
ちょくちょく世界観っぽい話が出ている気はするんだが…どうなんでしょうね。
さて色々ありまして、何故か432さんが仲良くしている執行官・粗大ごみと一緒にあいつの実家を探して肉盾の恩を帳消しにしよう!という話になりました。粗大ごみ云々の話については前回の記事を参考にしてください。
あとサブイベントでフレミネと出くわしました。そういやお前、フォンテーヌ所属やったな。

最近、フォンテーヌは水質が悪いらしいです。コイツは潜水が仕事なんですが「お父様」とやらがいい感じの価値のあるものを引き上げたらここに届けたらいいって言ってたらしく、拾得物を持ってきてくれたそうです。実は432さんたちはダイビングで拾った骨董品の販売もしてるんですよね。コイツにもちゃんとマージンあげてな、432さん。
で、ここで判明しましたが「お父様」とはアルレッキーノという名前でして、俺の記憶が正しかったら女子だったと思うんだが…なんか昔にガチャで見た記憶あった気がするんだよな。かつ、432さんと友好関係っぽいです。
あと432さんが考えなしに水槽にぶっ込んだ魚の相性が悪いのを見て粗大ごみが隔離してくれたり、アクアリウムが儲かって船のレンタル料が全然払えたり、粗大ごみの実家の場所がそろそろ分かりそうという話になってきました。
とろこで粗大ごみが「どうしてアクアリウムを気に入っているの?達成感があるから?」と聞いてきたんですよ。パイモンは「すごくきれいだしな」と答えたんですが、その時に粗大ごみがこんなことを言いました。

この祭りが終わったらこの船はリオニキに返すからアクアリウムはなくなるよねって話ではあるんですけれど、別の意味もありそうなんですよね。この「どんだけ飾っても無に帰す」っていうのは。多分だけど、このテイワットの世界観のことを言ってるんじゃないかな。「どんなに頑張っても塵になって消える運命からは逃れられない」って話でしたからね。
パイモンは「だからといって何もせずに置いとくのも勿体ない」と言いました。粗大ごみは「結局は失うことになるのになぜ労力を?」とさらに聞いてきたんですけれど、432さんはこんなことを言います。

過程で得た唯一無二の経験は残るよ。
つまり思い出は残るよってことですね。粗大ごみは「失った時に余計悲しいのでは」と言いますが、パイモンは「オイラたちはその思い出と生きていくから、楽しいことをたくさん見たい!それにアクアリウムの景色は映画撮影で永遠に残るから」という話をします。
何等かの上位存在であろう432さんとかパイモンとかは世界が大炎上しても死なない可能性はありますけれど、海灯祭のモラクスの言いぶりを聞くに神クラスでも燃えてなくなるっぽいんですよね。世界大炎上で無事なのは外来種である432さんだけっぽいから、多分だけど原神のサ終は旧FF14のサ終の時みたいなことになるんじゃないか…?世界は燃えちゃってなくなったけど、432さんは思い出だけを持って宇宙に逃れましたみたいな話になりそう。
まあそれは置いときまして呑気にお喋りしてたら撮影チームが来てしまいまして、咄嗟に粗大ごみは隠れました。ていうか、その映画の撮影のセリフで「サンジェルマン公爵」というキャラが出て「もう取り返しがつかないと言ってた」そうです。サンジェルマンとは元ネタがありまして、平たく言うと「時を超える能力を持った不思議なおっさん」です。つまり時の神みたいなもんでしょう。
かつ、この映画の原作は粗大ごみが数秘配列という特殊な魔術を研究していた時に読んだ小説らしいです。よく分かんないけど現時点で予測として言えるのは、おそらくこの世界はもう取り返しがつかなくなってて大炎上不可避だけどワンチャン432さんが頑張ったら燃えなくて済むかも…?くらいの希望しかないんでしょうね。
で、劇中の「機械には心がない」というセリフで粗大ごみは昔のことを思い出しました。飼い主のギヨタンと心の話をしたことがあるそうです。

