まずはこれを見ていただきたい。何だと思いますか。
ズッキーニではない。「ズッキーニの花」である。
ちょっと前(初夏くらい?)の話になるんですが、ズッキーニの花という野菜が売っているのを見つけた時の話です。
初めて見ましたが、エディブルフラワーと違って飾りつけ用ではなく、がっつり食べる用の花なんです。「花が食べられるなんて、めちゃくちゃファンタジー! 妖精みたい! おしゃれ女子やんけ!」と思って何も考えずにあっさり即買いしまして。
因みに飾りつけ用で有名なエディブルフラワーは↓です。
この量で大体100円くらい。クッキーに練りこんだり、ケーキに乗せたりすることが多いそうで、おしゃれ料理女子とかいう筆者とは対極の位置にいる存在がよく使うものらしい。知らんがな。
ズッキーニの花を調理しよう!
ズッキーニ本体ですが、花に栄養を取られてしまっているのか通常のものよりも一回りほど小さいサイズでした(味は別に通常のものとそう変わらない)。ところでこのズッキーニの花、あんまり出回らない貴重なものだそうです。値段はズッキーニよりやや高いくらい。多分、ズッキーニよりも日持ちしない上に需要がそうそうないからだろうなと思います。
花がくるくるっと巻いているので、これをそっと開いて中の花粉をもぎ取り、洗います。と言っても流水で洗うと花が千切れることがあるそうなので、水に浸してしゃばしゃばーと洗いました。ブロッコリーの洗い方に似ている感じですね。
↓あとはこちらのレシピを参考にハンバーグを作ります。
簡潔に言うと、ハンバーグのたねを作って花の中に入れて焼くみたいな話です。
すごいおしゃれなハンバーグになった…
途中経過の写真を撮るのをすっかり忘れてしまっていたもとい、ハンバーグのたねで手がベットベトで撮影どころじゃなかったので、まずはハンバーグ成形直後の写真をご覧ください。
なんかもうすでにおしゃれ感漂ってないか?!
ミンチとズッキーニとチーズが入ったハンバーグのたねを花で包んだものです。これをオーブンで焼き、ソースを掛けたら完成するわけですね。それがこちら。
テキト―に花載せたら、やたらめっぽう華やかなハンバーグになった!
味はめちゃくちゃ美味しかったです。ただ、ハンバーグのソースが濃かったのであんまり花の味はしなかったのですが、なんとなく甘味がある気配がしました。それでもお花を食べているというファンタジー感がたまらない。
他には揚物にして食べる方法だとか、スープにするという方法もあるそうですね。今年はもう出回りの時期は過ぎてしまっていると思いますが、来年出くわした際には天ぷらにでもしようと思います。
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