焼いたパイナップルってうまいんだよ!ホントなんだよ!信じてくれよおぉ!
もう9月終わろうとしてんのに全然暑さが引かないですね。ゴリラが居住しているのは南方のド田舎ですから、なおさらです。でもスーパーの果物売り場の顔ぶれが若干変わってきてますから、ちょっと季節を感じるかもしれない。
そんでこれちょっと夏頃の話になってしまうんですけれど、実は今年、パイナップルを買ったんですよ。というか、ほぼ毎年買っております。
パイナップルは生でも食えるし、凍らせてもいいし、チョコパインにしてもいいし、フルーツポンチに入れてもいい…!つまりスイーツとして優秀なフルーツなんですけれど、実はおかずとしても活躍できます。
ハワイアンな炒め物とかにするのもいいんですけれど、自分はパイナップルが入ってるハンバーガーが大好きです。今年はロッテリアとバーガーキングで出ましたね。毎年パイナップルバーガーは絶対買ってるんですけれど、ほんと美味いんですよ!
この話をすると高確率で「酢豚にパイナップルをいれる奴は死」という派閥と衝突するんですけれど、パイナップルハンバーガーはマジでうまいから信じて欲しい。
そんなわけでパイナップルハンバーガーを作ろうぜ!と思っていたのですが、実は今年の夏が悪夢のように忙しくてちょっとのんびりバーガーにパイナップルを挟んでいる暇がなかったんです。ですが、せっかく買ったパイナップルです。
パイナップルの焼きタルトを作っちゃおうぜ!!ということになりました。前々から愛用しているこちらのタルト本なんですけれど、これにパイナップルのタルトが紹介されているんですよ!
こちらの本で今まで色んなタルトを作ってきましたが、パイナップルは初挑戦です。しかもフルーツケーキに混ぜ込んで焼くとかそういう話じゃなくて、ダイレクトにパイナップルがオーブンで炙られるわけですからね。これは楽しみすぎるぅ!
パイナップルは焼くとうまいんじゃ…!本当なんじゃ…!
パイナップルの芯まで食べちゃう野生のゴリラだからこれで無問題
さて、そんなわけでパイナップルのタルトを作るために、早速パイナップルをバラしていきましょうか!今回のパイナップルはごく普通の一般的な300円くらいのパイナップルです。
パイナップルもいいやつは1000円くらいするやつありますからね!ちなみに調べてみたところ、最上級と言われているパイナップルはゴールドバレルという品種で1玉5000円~7000円くらいするそうです。す、すげえ…!そんな高級品、イオンにだって売ってないぞ!イオンに売ってないものはどこにも売ってないからな、この田舎は。
そんな一生に1回食えるか食えないかのパイナップルはさておき、パイナップルの頭をズバー!と刎ねてみました。こんな感じです。
さらにコイツの外皮をスパスパー!と切り飛ばしますと、こんな感じで悪魔の実みたいな様相になってきます。いつかこれを棒にぶっ刺して巨大パイナップル飴とか作りたいよな。
そんでこの悪魔の実をバラバラバラと三角柱にしていきます。この時、本来であればパイナップルの芯の部分を取り除くのが一般的だと思うのですが、フツーに芯も食べれるので食べてしまいます。
最近はパイナップルの芯だけ砂糖漬けのドライフルーツにした商品もありますよね。あれうまいよ。作業してる時にボリボリムシャムシャ食べてるんですけれど、すっげえ食物繊維感じる触感してて楽しい。
とりあえずパイナップルは三角にスライスしてみました!でもあとから思ったんですけれど、これタルトがめっちゃ切り分けにくくなるので、よく見る円形のパイナップルにした方が良かったかもしれん。
これでもかというほど南国フルーツを突っ込んだタルトだよ★
今回のタルトはダマンドに混ぜものがあります。いつもは紅茶やほうじ茶などの香りのいいお茶っ葉を入れているんですけれど、なんとパイナップルタルトはココナッツをいれるんですね!
絶対うまいやんけ!とワクワクしていたのですが、残念ながら凡ミスしてココナッツチップを買ってくるの忘れるというヘマをやらかしてしまいました。仕方ないので、ここは偶然棚に入っていたトロピカルフルーツのドライフルーツ(マンゴーやパッションフルーツ)をぶち込んでおきましょう!
これダマンドに入れる混ぜものにしては結構サイズあるんだけれど、大丈夫かなあ…!
でもそんなことは焼いてみれば分かることです!あとは存分にパイナップルを敷き詰め…
ぎゅぎゅっとまとめたらOK!結構いかつい外見になりましたね。
柑橘類の焼きタルトをすると結構フルーツが縮んでしまうのでいつも多めに入れるんですけれど、現時点でパイナップルがどれくらい縮むか不明であったため、とりあえず詰められるだけ詰めてみました。
パイナップルの焼きタルトって、マジでどんなのなんだろうな…!
結構いい感じ!パイナップルの焼きタルト!
それではパイナップルタルトの焼き上がりを見ていきましょう。こんな感じです!
焼き上がりのパイナップルの香りすごいよこれ!
パイナップルの焼き菓子作るの初めてだったんですけれど、こんな感じになるんですね…!想定外にパイナップルが強くてびっくりです。ほっこり焼けたパイナップルの香りがまたいいんだよな~!
そしてお味の方なんですけれど…
めっちゃジューシーなパイナップル感じるううぅぅぅ!!
実はこのパイナップル、生の段階で1度確認したところまあまあ酸っぱめのパイナップルだったんです。でも、焼いたことによって甘みが増しましたね!ちょうどいい甘酸っぱさになった感じで、じゅわっと果汁が溢れ出します。もっと熟した甘いパイナップルでやったら、もっと優しい甘さになったと思いますよ!
また、このタルトは缶詰で作っても全然OKの気がします。歯ごたえ重視なら生パイナップル、ジューシー重視なら缶詰でもいいかもしれません。
ちなみに結構テキトーこいたダマンドですが、パイナップル果汁が染みているのか、柔らかくなったドライフルーツが原因なのか、めっちゃフルーティーになっていました。ドライフルーツはしょきしょきとほどよい歯ごたえになり、パイナップルとは違うトロピカルな風味を出してましたね。タルト生地と一緒に食べれば、ドライフルーツクッキーのような味わいです。
初パイナップルタルトでしたが、これはなかなか素敵なタルトでしたよ!次回作る時にはダマンドにココナッツをきちんと入れたレシピで作ってみたいですね。多分、今回とはまた違う雰囲気になると思います。
やっぱりパイナップルは加熱しても美味しいって!!!
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