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『スーパーサイヤ人だ孫悟空』感想レビュー※ネタバレ注意

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映画情報

邦題:ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空
原題:ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空
公開年及び国:日本(1991年)
上映時間:50分
監督:橋本光夫

<キャスト>
孫悟空・孫悟飯:野沢雅子
ピッコロ:古川登志夫
ブルマ:鶴ひろみ
クリリン:田中真弓
チチ:荘真由美
アンギラ:難波圭一
ゼエウン:戸谷公次
ドロダボ:郷里大輔
メダマッチャ:堀之紀
スラッグ:屋良有作

<概要>
突如として地球に襲来した魔王、スラッグ。圧倒的な科学力と戦力で地球を侵略し、さらにはドラゴンボールで若返ってパワーアップまでしてしまう。ところが、この魔王の意外な正体が発覚し、悟空は勝機を見出したのであった。

こんな人にはおすすめ!&おすすめしない!

<こんな人におすすめ>
・アクションや戦いが観たい
・ドラゴンボールが好き、ピッコロや神様が好き
・原作にないストーリーを観たい

<こんな人にはおすすめしない>
・昔の映画の演出技術の低さが苦手
・ベジータ等のレギュラーが欠けると嫌
・原作にない設定が嫌い

評価

【個人的な評価】

ストーリー
★★★★☆☆☆☆☆☆

画面映え
★★★★☆☆☆☆☆☆

ユニーク
★★★★★★☆☆☆☆

悪のナメック星人という驚きのボスが登場。また、敵が数人の一味ではなく軍団規模で地球を滅ぼそうとするスケールの大きさもあります。そのわりにメインの戦闘員は悟空とピッコロくらいなので、バトルシーンが多くてかっこいいですよ!

【ネットなどでのおおよその評判】

ピッコロがかっこいい
・スラッグは有名なボスキャラ
・敵の規模が軍団になりSF感がある


・スーパーサイヤ人出ないのかよ!
・敵の手下やクリリンが雑魚すぎて微妙
・ストーリーが簡潔すぎる

題名にスーパーサイヤ人とあるのに、スーパーサイヤ人は出てこないというクレームが散見されます。しかし、善人の多いナメック星人の中で唯一の悪人、スラッグの印象は大きいですね。

あらすじ

いきなり地球に大船団を乗りつけ、地球を支配すると宣言した悪の王スラッグ。あっという間にドラゴンボールを集めて若返り、さらに驚異的なパワーを手にしてしまいます。なんと地球を自らのクルーザー(乗り物)にするため日光を遮断し、星そのものを寒冷化させて滅ぼそうとするのです。スラッグに悟空、ピッコロ、悟飯が立ち向かいますが、フリーザをも上回る圧倒的なパワーに成す術がありません。そんな中、スラッグの意外な弱点が判明します。

見どころ① ナメック星人の苦手なものが判明

ナメック星人というと、長命で生命力も戦闘力も高く、水だけで生き延びられ、精神性は穏やか。ドラゴンボールを作る技術力もあいまってなかなかに強い種族だと思うのですが、弱点があったことが初めて判明します。

それが地球人の吹く口笛だったんですね。もうどのくらいヤバイ威力かというと、これを聴き続けてしまったらピッコロほどの強いナメック星人でもピヨピヨになります。ピヨピヨです。幸い、映画の中では醜態をさらしていませんけれど、ピッコロってキャラソンがありまして、それによるとピヨコが見えてしまって精神崩壊してしまっているんですよね。

↓どのくらいピヨピヨになるかはこちらの歌詞を参考。

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そういえばスラッグって宇宙船の中でサプリメントみたいなもの食べていたんですが、仙豆とか錠剤ならナメック星人でも消化できるんですね。あと、神様もですが、ナメック星人は生得的にドラゴンボールのことを知っているみたいです。ほんとに不思議な種族ですね。

ところで気になったのですが、日光を嫌う魔族を従えたスラッグが地球を気に入ったということは、ナメック星人って自然が好きなわけじゃないですか。それはいいんです。でもお前ら真水しか飲めんのに、こんな70%が海水の星ほんとにいるんか…?ちなみに、エンディングではピッコロさん、水を飲んでいるんですけどお上品に手ですくって飲んでいました。

見どころ② 悟空とピッコロの熱い共闘

地球規模の大ピンチのわりに戦闘員が悟空とピッコロしかいないため、2人の活躍ぶりがクローズアップされるのがこの映画のいいところです。敵はいまいち個性に欠けますが、数が多いのでバトルも多様ですよ。特に、普段はそんなにバトルで大活躍するわけではないピッコロの戦いがしっかり長いのはいいですね。町中ということもあって、なかなかかっこいい戦いをします。

あと、大苦戦してやられそうになった時、悟空がピッコロから気をもらうんですが、このときに呼び方が孫から悟空に変わるんです。原作とかではいつの間にか変わっていた感じですが、孫から悟空に変わる瞬間というのを目の当たりにできるんですよ!