アラン・ギヨタンは心のことを「魂や自由意志」と定義していたそうです。そして機械には心がないと考えられている、という話をします。粗大ごみには感情モジュールというものが組み込まれていましてそれは完璧に動作するらしいんですが、それは感情とは違うものらしいんです。多分だけど感情だと人間が認識しそうな挙動のデータを入れてるとかいう話だと思う。
粗大ごみに「心を持っていると思うか」と聞かれたギヨタンは、「思わない」と言いました。「君にそれがあるのは知ってるけど、君自身が心の形を知っているかどうか」という話をしていました。つまり粗大ごみは潜在的に「心」を持ってはいるけど起動しないと意味がない、ということなんでしょう。
また映画の台詞戻りますが、「時計の針は静かな年月とともに進み、魚は澄み切った源水の中を泳ぎ、どんな壮大な夢も等しく寂しく幕を閉じる」というものがありまして、後にシグウィンからは「心をこめて作られた水槽で利口な魚が泳ぐ」という話をされます。多分世界観に関わる台詞なんだと思いますが、やっぱりこの世界は上位存在が作ったマイクラのワールドみたいなもんなんじゃないかなあ…
あとアクアリウムの魚の病気の原因は水難事故と悪人の不法投棄のせいってことが判明しまして、病気の魚を隔離して治療したらOKとかいう話もされたんですけれど、これもまた何かのメタファーのような気がするのがな…パイモンはこんな感じのことを言います。

保護がテーマの魚の映画撮ったらどう?環境破壊で変異した魚が化物になってあちこち破壊するとか。不法投棄マンに悪夢をみせてやったらいいかも!
その環境破壊で暴れた化物が魔神かもしれねえよな、とは思いました。前時代では普通の生き物だったけど過去の大炎上で環境が変わっちゃって化物になってしまったとか…
まあそのへんの話は魔神任務を進めて行ったら分かることです。ていうかフリーナが「このアクアリウムがずっとあればいいのにね、そしたら時々魚を見に来られるのに」って言ってたんですけれど、あいつメロピデ要塞に出入りできんの?!「水神を演じていた」とありましたから、ぬっさんとは確実に何等かの政治的な関係があるでしょうが、リオニキとも知り合いっぽいのか?!
あ、そうそう粗大ごみの実家に来れました。

庭園が整っているということは管理している何者かがいるはずなんですけれど、それについては触れられなかったので映像の都合だと思います。で、粗大ごみはもともとここでアラン・ギヨタンと相棒の電卓プロンニアと平和に暮らしていたようです。
あとなんかアルレッキーノが粗大ごみのノートを432さんに渡しているらしい。何が書いてあったのかはナドクライまで行ったら分かるでしょう。で、ギヨタンとルネという研究者の写真が出てきました。2人は袂を分かったけれど親しかったらしいです。

左端がギヨタンです。ルネはどれか分かりませんが、あからさまにNPCではなさそうなグラフィックをした右端の言峰綺礼みたいな雰囲気のおっさんじゃないかなと思います。で、このルネっていうのが何かやらかしたらしいんですよ。知らんけども。
そんで気になってんけど、これモンドの写真だよな…?町中の家屋と教会の鐘のところだと思うんですけれど、ギヨタンはモンド出身だった可能性もちょっとあるかもしれん。

他には特に面白いものはないですね。というか、フォンテーヌの建築様式とかをよく知らないからこれがあれっぽいとかそういうのが分からん…っていうのと、室内に鉢植えが置いてあるから絶対誰か管理してる奴が出入りしているはずなんだが…!(花瓶や鉢植えはほぼ毎日水をやらないと枯れるはずだから)

でも室内に埃は溜まっていたらしいから、やっぱりこれインテリアの雰囲気の都合であって特に気にしなくてもいいようなことなんだろうか…
機械に心はあるのかっていうのはなかなか難しい話なんですよね。人間の意識が何かっていうのも解明できてないんだからさ…!
さて粗大ごみの実家をごそごそしていますと、パズルを発見しました。粗大ごみが幼い頃に使っていたものらしいですが、どうやら粗大ごみは制作されて数ヶ月あたりで人間の中でも優秀な科学者であろうギヨタンの能力を超えたようです。つまり粗大ごみはでっかいデータバンクが入っているのではなく、経験を重ねてデータを集めて進化するタイプの機械ということです。

