トーク力をガイアさんに全振りした男世帯!次のガチャでは陽気な感じの正統派爽やか系男子をお願いします!
前回はリサさんと一緒に遺跡の電源をオフにし、風魔龍をとりま追っ払うことに成功いたしました。ところが冒険者ランクというものを上げないと魔神任務の続きができないということが発覚。
レベル上げついでにガイアさんからのお仕事でも受けちゃうか!というところです。ちな久しぶりにメールを開けてみたら、なんか早柚っていう人からお手紙が来ていました。
要約すると、「目を開けたまま寝たいけどうまくいかない…せや!瞼に目を描いたらええんや!でも自分では書けへんからお前ちょっと描きに来てくれや!」というあからさまなおバカさんのようなんですけれど、一緒にいて楽しそうな感じはするよな早柚。多分どっかで会えるイベントキャラなんでしょうね。
ところでこちらを見てくださいよ。ケンタッキーでもらった翼です!
これめちゃくちゃカッコよくない?!
やっぱケンタッキーって最高だわ…今後もコラボがある度にどんどん鶏肉を食っていくことにしましょう!ちな432さんが今まで使っていた青いやつはガイアさんにお下がりとなりました。理由は、1番色が似合いそうだからです。
ところで空を飛んだ状態から攻撃ボタンを押すと落下致命みたいなのができるらしいです。なるほどな。使えるかどうかはともかく、覚えるだけ覚えておこう。
あと、図鑑というところで本が読めるということが分かりましたので、重要そうなものだけいくつか読んでおきました。確かリサさんからモンドの歴史に関わる重要な本を預かったはずなんだよな。風魔龍がどうしてモンドを恨んでいるか、みたいな話があるはず。
でもあちこちで本を拾ってしまっていたため、どれがリサさんからもらった本か分からんぞ…!
とりあえず大事そうなやつだけピックアップ!
『モンドタワー』
モンドは平民が虐げられていた貴族政治の頃、広場に塔が建てられた。バルバトスを祀るという名目であったが、実は貴族の権力誇示のためのものである。
モンドの信仰は「自分の愛を探し、自由になる」であるが、当時は傀儡化していた教会の方針で正しい信仰が尊ばれていなかった。貧富の差や魔竜の災厄で社会が不安定になっており、魔神からの天罰を避けるため禁欲を唱え、聖歌以外の演奏を禁じていたのである。
そんな中、あるバドルドー祭のとき、異国の美しい歌手イネスが塔の上に立った。彼女は善良で、稼ぎのすべてを貧民に配るような少女であった。
しかし、大主教は反感を覚えた。
イネスが教会しかしてはならない貧民への施しを勝手に行ったこと。彼女が教会の方針に反する歌手であること。そして僧侶であるにもかかわらずそんな彼女に一目惚れしてしまった自分に気付いた大主教は、恥ずかしいと思うと同時に腹を立てていた。
大主教はイネスを魔女だと考え、彼女を誘拐して監禁し神明裁判を行おうとした。しかし、彼女は「バドルドーを投げる少女」に選ばれている。その役割の少女は3日間貴族の宮殿で働くことになっているので、隙がない。大主教は養子オクダヴィを使って彼女を誘拐することにした。
オクダヴィは幼年の頃に不吉の兆しがあるとして迫害された気の毒な生い立ちであったが、大主教に養育されたという過去があるため純真に大主教を信じた。彼は宮殿へと侵入することに成功。しかし泣いているイネスを発見した彼はショックを受けてしまい、呆然とした。それを、警護のものに見つかってしまう。
バドルドー祭が何かは分からないのですが、このイネスちゃんという子が過去の貴族政権下のモンドに何かしらの影響を与えたようです。後述のヴァネッサ伝説の時には塔が消し飛んでいるはずなので、モンド解放の英雄ヴァネッサよりも前の時代の人だと思われます。
『ヴァネッサの物語』
ヴァネッサは奴隷身分であったが、信仰に敬虔であった。