さらにその後の悟空快進撃では、悟空とピッコロさんのシルエットが重なるという胸熱な演出が。この2人、いつのまにか親しくなってしまっててこういう激熱な友情シーンがなかったからすごくいいんですよね。

感想

悟飯がドラゴンを口笛で手名付けてピッコロさんに見せに行くところから物語は始まります。口笛の気持ちっていう有名な曲らしいです。可愛い感じの曲ですが、結構尺がありますので苦手な方はすっ飛ばしてしまいましょう。

で、ピッコロさんはそれを聞いて「やめろ!」と大激怒。ぜーぜーいうレベルだから、マジでやばいんでしょう。上記の通り、聞き続けていれば精神崩壊してピヨコが見えてしまいますからね。

一方、都市部では突如として変なデススターみたいなものが地球に着陸、ストームトルーパーみたいなのがわらわら出てきます(これ全部魔族だそうです)。地球のピンチには悟空とクリリンで対応しようとしていたようですので、ピッコロさん呼ばなかったみたいですね。そのくらいの距離感なのでしょう。でも天津飯とか呼んだらええやんけ…何故映画では天津飯を呼ばないのか。

で、宇宙船はスラッグというやばい王が乗っていました。ピッコロ大魔王と一緒で地球を支配するだの言い出します。このスラッグ、実は突然変異のナメック星人で大悪党です。でもこいつら、セオリーな悪役と違って飲食物にも貴金属にも女にも興味ないのに、地球支配して楽しいんか…?ピッコロ大魔王の頃から、本当にそれが謎ではあります。

そしてあっという間にドラゴンボールを集められて若返りをされてしまいます。地球に人工の雲をかけて日光を遮断し、寒冷化させてしまいましたので、ほっといたら人間もとい生物は死滅します。昔の映画でここまでのピンチってなかなか珍しい気がします。大体は小規模な悪党一味との対決なのに。

悟飯が乗り込んで敵を倒そうとしていると、ピッコロさんが助けてくれました。登場もかっこいいし、かなり余裕をもって敵を倒しているのでいいですね!トリッキーな戦い方やダークヒーロー感のある演出があるんです。そしてピッコロさんが悟飯をかばってやられるという流れになるのですが、頭のターバンだけ取れちゃうという珍しい状態になるので、ナメック星人感が強いです。悟飯を抱えて失神してしまっているところが、ネイルさん感がありますね。

ところでスラッグって、フリーザより強いらしいんです。ということは、時系列はフリーザ戦の後なのでしょうか。そして、なんとスラッグはサイヤ人を知っています。ということは、倒したことあるってことですよね…

スラッグの外見ですが、超のピリナに激似です。超でサオネルとピリナが出てきた時、ピリナはスラッグの別宇宙での姿ではないかみたいな噂あったんですよね。外見はスラッグの影響絶対受けてると思いますので(あそこまでマッチョなナメック星人は原作にいなかったと思います)、そういう意味でも印象深いキャラだと思います。

さてそんなスラッグもピッコロさん同様口笛が駄目ですので、そこをつかれてやられてしまいました。でも、やっぱり戦闘のメインはピッコロさんからパワーを託された悟空のラッシュです。上記の通り、孫呼びが悟空呼びになる瞬間、そして悟空が攻撃して雄叫び上げる度にピッコロさんの幻影が重なるとという、熱き友情バトルなんですよね!悟空が誰かの影を背負って戦うのって滅多にないのでほんとに貴重。

そういえばこの前TVアニメ観てて知ったんですが、大魔王が吐き出したピッコロさんの卵って、アニメでは桃太郎のように子供のない老夫婦のところに流れ着いて拾われているんですよ。これ平和に桃太郎みたいになっていたらどうなったんだろう。悟空みたいに頭とか打ってさ。

世間でピッコロ大魔王とかいうのがいてね~とかいう話をじいちゃんばあちゃんから聞いて、「もしそんなのが出てきても、俺が倒してやるぜ婆ちゃん!」とか言うてたらめちゃくちゃ笑える。

その他、ピッコロさんが出る映画とか

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