粗大ごみは機械修理にも詳しかったようでして、ギヨタンが加齢で動けなくなると電卓の相棒の修理もしていました。でも機械作成や仕組みについてはギヨタンを超えることはできなかったらしく、未だに自分や電卓の仕組みの全てを理解しているわけではありません。そのため死んだ電卓の相棒を修理することはできませんでした。
ちなみにこの粗大ごみが使っていたおもちゃですが、ハノイの塔と呼ばれるものでして脳科学の本とか読んでたらちょくちょく見かけることがあるかと思います。手続き記憶の検査だったかに使われるやつだったと思うんだよな。
手続き記憶というのは、繰り返すうちに手順を無意識に覚えるというタイプの記憶です。例えばチャリの乗り方って何度も練習することで無意識に覚えますよね。チャリに乗るときに「ペダルにまず足をかけて~」とか思い出してる人はいないと思います。
人間はエピソード記憶、意味記憶、手続き記憶というものを持っています。実例を思い出として保存するのがエピソード記憶、ものや挙動の名称を辞書のように覚えておくのが意味記憶、そして身体で手順を覚えるのが手続き記憶です。で、昔読んだ本に書いてあったんですが、ただデータが膨大に入ってる中を検索してくる知能<何度も試行錯誤してトライ&エラーをしてくれる知能<未来を予測してシミュレートしてくれる知能みたいな順で賢いそうです。
ハノイの塔で数ヶ月で天才科学者に勝てたというのであれば、粗大ごみは少なくとも「何度も試行錯誤してトライ&エラーをしてくれる知能」くらいの段階の賢さを有しているのだと思われます。且つ、本人が何でも一言一句覚えておける&過去の思い出をちゃんと意味づけして覚えているので、人間と同じ種類の記憶をきちんと持ちつつ、人間を上回る性能を出しています。
つまり脳の能力だけなら人間よりもよっぽど優秀であるわけですが、じゃあコイツに脳の中で生まれるとされる「心」は生成されるのか?っていう話なんでしょうね。
ちなみにこの時に粗大ごみが「暖炉に火でも入れてコーヒーでも淹れれば本当の幸せってもんでしょうね」とか言ってましたが、お前たちが害してきた人々やお前たちの国で苦しい生活を強いられている国民にも幸せな生活と思い出があったやろうけどな…って考えてしまうから、コイツに情をかける余地がないんだよな…
ここで粗大ごみは「本当の幸せ」という言葉を使いましたが、コイツの定義する幸せとは「平和な日常」なんだと思います。というより「欲しいものはないけど欲しくないものは多い」と言ってたので、「害敵が居ないこと」を幸せって呼んでたんじゃないか?
と考えると、こいつが執行官になったのは外の世界に出て何等かの敵に追われた結果、憎んだ対象の敵がたまたまファデュイだった説もありはします。例えば完全に人間には化けきれないであろう友達の電卓がフォンテーヌの法律に引っかかって解体されそうになったとかね。ただ、執行官になって自分や友達が他者に対して一切加害をしてないとは思ってないはずやから(流石にそこまでバカではないと思う)、そのあたりの考えがどうなんでしょうね。
そういえば、この家にはピアノがあったそうです。音楽と数学は理論が通じているからすぐ弾き方を覚えたと粗大ごみは言いました。音楽理論は数学理論であるというのは、実際にそういう研究や書籍が存在します。積み本してて読んでないから内容まで知らなくて申し訳ないけれど、ロジックで動く粗大ごみが音楽を得意であることはおかしなことではありません。
粗大ごみは優秀な頭脳と膨大なデータを持っています。そこから導き出した人間にとっていい感じに聞こえる音楽を理論で組み立てて作曲して寸分の間違いもなくピアノで弾いたとしましょう。でも多分、粗大ごみのことを知らない状態なら「芸術だ!」ってみんな感動するだろうけれど、後から実は粗大ごみは人工知能って聞いたら「AI生成!」って言われて叩かれると思う。後で解説しますが、心の有無ってそういうことだと思うんだよな…
話を戻しますと、そのピアノは今はもうありません。ギヨタンは音楽にさえ神経を刺激されるほど体調が悪化したらしく、やむなく捨てたそうです(何の病気だったんでしょうね)。ちなみに外の世界に出た粗大ごみは「まともなピアノはほとんどない」と言ってましたが、その理由は不明です。外のピアノの調律が良くなかったのか、ギヨタンが与えたピアノが特殊だったのか…
あ、そんでギヨタンの遺産を見つけまして、箱の中に手紙と雑貨と多次元立体数式コアというものが入っていました。これは粗大ごみと電卓しか解読できないものだそうです。
で、ギヨタンは制作した粗大ごみの写真とかも保存していたようです。ちなみに粗大ごみは作成時点であんな感じの執行官カラーをしていたようですので、これもしかしてギヨタン自体がそもそもファデュイ関係者だったのかもしれませんね。あと粗大ごみが幼き頃の日記とかも出てきたぞwww