その祈りにバルバトスは応え、少女の前に現れた。
少女は魔竜を倒した結果、貴族を制した。
どうやら神人ヴァネッサ様は軍を率いて地道に貴族を倒したとかではなく、バルバトスに気に入られて力を得たようです。そして、魔竜を倒して実権を獲得しました。この魔竜なんですけれど、風魔龍のことではなく、別のドラゴンのようです。なんかちょいちょい色んなドラゴンに襲われてる地域っぽいんですよね、モンド。
『森の風』
北風騎士「狼」、蒲公英(獅牙)騎士「獅子」(多分ヴァネッサのこと)、西風騎士団の「鷹」、そしてトワリンは四風守護。
獅牙騎士がモンドを解放し、西風騎士団ができた。そこに北風騎士が入った感じ。
100年前、世は混乱状態になっていたがヴァネッサの後継が出ず、騎士団は毒龍「ドゥリン」に苦戦していた。しかしトワリンを召喚することに成功すると、相打ちで決着がつく。人々はトワリンの加護に感謝したが、長い年月のうちに信仰は薄れ、神殿は荒れ放題になった。
風魔龍がトワリンであると判明した頃には、もう和解できないレベルになっていた。
100年の眠りから目覚めたトワリンは町の裏切りを感じているだろう。
四風守護というのは全部がドラゴンのようなモンスター系ではないかもしれません。獅子はヴァネッサのこと、鷹は騎士団のこと、龍はトワリンのこと。英雄と騎士団と守護神みたいな感じです。ただ気になるのは北風騎士「狼」ですね。こいつは単品扱いで西風騎士団に合流しているんですよ。
そのへんはまあおいおい分かるとして、トワリンは人間が昔の恩を忘れて神殿を放置していることにブチ切れてしまったようですね。でも理由が単調だからそれだけじゃないような気はするんですが…!
といったところで、メンバーをご紹介です。
今回がガイアさんの仕事だからというのもあるんですけれど、ガイアさんをパーティーに入れました。実は、しばらくこんな感じになります。
これ理由がありまして、ガイアさんやディルックさんの過去の話とかを知りたいんですけれど、どうやら親密度が上がらないとプロフが解放されないらしいんですよ!で、親密度は多分連れ歩いていたら上がると思いますから、当分の間はこの2人がずっといる感じです。
なお、このパーティーは男子を勢揃いさせた気遣い無用の男世帯のはずなんですけれど、ガイアさん以外全員無口というまあまあ悲惨なテンションのパーティーになっておりまして、もはや道中のトーク力はガイアさん頼みです。
ファミレスに入って店員を呼ぶのもガイアさん、「からあげ定食とハンバーグプレートと~…」と全員分注文するのもガイアさん、知らない人に道を聞くのは当然ガイアさんですし、コンビニで「レンチンお願いします」と言うのだってガイアさんです。きっと、432さんが病気をした時「熱はないんですけど朝から食欲がなくて…」と病院で説明することができるのもガイアさんしかいないでしょう。
多分ガイアさんいないと何もできんぞこのメンツは。
クアドラプル脳筋ゴリラの頃はノエルちゃんがやってくれてたんですけどね…!てか年齢的にディルックさんがやってくれても良さそうだと思うんですけれど、ディルックさんって下手したら432さんより無口な陰キャだからな…!
ファデュイとかいう自称王子様&自称お嬢様が町に入り込んでるんだが、あれほっといていい感じですかね?
さてそんなガイアさんのトーク力に異常な過負荷がかかったパーティーで町をうろうろしておりますと、怪しいおっさんを発見しました。
なんか、ファデュイ使節団とかいう連中が宿を貸し切って、ここを「駐屯地」とか言ってます。
あの騎士団が魔竜も倒せないから来てやったで!モンドに一大事があれば我々が手を出し、その結果軍を置くことができて外交上の権利もゲットや!おおっと、今言うたことは秘密な!
お前ら、風魔龍倒せるんか?
