おしゃれタルトなんか焼けたらもう、野生のゴリラでもモテ確定だぜ!
今年はシャインマスカットがやたら値下がりしているとかでニュースになっていましたが、皆さんは果物はお好きでしょうか。ゴリラは大好きです。そのままでも食べるし、凍らせてシャーベットにしたり、フルーツグラタンにしたりして食べています。
でも他にもレパートリーが欲しいよね、おしゃれなスイーツみたいな。と思っていたら…
とてもいい本を見つけたんですよ!
こちらの本は、なんとタルト専門レシピブックです。タルトしか載っていません。そんなにタルトばっかり食うことあるんかいなと思うかもしれませんが、このレシピブックは季節ごとの果物を使ったタルトをたくさん紹介してくれているんです。
つまり、通年で使えるタルトレシピブックなんですよ!勿論、季節の果物がなくても大丈夫なチョコレートのタルトなんかも載っていますので、汎用性がありますね。いやこの本ね、マジで気に入り過ぎて親族とか友達におすすめしまくった。自分では思いつけないようなおしゃれな組み合わせのタルトがたくさんあること、基礎となるタルト生地がめちゃくちゃ美味いことも勿論ですが…
何より、タルト型がなくても焼けるんです!!
これ素晴らしいですよ。普通のタルトって、そんな頻繁に焼くものじゃないのにタルト型というキッチングッズが必須になってしまうわけじゃないですか。だからわりとそれで二の足を踏むことが多いお菓子だと思うんですよね。あれ自体はイオンとかで2000円くらいで売ってて買えるんで高価なわけじゃないんですけれど、場所を取るので邪魔なんです。
※因みにゴリラはタルト型をちゃんと持っています。
でもこれ、タルト型なくても焼けるんだぜ?!
タルト型なんてあっても年に数回しか使わんから買いたくないとか、タルトに挑戦したいけれどそのために2000円も出費したくないとかいう方々にとってはハードルが一気に下がったと思うんですよね。ゴリラもこの本買ってから何回もタルトを焼いていますが、タルト型を使わなくていいってだけでタルトのハードルマジで下がると実感しています。
ブラッドオレンジでおしゃれなタルトを作ろう!
今回はこの袋に詰め放題で安売りしていたブラッドオレンジを使っておしゃれなタルトを作っていこうかと思います!レシピブック自体にはブラッドオレンジを使ったタルトは載ってないんですけれど、柑橘系のタルトのレシピを参考にして作っていきます。
まずはブラッドオレンジを切っていきましょうか!久しぶりに見たけど、ブラッドオレンジのこの独特のカラーいいよな。カッコよくて。因みにこんな酸っぱそうな見た目をしていますが、めちゃくちゃ甘くておいしい柑橘です。
皮もきれいに剥きますと、こんな感じ!実はカラーリングは赤とオレンジの2色なんですよ。マジで色がいいんだよな…!これ、後でタルトの上に並べるんですけれどほんとに綺麗だった。
因みにタルトは生地とダマンドという2種のベースからできています。生地は1番下のサクサクのところで、ダマンドはタルトの中身のクリームみたいなもんだと思ってください。
そんで、何がいいって材料がスーパーとかで普通に手に入るものオンリーなんですよ…!タルトって案外普通の材料でできるんやな?!って初めて知った(無知ゴリラ)。唯一手に入りにくいのが全粒粉じゃないかな。でもそれだって普通にカルディで手に入りますからね。
そして難しい手順はなく、どんどん材料を混ぜるだけなんです。野生のゴリラでも理解可能。
しかもこのタルト生地、ヤバイくらいうまいんですよ…
ちょっと考えたら分かる過ちを犯すゴリラ!よく見たら分かるやろおおぉ!!
さて、生地とダマンドも混ぜ終わったゴリラですが、ここであることを思いつきます。レシピブックの中にダマンドに紅茶を混ぜ込むっていうタルトがあったんですよ。それはおしゃれ過ぎるウゥ!是非ともやろう!と思ったゴリラは、知り合いからもらったとっておきのいい紅茶を出しました。
こちらです。
紅茶がお好きな方ならご存じかと思いますが、これはウェッジウッドという有名な会社の紅茶です。で、ウェッジウッドの紅茶がお好きな方ならもう分かると思うんですが、この「ファインストロベリー」はいちごの風味の紅茶です。つまり、
上にオレンジ乗っけてるタルトなのに、ダマンドにいちご紅茶を混ぜてしまったんですね!!