えーと…『機械構造の難しい難題が解けた!ヤッター!私、これから自分のことを万物の理を理解するクロックワークプリンセスって呼んじゃう!』だって……ププッ
昔の黒歴史を読み上げられた粗大ごみがカチキレましたwwww

粗大ごみ、ここから必死の弁明です!

読むな、お前ら!!てかこれ捨てたはずなのになんで?!
どうやら飼い主のギヨタンがゴミ箱から拾ってきたらしいですね。ここで粗大ごみ、なんと自分の黒歴史を友達の電卓になすろうとしますwww

ワタシが書いたんじゃないわよ!プロンニア(友達の電卓)じゃないの?!

多分せやな!クロッワークプリンセスの言う通りやと思う!
てか気になったけど、これ粗大ごみってかなり複雑な機械ですね?!制作直後の精神がだいぶ純真めで幼く作ってあって、そこから周囲の環境に合わせて性格(言動)が変わってるでしょう、これ。つまり粗大ごみの当たりの強い性格はファデュイ内部で形成されたものの可能性が高いです。ということは、ファデュイから外れて別の国とかでスローライフしたら性格に大きな差が出る可能性もあるのか…

さて粗大ごみをおちょくったところで遺産とやらを開封です。
ギヨタンはかつて粗大ごみに「願い」を尋ねたそうです。遺産はそれに関わるもののようですね。具体的には粗大ごみが自分の心の中のエラー(別人格)と向き合うための数式らしいんですが、なんか魂に関係することらしいよ。
ギヨタンは人間には2度の誕生があり、それを自然の誕生と魂の誕生であると定義しています。「世界から与えられた命と自分が選んだ命の間には、自我を認識するための儀式があるべき」という話だそうです。偶然発生した生命が何となく本能で生きていくこととは別に「意識的に自分の命の意義を選択する」というのが魂を認識する過程らしい。つまり生きる意味を求めるってことやな。なんか人生の2度目の誕生って神の目をもらった時と関係してそうな気はする。
ギヨタン本人は粗大ごみを作品とか機械だとは思っておらず、人間のように心とか魂があるはずと思っていたそうです。「人の脳は極めて精巧な機械に過ぎず、思考はその演算の産物」という理論がテイワットにもあるそうですが、天才のギヨタンを以てしても心の構造は複雑でした。そして理性的理論と感性的な感情がぶつかってできる産物が魂という結論に至ったようです。つまり頭で考える理性と感情で動く情動を持ちうる人間が「本当の最善のため何を選択するのか」という局面に立たされた時に出てくる自我のことみたいな話でしょう。
で、粗大ごみのエラーについてなんですけれど、粗大ごみの演算レベルは「意識をうみだし、理性的な理論を生成するのに十分」だそうです。意識って現代でも未だにどうやって生成されているか不明なんですけれど、ギヨタンのいう意識とはデータを元にある程度主体性を持った選択ができる知能とかそのへんの話のことでしょう。しかし、粗大ごみは合理的判断に相反する「感情」を感じ取ってしまいます。
この「感情」がどの範囲のことまで示すかは分からないんですけれど、粗大ごみが感情を感じ取ってしまうのは高性能であるが故の極端な空気読み能力が起因で発生したんじゃないかな?今まで粗大ごみは周囲の人間の表情筋とか言動とかのデータを収集し、その場での適切な表情や行動が何なのかを読み取っていたであろうと思います。こういう機能があいつにそもそも搭載されてる感情モジュールじゃないかな(感情モジュールは本当の感情ではないとギヨタンが言っている)。
例えば粗大ごみがうまい棒をコロンビーナに渡したとしましょう。コロンビーナは「喜んだ」表情をし、そしてコロンビーナは粗大ごみを「友達」と呼んで例の腹パンをしたとします。故郷も種族も違う粗大ごみにとって異郷で徒党を組むことは有利なはずです。且つ、友好関係から互酬関係が発生するでしょうから粗大ごみは何等かの得をするようになります。ならば友好的な個体には「喜ぶ」ことをしてやった方が合理的です。多分初期のきっかけはここだと思うんだよな。
ですがそこに深入りすると、コロンビーナという個体が「喜ぶ」ことはその個体のコンディションに何等かの影響を与えていることに気付くと思います。人間の感情もとい喜怒哀楽は個体のコンディションの調整に関わってるというのが自論なんですが、つまり感情って自分自身のメンタルを大事にしてあげるっていう機能だと思うんですね。
そんで粗大ごみはギヨタンから「君に心(メンタル)はあるはずだよ」と定義されてます。ならば相手の感情に反応して鏡のように適切な行動を返していた粗大ごみは、いつしか「自分」にその鏡を向けるようになると思います。つまり高性能であるが故に相手の感情を汲もうと空気読みを繰り返すうちに自分の意識(主体性のある知能)にも対外的な感情モジュールとは別で己の心とやらを支えるための感情というものが発生しているはずと判断してしまうんじゃないか?
要は「心があると定義された自分も周囲の人々のような合理的ではない感情的挙動をする可能性がある、あるいは心があるのであればそうするべき」という前提がある上で、主体性のある知能に無意識に周囲から学んだ感情のデータが蓄積されて己の振る舞いとしてインプットされたんだと思う。そして「心を持つ個体として必要である」からと蓄積された感情のデータは当然理性的ではないので、それを元に何か行動しようとすると粗大ごみに元々備わっている理性的な挙動に反します。
制作者から「心がある」と定義されているから、理論上は「心がある個体」と同じようなことをすれば適切な振る舞いで過ごせるはずです。でも粗大ごみって肉盾になってくれましたよね。自分の機能停止に繋がるようなことをするのって絶対適切ではないはずなのに。でもその場の粗大ごみはそれが適切だと判断したわけです。
つまり今回、感情と理論が矛盾している中で自己保守できないほど感情の方が勝ってしまいました。自分から機能停止するって本末転倒のはずなんだよな。だからそれが深刻なエラーとして粗大ごみの電脳に認識されてるんじゃなかろうか。ですが、それは「本当の最善のため何を選択するのか」という局面に立たされた時に出てくる自我、つまりギヨタンが言う魂が発現したということの可能性があります。
ちなみにこのエラー(おそらく集積された感情が粗大ごみ用にインプットしなおされたもの)が粗大ごみの別人格として発現しています。ギヨタンの作った数式(魔法)の空間の中で粗大ごみはそのもう1人の粗大ごみと対峙しました。
あいつに心があるかどうかは、観測する人間側の問題ではあるんだよなあ…
さてどこで別人格と対峙したかという話なんですが、ギヨタンの遺したなんちゃら多次元コアの作る空間の中で会いました。どうやら数秘配列という術式で粗大ごみの心のエラーをリアルタイムで見せてくれるものらしいんですね。てか魔術や秘術(ナタの呪術)も機械の数理と同じで世界の法則らしいよ。
そしてこの術式は、粗大ゴミが自分の魂の形を見極めるためのものでして、「自分の心の形を知ってこそ守れる」とギヨタンは言い遺したようです。で、説明を聞くとどうやら積み上げてきた過去の中に感情という矛盾が溜まってしまっており、論理アルゴリズムに抑圧された感情の産物が今回の「エラー」だそうです。