見くびるな!俺は執行官「公子」様の恐ろしさを知っている。俺達執行官が本気を出したら、風魔龍なんかすぐなんや!びびってへんぞ!
それに「淑女」様が来たら風魔龍10匹でも相手じゃないからな!きっとモンドの奴らはファデュイに泣きつくに違いないぜ!
まずこいつらなんですけれど、おそらく非友好的組織の可能性が高いです。
使節団と自称しているということは外国の公的組織なのかな?と思ったのですが、正式な使節団なら上に話を通しているはずです。でもジンネキとか騎士団の皆はこいつらに頼ることなく、それどころか初見の432さんを頼って遺跡の封鎖に乗り出しました。もし正式に他国から呼んだ援軍なら、そいつらを無視して仕事に行くわけがないんですよね。
つまり正式に来た援軍ではない、となると公的組織である可能性も低いです。だって外国の公的組織が勝手に城壁内に入って「駐屯地」なんて言ってたら、それこそ国際問題に発展しますからね。多分こいつらは野良の傭兵団の一種だと思います。
どういうことかと言うと、「お前らの町を守ってあげるからお金頂戴!」といって町と契約してみかじめ料をもらい、町を拠点にして外敵から守る傭兵さんの集団なんじゃないかな?その結果、町の政治に口を出せる権力をも狙っているのでしょう。これ自体は別に際立って悪いことじゃなくて、(地球の中世では)よくあることです。
そんでこいつらの組織にはエースアタッカーが2人いるみたいですね。1人は「公子」と言うてましたが、これは中国語だと確か王侯貴族の子という意味です。ところが、わざわざ「」がついてるなら自称でしょう。つまり自称王子様がいます。
かつ、もう1人のエースアタッカーは淑女。自称「お嬢様」みたいなもんだと思います。もしかするとマジの王子様とかお嬢様かもしれないんですけれど、ファデュイは聞く限り団体名のようで国名ではないっぽいんですよね。堂々と国名を名乗らないんだから、使節団だの王子様だのは全部自称であって、国家に基づくものではないと思います。つまりカッコつけた厨二病傭兵団の可能性があります。
で、こいつらの何が悪質って営業の仕方がカスいんですよ…!この下っ端の言葉を信じるのであれば、エースアタッカーは龍を平気で倒せる実力や経験があるらしいじゃないですか。風魔龍の被害はだいぶ前からあったそうですから「町の人を助けよう!」とか「ここで傭兵として活躍して契約してもらおう!」ならもっと早く動いてるはずなんです。
でも町で風魔龍が暴れてる時、こいつら何もしなかったよな? 事後もここの防衛をあずかるジンネキに声もかけず、救援の営業をしませんでした。432さんの対応が早すぎて今回援軍が間に合わなかったとしても、聞く限りこの町が困ったことになったのは1度や2度ではないはずです。
つまり「モンドの奴らはうちに泣きつくに違いないぜ!」という言葉通り、モンドの西風騎士団が困窮して自分達に救援を依頼してくるのを待っているんです。その方がより自分たちに都合のいい契約(騎士団の不動産や武器などの資産を「借りる」という名目で奪うなど)を結べますから、おそらくそれを機に町の軍事権を乗っ取ろうとしているんです。
「風魔龍なんかすぐ倒せるんだぞ!」って言うんなら、はよ倒したらいいんですよ…あれ人的被害も相当出ているでしょうから、町中に出たなんて市民も見てくれているスーパー営業チャンスのはずなんです。実際432さんはそこで「怪しい者じゃないです営業」をしたからな。
でも動かないんだよな?で、その目的が多分「騎士団と交渉する際に強く出るため、騎士団が困るのを待とう!軍事拠点を横取り&あわよくば商業都市の利権を吸おう」ですから、分かりやすく言うとマジモンのゴミうんちの可能性があります。厨二病うんち使節団です。