いや、あんな堂々といちごの柄が書いてあるのに何で分からんかったねん!ていうかそれ以前、まず紅茶入れる前に普通何味か確認するだろおぉぉぉ!!なんでか知らんけど、この時のゴリラはこの紅茶をダージリンだと信じて疑いませんでした。
もうウッキウキ気分で混ぜてましたからね。何なら、ありもしないダージリンの香りを感じるとか言い出してましたからね。ウェッジウッドのファインストロベリーはセイロンティーと中国紅茶のブレンドだそうですから、ダージリンは1ミリも入っていません。
↓使ったのはこれと同じものです。
さて、このあたりで早くもタルト作りのクライマックスとなります!生地とダマンドは混ぜるだけでして、測量から完成まで30分もあればできますから、もう速攻でクライマックスやねんな(ただ、生地を休ませるのにちょっと時間がかかります)。
まずはこのように作っておいたタルト生地を広げましょう。
で、件のダマンドを乗っけます。
そしてその上にブラッドオレンジをどーん!
いやこれ、ホンマに美しすぎるゥ!
ちな、焼くタイプのフルーツタルトではフルーツがそこそこ縮んでしまうので、めっちゃもりもりに乗せた方がええと思います。もう、こぼれそうなくらいいってもええと思う。
そして、ここからが型無しタルトの本領です。クッキングシートごと内側に巻き込んで、えいっ!ってやるとタルトの形が整っていくわけです。ただ、パワーを入れすぎると反対側のフルーツが雪崩を起こしてしまうので、焦らず落ち着いて整えましょう。
そして整えたタルトがこちらになります。
マジでレシピの写真のタルトじゃん…素人でも簡単にええ感じに成形できますよ!すげー!
このあとちょっとタルトを休ませるんですが、平皿ではなくカレー皿みたいな深さのあるお皿の方がタルトが安定しますのでおすすめです。こう、内側にきゅっと寄ってくれるんですよね。
後はもう、オーブンにぶちこんで焼成するだけです!
オレンジの焼きタルトって初めて食べるんだけど、果たしてお味の方は…?!
さて、タルトが焼き上がりましたので見ていきましょうか!
オーブンから出すと、こんな感じになっております!
おおおぉ!!これがブラッドオレンジのタルト!!
マジで生地の香ばしさが半端ない。このタルトレシピ本は先述した通り、型がなくてもできるし色んなレパートリーを紹介してくれていることも大好きなんですけれど、何より生地がうまいんですよね。しかも、ちょっと失敗して焦がしても全然大丈夫なくらいうまい。
それでは早速実食していきましょう!実は焼くタイプのオレンジのタルトって食べたことないんですよね。ケーキ屋さんとかでも見ないよな、焼きオレンジタルトって。オレンジは生のまんまで乗ってるイメージがあるから、完全に未知の味です!
めちゃくちゃうめえええぇぇぇ!!!
焼いたオレンジタルトってうまいんだ…!ホットオレンジのような優しい甘さがある。そして意外にも、うっかり入れたストロベリー紅茶がそんなにミスマッチしている感じではないです。これはこれでうまいよ!(勿論、普通のストレート紅茶を入れた方がうまいとは思いますが)
しかもこんなに贅沢にオレンジが山盛りになっているタルトってそうそうないですからね。自宅でお菓子作りの最大のメリットです。好きなだけフルーツが乗っけられるからな。ハッピーすぎる。
今回はブラッドオレンジでタルトを作りましたが、これ、別の種類の柑橘類でもかなりイケるんじゃないか…?!分担とかポンカンで作るとどうなるのか気になるよね。因みに参考にした元のレシピはグレープフルーツを使ったタルトでした。
写真ないけど、そのグレープフルーツのタルトもちゃんと後で作ったんですよ。勿論、正しい紅茶(実は茶葉の指定がある)をダマンドに混ぜ込んだものです。親族にあげたらめちゃくちゃ喜ばれました!すげぇ美味しかったらしいんですよ、グレープフルーツのタルト。今度、自分用にも作ろうかなあ。
そしてこのレシピブックですが、記載されているタルトを他にも作っております!これマジで楽しい。すごい簡単なのに、店で食うような美味い生地のタルトが普通に焼ける…!生地がいいから、何乗っけて焼いてもうまいもん!費用対効果やべぇこれ…!
焼いたタルトは、また今後ちょいちょい雑記に上げていこうかなと思っております。
『いつものフルーツが絶品になる 型いらずの田舎風タルト』には他にもたくさんタルトが載っておりますし、何より生地とダマンドがヤバイくらいうまいです。マジでおすすめ。
コメント