でもここで人生の2度目の誕生をしようとしてる、とアナウンスが入ったので先述の肉盾になった瞬間は魂の誕生の瞬間ではなかったぽいです。そこと違うんかい!
で、粗大ごみは作成時からこのボディで既に高度な知能が備わっていました。ギヨタンは「ノートに大事と思うことを書いてくれ」と言って渡します。おそらくこの人工知能が何を重要視するか知りたかったのでしょう。それを「魂の模写」と呼んでいました。そしてここで「記録を通じて魂に成長する方向を示す」という話をします。つまりプロンプトの方向性の話でしょうか。多分だけど日記を記録させることで粗大ごみの個性、感情を観測しようとした可能性はあります。ていうか、記録は確かイスタロトもしてましたね。もしかすると世界が燃える度に記録して「いい魂」とやらをコレクションしようとしているみたいな話なのかもしれんな…
ちなみに粗大ごみは味覚や嗅覚、触覚の機能がついています。つけたのは人生を楽しんで欲しいからという理由らしいんですが、味覚、嗅覚は世界観に深い関係がある話なんだよな…。でもそれ関係なかったとして、感覚器で世界を読み取るのは重要です。世界が観測できないとそもそも自我も形成できないしな(いい匂いとか嫌な味とか単純な好き嫌いは個性や感情の中でも最も基礎的なもの)。
そしてギヨタンは「忘却と保存の中で人間はどういう人間になるか決める」という話をしました。情報の取捨選択の話だと思いますが、これは「将来の取捨選択」というのに繋がる話だと思います。税理士になりたいから税務の情報をインプットし、プロサーファーになる夢はやめとこ!みたいな。
まあそれで当時の粗大ごみはガーデニングと家事と読書とギヨタンの話し相手を平和にしていたんですけれど、ギヨタンの寿命がきてしまいましてファデュイに入りました。そしてギヨタンから学んだらしいティータイムを真似て茶会という習慣を持つようになり、そこに執行官が集まっていたそうです。