「拠点とあわよくば利権」については野良の傭兵団ならそりゃ欲しがるでしょうからまあ一般的としても、「目の前で市民に被害が出ているけど、既存の自警団が弱体化したところにヒーロー面で入って有利な契約を取ろう」は軍人として姿勢が卑しいのよ…利権云々よりも、その姿勢がうんちなんです。
ただ、これはこの下っ端(しかも平気で情報漏洩するレベルの雑魚)が言っているにすぎないことですから、自称王子様や自称お嬢様は風評被害を受けているだけの可能性もあります。自称王子様はモンドに介入することに乗り気じゃないかもしれないし、自称お嬢様はモンドに興味もないかもしれません。
でも…アレかもしれんな。ファデュイはもしかすると独立した強い権限を持つ大規模宗教的組織かもしれない。国じゃなくとも使節団とか執行官みたいな公的な役職を名乗れるんならそのへんだよなあ…!「うちの教会が助けてあげましたよ!だから布教のため教会建てさせてね☆」みたいな。その場合、高確率でモンドの土着信仰とは違う神を信仰している可能性は高いでしょう。
まあ傭兵団にしろ宗教組織にしろ、利権を狙ってやって来て軍事力を誇示するくせに営業チャンスを逃したという大きめの失態はさすがにアホすぎるとは思うんですけれども…
さて厨二病うんち使節団(仮)を通り過ぎて町を歩いていますと、情報屋のねーちゃんと遭遇。鹿狩りのサラちゃんがバーバラちゃんという激辛好きのために唐辛子を探しているというほのぼの情報をゲットいたしました。
さらにここで、リサさんはアフタヌーンティーをする人だということが判明。おお、いい情報やないか!素敵なお菓子を差し入れし、アフタヌーンティーに招待してもらって仲を深めたいところですね!
てか、モンドってドラゴンが襲ってきて大変なことになっているとかいう状況なのに、ドラゴン関連の情報一切出てこんかったぞ、このねーちゃん…もしかすると、かなり個人的なことを調査するタイプの探偵さんみたいな人なのかもしれませんね。
道中ちょっとバタバタしましたが、その後騎士団に到着。早速ガイアさんのところに行きましょう!と言いたいところですが、先に騎士団の中を探検してみました。なんとでかい図書館を発見しました!つまりリサさんの職場である。
あちこちに本がありましたので、片っ端から回収させてもらいました。これスカイリムもなんですけれど、本が巻数の順番通りに手に入るわけではないみたいでして1巻ないのに3巻とか5巻とか平気で出てきちゃったりするんですよね。
物語とかもたまにありますが、前後の話がないから困るねんて!とか言ってますと、変な紫のチェックポイントがありました。何やコレ…隠しダンジョンとかか?
実はこれ、触れると記念撮影ができるフォトスポットです。ワーイ!
ところでこの図書館、ちょっとおかしなところがあるんですよ…画像だと伝わらないんですけれど、なんか階下からずっと化け物の声が聞こえているんです。
リサさんのペットの魔獣か何かじゃねーかな…とは思うんですけれど、デカいヒキガエルの妖怪みたいな声がずーっとしてまして、控えめに言うとまあまあ怖いです。さすがに町中なんで敵は出ないとは思うんですけれど、そーっと階段を降りてみますと…
なんかヤバそうな少女がいる…
実はこのエラちゃん、ヒルチャールの言語を研究している子なんです。つまり彼女の発音が良すぎて432さんはビビってしまったというわけですね。脅かすなよおぉ…!ちなスクロースさんいう考古学者さんもヒルチャールの研究をしているらしいよ。
でも言語持ってて建築技術があるから、ヒルチャールっていうほどバカな生命体ではない気がするんだよなあ…前にガイアさんが遺跡で出会った魔法使いタイプのキモうさぎも、ちょっと賢そうだったじゃん。
結局騎士団の施設で探検できたのは前のジンネキと会った部屋と図書館だけでした。2階はまだ上がれなくて、見えない壁でガードされています。兵舎とかがあるんですかね?
