。先述の社会正義を守るということが最終的に3人の子供たちの生きる世界を守るというのも勿論理由の1つですが、別の理由もあります。

人を殺してはいけない理由っていうのは未だに議論されてまして、個人の生存する権利や尊厳を奪い取ってはならないとか、個人判断の殺人を許容すると社会が乱れるとか、色々な意見が世の中にあります。でも上記の理由って「他人の生存権や尊厳を奪ったり社会を乱したセネジェムはテイワットからログアウトさせた方が良くない?!」って反論できるけど、唯一反論できないタイプの理由っていうのが1個あるねんな…

人を殺してはいけない理由の1つに「人を殺す=未来を奪うから」という意見があります。つまり、セネジェムは今はゴミカス野郎だけどこの後に心を入れ替えて善良な医者とかになって人々を救うかもしれない可能性が0.0000001%くらいはあるわけじゃないですか。侠客ってそれを容赦なく刈り取っちゃうんですよね。悪人の命の尊厳や侠客の悪影響って、死刑制度とか過去の成功した革命とかを例に取れば反証が出せるけど、未来の話だけは絶対に反証が出せないねん…

ですが強い憎しみと義憤で王手まで詰めたおじさんに、社会的正義に納得しろ(しかもフォンテーヌの法律はセネジェムを十数年野放しにしている上、おじさんの情報がなかったら逮捕にもっと時間かかったか最悪できなかった可能性がある)というのは難しいし、俺の提示した未来ロスト論に頷け(だがセネジェムは十数年全く反省の兆しがない)というのも難しいよ…

でもおじさんはセネジェムを殺さなかったことで自分の未来を守れたんですよね(ついでに0.0000001%の確率で善人になったかもしれないセネジェムの未来も守ってあげました)。あの局面ってセネジェムを殺すかどうかというより、おじさんを物理的・社会的に殺すかどうかの局面でもあったんです。結局、おじさんは物理的にも社会的にも死なずに済みました。自分で自分のことを殺さずに済んだんだよな。

その後、アシュヴァパティおじさんがどうなったのか様子を見に行きました。

結局、璃月の方は被害が深刻ではないこと、転売ルートを潰すという目的も達成したので捕まえた手下とかセネジェムはフォンテーヌで処理ってことになったみたいです。ですが、アシュヴァパティはヴォイニッチ商会の人間なので連行するのは無理なんだって。ということで、おじさんは逮捕されることはありませんでした。良かったな…!

シュヴルーズちゃんはおじさんに「お前が奴らの言うことをそのまま信じずに自衛の武器を残していればこんなことにならなかったかも。武器研究は罪ではなく、自分の知識で仲間を守れなかったのが罪」という話をします。おじさんは研究者として無邪気で善良過ぎたんだよな。でもそれって罪というか、ミスとか知識不足だと思うわ…仲間が害されたのはおじさんのガードが甘かったからではなく、おじさんを騙した奴らが100%悪いからです。

おじさんに罪があるとしたら、自分の持ってるパワーの負の側面を認識できてなかったことだと思うぞ。危険物を研究してるっていうのなら、それがもたらす影響まで把握すべきですよね。危険な薬品を扱う職についてる方は、危険物の入った棚を絶対施錠します。自分以外の他人が触ったら、何に使うか分かったもんじゃないからです。おじさんはそのへんの管理を怠ってたんだよな。もしそれが明確に分かってたら、対人で戦闘することが分かってる旅団に売るわけないんだから…

※ちな夜蘭ちゃんとかナヴィアお嬢様とかシュヴルーズちゃんとかがこぞって「武器研究は罪ではない」と言うのはちょっと「ええ…」って思うかもしれませんが、これはテイワットにおいて魔物っていうものがそのへんをうろうろしまくっている世界だからこその発言だと思います。武器がないと魔物と戦えません。

ちなネフェルさんはおじさんが復讐のために色々嘘をついて就職していることを知っていたみたいでした。でもおじさんがスメールを故郷だと呼んだ話は嘘じゃないって気付いたそうです。だからおじさんの素性が気になって雇ったんだって。

でも商会の禁忌をいくつも犯してしまったおじさんをこのまま置いとくわけにはいきません。おじさんは子供たちを連れてスメールに帰った方がいいかも?という話になりました。ちなネフェルさんが何歳かは知りませんが、昔っからスメールは紛争が絶えなかったらしいよ。でも今はクラクサナリデビが統治しているからスメールはマシになるかも、とのこと。

クラクサナリデビは教令院の学長かなんかだよな、確か。まあそれはどうでもいいんですが、おじさん達はスメールに帰ったところで寄る辺オアシスはありません。カエムワセトのオアシスはとっくに枯れてると思う、とおじさんが落ち込んでますと……

ドリーさんがなんか売ってくれるらしいぞ!

なんか、大魔女アリスとかいう齧歯類がこの市場にも干渉していたみたいでして、オアシスをどこにでも作れる宝石というのをドリーさんのところに卸したらしいです。絶対ぇ高いじゃん、と思ったのですが、齧歯類は「子供たちの喜び」が対価に相応しいと言ってたそうで、ドリーさんは子供たちが見本市で稼いだお金で売ってあげると言ってくれました。

それは良かったな!と言いたいところですが、この宝石大丈夫やろうな?!あの齧歯類の持ち込んだ魔法の品はこの前アビス関連の問題を起こしたばっかりです。っていうのと、カラーリングとマークがまた怪しい……!

でもまあこれでおじさんや子供たちが楽しく暮らしていけるオアシスができるというのであればええか!たまにはあの齧歯類も役に立つやんけ。おじさんのスメールにおけるライフプランは知りませんが、少なくともそのへんの遺跡ドレイクを拾えば自衛くらいは何とかできるやろ…!

といったところでこのイベントのメインストーリーは終わるよ!今回のイベントはストーリーがマジで良かったな…!NPCが1人の人間として輝いてましたし、フツーに展開のミスリードに騙されたし。ちょっと友達が喧嘩をしてヒヤッとするところもありましたが、友達キャラのカッコ良さとかも味わえて良かったよ!

このイベントはミニイベントがまだちょっと残っているので、次はそれだけご紹介しておこうと思います!次回をお楽しみに!

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