ですが、客の椅子が6つしかないんですよね。あいつら11人いるはずなのに。つまり粗大ごみの友達は6人、その内訳はおそらくタルタル、カピターノ(隊長)、BUSU、アルレッキーノ、コロンビーナまでは判明しています。あと1人は分からん。ロザリンって名前が後で出たからそいつかな?
そんでここでアルレッキーノが執行官であると確定したので、こいつを慕う養子か何かのフレミネとその友達であろうリネット兄妹は敵であろうと発覚しました。多分フォンテーヌでやり合う感じだよな?で、現時点では432さんはそのうちの誰も殺害してないっぽいです。和解したのか見逃したのかは分からん。
そんで粗大ごみの茶会なんですけれど、「みんないなくなった」と言ってました。これは単純に粗大ごみと仲が悪くなってしまったのか、どこかに離反したのか、死んだのか、ってとこでしょうね。ちなみに今、スネージナヤの魔神任務が開始されてて表紙の画像は見たんだけど、カピターノとBUSUはいなかったからこいつらは432さんが駆除できた可能性があります。あるいはファデュイを辞めて2人で農村に行ってスローライフしている可能性もあります。
そんでコロンビーナはナドクライで粗大ごみと対峙していたようです。コロンビーナは粗大ごみの他に「アルレッキーノとロザリンと過ごしたのはいい思い出」と言ってました。で、コロンビーナはファデュイに残ると消えることになってしまうので、しゃーなしで離脱したっぽいですね。地元民のためとかとちゃうんかい!そんで粗大ごみは「ワタシが大切にしているものは1つまた1つと離れていってしまう、不公平」と言います。何と比べて不公平なのかは不明です。
粗大ごみのエラーは「人生は喪失と別れの連続でその中で世界との関わり方を学んで新しい何かを得ている」と言いましたが、粗大ごみ本人は「失うのなら最初からなかった方がまし、いっそ全部消えた方が」ということを言います。この意見は蛍ちゃんとか女皇のものの考え方かもねって昔に予想したものですね。
ていうか失う苦しみを味わいたくないって言うけど、お前らが危害を加えておそらく殺傷してきたであろう人々もそう思ってたんですけれどね…って思うとやっぱりこいつらってどんなに辛い過去があったとしても同情の余地がないんよな。しかも粗大ごみってBUSUより上位だからまあまあの数の人間を殺傷したり危害を加えている可能性が高いのに、そのことには一切触れないし後悔している様子もないし…
まあそんで粗大ごみの感情モジュールは完璧だったけどたまに出てくる弱音のようなものを圧殺していたみたいな話が出ました。この感情モジュールもどういうものなのかさっぱりですが、とりあえず粗大ごみのエラーは修正されました。ピッ◯ロさんとネ◯ルさんが同化して戦闘力が上がった感じです。
てか粗大ごみに心があるのか否かって話があったじゃないですか。それに関して昔、面白い話を聞いたことがあります。人間は確かに見方によっては精巧な機械と変わらないとも言えるんですけれど、機械には絶対にない特徴がありまして、それが「生身の人間である」という価値なんです。
例えばAIの描いた絵と、人間の描いた絵で、物理的に全く同じものがあったとするじゃないですか。でも人間の描いたものの方が価値があるように見える人が多いと思います。それが何故かという理由として「人間は有限な存在だから」っていう説があります。つまり有限な存在が時間と労力を使ったことに対する生命への賛美があるんです。
生身の人間が残りの寿命を削ったという尊さですよね。自分と同じ尊厳ある生命が努力して寿命を削ったということに対して価値を感じるんです。しかしAIはどうでしょうか。適切な技能がないとかではなく、人間とは違ってほぼ無限の存在ですよね。だから何百枚もの美しい絵を出力してきたとしても、そこに有限な存在であるがゆえの価値がないんです。しかも学習元は苦労して絵を描いた人間の作品です…