じゃあそろそろガイアさんに会いに行っちゃうか!この冒険を機に、ガイアさんと仲良くなって親密度を上げちゃいましょうよ!海賊さんをバッタバッタとなぎ倒し、432さんが信頼できる男だってことを証明してやりましょう!
ガイアさんは基本的にホラを吹くんですけれど、たまに本当のことを言っている気がするんだよな…
さてガイアさんなんですけれど、騎士団に入ってすぐのロビーに分かりやすく突っ立っております。近寄って話しかけると、すげーわざとらしく困ったアピールをされます。
ほんともう、この言動よなぁ…!
お、432。お前とまた会えちゃったことを神に感謝☆
神の遣わした使者よ、どうか手を貸してくれまいか。
うわ…キモいな…
まさかの妖怪にもドン引きされているガイアさんです。でもほんとこの人、他人と距離感ぐいぐい縮めてくるくせに明らかに本音を言ってないのが分かりやすいんだよなあ…!432さんは仲良くなろうと努力してるんですけど、向こうがどんどん胡散臭いことをしてくるんだよ…!なんでだよ!
実は騎士団の奴らには秘密にしておきたいことがあって、お前にしか頼めないんだよ。ちよっとここじゃあれだから、場所変えようか。庭まで来てくれ。
怪しい…
これは妖怪が正しいよ…!絶対怪しいもんな!でも海賊さん退治なら騎士団の仕事カウントでええと思うんですが…何か事情があるんでしょうか?ところでこれちょっと見てほしい。
アンバーちゃんが432さんの妹の訪ね人広告を出してくれていました。マジで約束守ってくれとるやんけ、あの子おぉ!!いい子すぎる…そういやアンバーちゃんもアンバーちゃんで「最後の偵察騎士」っていう文言が気になってはいるんだよな。また今度親密度を上げておきたいところですよね。
で、騎士団の庭に行くとガイアさんがいました。
どうやらガイアさんの過去に関わる話になるようです。ええっ…気になる!
お前たちに秘密を1つ教えてやる。
俺の個人情報だから、他言無用で頼むな。
安心しろ、オイラは口がかたいからな!
いやお前、アンバーちゃんの職質の時に432さんの個人情報ソッコーで撒いたよな?!あの時は大事なかったから良かったものの、野生の432さんとは違ってガイアさんは社会的地位がある人です。その秘密ともなれば大事になる可能性もありますから、マジで気をつけろよ?!
そんな感じで妖怪の自信のほどは信用なりませんが、ここでガイアさんはとんでもない秘密をバラしてくれました。
妖怪の反応は「へー」程度だったんですけれど、モンドは地図で見る限り海にがっつり面している都市です。基本的に海賊さんとはあまり友好的とはいえない関係だと思いますから、騎士団の主要幹部が海賊の出身はちょっとマズいかもしれませんね。
とか思っていたら、ガイアさんはさらにとんでもないことを言い出します。
いや432さんが脳筋だからってちょっとバカにしてねーか?!と思いましたが、目に関してはワンチャンこの地域の船乗りに蔓延する遺伝病とかの可能性もあるので何とも言えんなぁ…!ですが気になることが1つ。これに続けて、ガイアさんはさらっとあることを言います。
母親のくせ毛が遺伝するのと同じ理屈さ
大抵人間の遺伝云々の話をする時って、目の色とか髪の色を例に使うと思うんですよ。でもガイアさん、わざわざくせ毛って言うてきたんよな。というのが、実はガイアさんもディルックさんもくせ毛なんですよ。てっきり父親が一緒なのかと思っていたのですが…もしかしてこれ、お母さんが一緒なんか?!