先述しましたが、粗大ごみが作曲して弾いた音楽は粗大ごみがアンドロイドだとバレた瞬間に価値が変わります。赤ちゃん時代がなくて生まれながらに人間を超えるほどの能力を有していたということは、どこかから取ってきた元データがあるはずですよね。っていうのと、努力して言語や音楽の勉強をしたんじゃなくて容易く作曲の理論を理解できる人工頭脳がそもそも入ってたんです。それを作ったギヨタンはすごい創造主でしょうけれど、じゃあその人工頭脳自体は機械的な処理をしているだけなのに芸術を創り出す「人としての心」があるといえるのか?って話になる。
「物事の結果を観測して理由付けをする→それが意識や心と呼ばれる」みたいな有名な話がありますが、粗大ごみの性能ならそれは十分にできると思う。でも粗大ごみが出力したものを「心」として認めるのか、色んな感情データを摂取して周囲環境に合わせて試行錯誤して自分なりの感情というものを得たであろう粗大ごみには人間と同じ心があるかどうかって、粗大ごみ自身の問題じゃなくて周囲の人間がどう観測するかって話なんだよな。
実は粗大ごみの心の有無の話で一発で分かりやすい例があります。粗大ごみと旅をして何らかの親交を築いた僕の友人カニ味噌さんは、ガチャも引いてマルチでめっちゃ見せびらかすほど奴のことが好きです。当然、「サンドローネには人間と同じ心があるよ!」と言うでしょう。ところが、何の親交もなくナチュラルに敵勢力のアンドロイドという情報しか知らない僕は同じ考えに至りません。粗大ごみとか呼んでるしな!
つまり粗大ごみについては先述のとおり「制作者が『君には心がある』というふわっとした定義を電脳につけてしまったため、それを証明するために無意識に周囲環境から拾ってきた感情という人間の不合理さをインプットしてしまううちにバグったんやな、コイツ…それを心と呼ぶならそうかもしれんけど」みたいな印象を受けているわけです。
何故なら仲間なんて思ってないし、種族というか生命としてのあり方が違いすぎる金属でできたアンドロイドとしか現時点で観測できないからです。でも例えば敵のタルタルに息子がいたとするじゃないですか、1−2歳の。その子供とは何の意思疎通もできんし、多分敵にしかならんし、親父を殺せば殺し合いになると思うけど、その子に心はあると思うわけです。1-2歳の幼児よりも粗大ごみの方が振る舞いは人間らしいはずなのに、おかしな話ですよね?
つまり出力された感情云々以前に種族の壁があるんです。タルタルの息子は(おそらく)種族が人間だから、意思疎通できなくても人間である自分と同じように心があるって自然と思うわけですね。しかし人間はそもそも「脳は精密機械と大差ない」という説すらもあるような生き物です。だから人間ではない状態で「人間の心がある」って証明するのはすっげぇ難しいんですよね。
アンドロイドの研究してる石黒浩先生っていうすごい有名な研究者の先生がいるんですけれど、その先生の本で「心の有無」についての話があったと思うので興味があったら読んでみてね。その話してたら長くなるからここではもうしないけど…!
↓多分この本だったと思う。違ったらスマン。
さて話が長くなってしまいましたが、粗大ごみの実家にはこんな図解がありました。

どっかで見たような気もするんだけど、これ何の装置だったんだろうね…といったところでまだまだこのイベント続きます。多分次当たりでシナリオライターに文句吐いて終わるんじゃねーかなと思います!
次回をお楽しみに!
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