じいちゃんが海賊という話を1回信じましょう。単純にあっさり考えるなら、ディルックさんのお母さんがガイアさんのお父さんに攫われた説だよな。戻ってきて生まれたのがガイアさんだったという説ですが、その場合って名家なら子供を逆に隠すと思うんですよ。戸籍上死んだことにしてどっかに養子に出すとか、屋敷の奥に幽閉するとか。
あるいは、ガイアさんのじいちゃんは私掠船の船長さんだった可能性もあります。私掠船というのは敵国の船を襲う海賊さんのことでして、イギリスのエリザベス女王お気に入りのフランシス・ドレークなんか有名ですね。勲章をもらえる公的な海賊みたいなもんです。
で、そこそこ立場があったガイアさんのお父さんの方にディルックさんのお母さんが再嫁したという説なんですけれど、でもそうするとガイアさんをわざわざ選んで養子にした理由が分からんぞ…!あるいは、ガイアさんの一族を討伐したディルックさんの親(裕福な商人は武装商船団みたいなの持っていたりするでしょう)が、生き残った幼いガイアさんを引き取ったとか?
これに関してはマジで分からん。そもそも海賊の子孫が嘘のような気がするんだよな…!根拠が眼帯っていうのがまず完全に怪しいですし、海賊の孫が何故騎兵隊に?!という話になってきますからね。じいちゃんや父ちゃんの船はどうしたんや…!
でもただ1つ言えることは、直感だけどこれお母さん一緒だと思うわ…
さて、ガイアさんの話の続きを聞いてみましょうか。
どうやらじいちゃんは孫のガイアさんにお宝を残してくれていたようなんですけれど、それが失われたアルカディア遺跡というところに隠してあるそうです。でもその遺跡についてよく分かってないから、432さん達に調べて欲しいなという話のようですね。
ちなみにそのお宝なんですけれど、すげー神剣だそうです。天空の島にいる神がうっかり海に落としたのをじいちゃんたちが拾ったということなんですが…ガイアさん、ここでまた嘘みたいなこと言うんですよ…!
今どきマスターソードでもそんなオプションついてねーよって感じの剣なんですけれど、じいちゃんはその伝説ソードで8つの頭をもつウミヘビや銀髪のサキュバス、深淵の邪竜を倒したらしいです。
勿論そんなすごい剣ですから、他の海賊に狙われてしまいますよね。争いをさけるため、じいちゃんは剣を隠しました。妖怪は無邪気にこの話を信じているんですけれど…
ほんまに?
世の中は不思議でいっぱいだからおもろいんだよ☆
なあんか、嘘くせーんだよなあ…!ただ、気になったのがシーサーペントだのヤマタノオロチだのドラゴンだのと同列でサキュバスなんですよね。巨人とか怪鳥とかセイレーンとかじゃないんです。それも引っかかるんだよな…!わざとサキュバス出してきてる感じがさ。で、この直前に母親のくせ毛について触れてるじゃないですか。もしかして、お母さんが銀髪で素行でも悪かったのだろうか…
それはひとまずおいといて、ガイアさんは剣が宝盗団にやられるのではと心配しているらしいです。
そこで妖怪は、「同じ盗掘屋なら432さんに渡した方がいいよ!まだマシじゃん」みたいなことを言いました。いやあの、正式な所有者が分かっている剣は盗っちゃだめよ?!
432さんはそのへんの宝箱とか平気で開けるし、何なら騎士団の本やアイテムを既におパクりあそばしているんですけれど、ガイアさんが相続するもんは駄目って分かるだろうがあああ!!しかもガイアさんは非力なお嬢様とかではなく、剣を使うことが既に判明している騎兵隊長です。じゃあその剣いるだろ!!使うだろ!!
てかそもそも432さんはガイアさんと友達になろうとしてるんだから空気読めェ!全く、この妖怪は…といったところで、とりま遺跡については冒険者協会で情報を集めよう!ということになりました。
あ、でも情報収集ならディルックさんのところの酒場とかに行ってもいいんじゃね?と一瞬思ったんですが…ディルックさんはガイアさんの生家のこと知ってるんですかね…?どこまでどういう仲なのかがイマイチ分かってないもんな、あの兄弟。
さて、次回は妖怪と2人で情報収集!あまりにもデリカシーがない妖怪をしばきながら、ガイアさんのじっちゃんのお宝を探しちゃうぜ!
次回をお楽しみに!
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