セクシー勝負服でウルフリックん家に突入!奴のメンタルにダメージを与えよう!
前回はショッキングすぎる大事件を捜査し、殺人鬼ブッチャーを成敗するという悲しくもおぞましいエンディングを迎えました。ですが、ウインドヘルムはまだまだ事件が転がっている町です。本格的な戦争になってしまう前に、皆の困りごとを解決してあげましょうよ!
今のところ町の皆からもらっているお仕事は、以下のとおりです。
東帝都社、海賊により倒産
アルゴニアン女子シャーヴィーちゃんのアミュレット奪還
キジャール船長激おこ!ストーニークリーク洞窟の賊を倒せ!
ボーンストレウン山のドラゴンを倒せ!(首長からのバイト)
ゴルドゥン・ロックの巨人を倒せ!(首長からのバイト)
ギャロウズロックの山賊を倒せ!(ブランウルフさんからの依頼)
アルディス将軍からのパシリ!雑誌を持っていこう!
アベンタス君と話そう!
で、まずゴリラがやろうと思ったことはウルフリックん家に遊びに行くことです。
ウルフリックとガルマルさんは戦争についてのおしゃべりをしているのですが、それをまだ録画に残せていないことに気付いたんですね。せっかくだからそれ撮影しに行こう!ということもあるのですが…
実はセイント&セデューサーでちょっと入り込んだソリチュードにて、帝国軍のアルディス将軍という人から「鏡面という本を持ってきて欲しい」という依頼をゴリラは受けています。で、この前ウーンファース爺を探してウルフリックん家をどすどす歩き回っていたら、なんとその本がウルフリックの私室に置いてあったんです!クエストマーカーついてたんで、間違いないです。
つまり、本を取りに行きついでにウルフリックん家にお邪魔して色々探りまわってやろう!あわよくばストームクロークの重大な情報とか拾っちゃおう!という作戦です。そんなわけで早速、ウルフリックん家にやって来ました。
なお、せっかくウルフリックと対峙するんだからということで、ゴリラも勝負服で来ております。
チャームポイントは胸元のディベラのアミュレット♡ ゴージャスなデザインはセクシーな胸元に男子の視線を集めちゃうゾ!ここ1番の大事な時にはオススメのおしゃれアイテムですね。
このスーパー鬼セクシーな衣装でウルフリックを挑発してやろうぜ!
※挑発とは…故意に相手を刺激して、争いや物事を起こさせたり、欲情を掻き立てること。ゴリラは普通に勘違いしてしまっていますが、やりたかったのは挑発でなく宣戦布告です!よい子のみんなはちゃんと国語を勉強しような!
さて、バッチリと勝負服を決めたゴリラがウルフリックの家に入りますと、奥の方でウルフリックとガルマルさんが何かお喋りをしています。
↓喋っている内容は以前の記事で大体ご紹介しております。
まあ簡潔に言うと、ホワイトランと近々バトルになるよねといった戦争に関する内容なんですが…ちょっと気になることをガルマルさんが言ってたんです。
上級王ってなんや…?
以前に話を聞いた時には首長のことだと思ってスルーしたみたいなんですけれど、どこの町の首長も上級王なんて呼ばれてないんだよな。多分、一時的な軍事皇帝みたいなもんだと思います。ウルフリックが「世界に夜明けの時が来たなら(戦争に片が付いたのなら)身を引こう」って言ってるんで。
そしてウルフリックをつつき回していたら遠回しに怒られゴリラ。
でも、何故かいきなりおかんと化すウルフリック。
な、なんでお前いきなりゴリラのこと心配したの…?よく分からんけど、ありがとうな!それにしても、ウルフリックって善悪がマジでよく分からないんですよね…。まあ来世では長い付き合いになるやろうから、その時に奴については詳しく知るだろうからいいけれども。
そうそう、それともう1つ気になる話を聞いたんですよ。
ウルフリックの参謀であるヨルレイフさんが「ファルクリースにもうちょっとコストかけたほうがいいかもね、あそこ帝国の通り道だから」みたいなこと言ってたんです。これもしかしてあれじゃないか?内戦が本格的になったら、ファルクリースが激戦地になるのでは…?
ウルフリックとて、さすがにシロディール陥落までは狙ってないと思うんですよ。いいとこスカイリム自治くらいだと思う。だから帝国本土に攻め込もうっていう魂胆があるのではなく、シロディールから入れるのがそこしかない=帝国軍の物資補給路だから絶対確保したいよねって話じゃなかろうか。
因みにウルフリックの仕事部屋には地図がありまして、赤い旗が帝国側、青い旗がストームクローク側の町や村であることが分かりました。な、なるほど右側がストクロって感じなのか。ストクロの西端はドーンスターですから、やはり最初に当たるのはホワイトランかファルクリースだろうな、これ。
さて、このウルフリックん家なんですけれど実は床面積自体は意外と広いんですよね。部屋数が多い感じです。お2階には兵舎とかもありまして、衛兵さんがうろうろしていますよ。
ていうか思ったけど、ここ階段が急で廊下が狭いんですよね。敵が侵入しにくいとかいう理由なのかもしれない。戦国時代の城みてぇだな…
城内のお部屋には基本的に1部屋に1つ暖炉がついています。これめちゃくちゃ雰囲気いいよ!やっぱ暖炉っていいよね。今ゴリラの住んでいるブリーズホームは暖炉っていうか囲炉裏なんで、いつか素敵な暖炉のあるお家に引っ越したいところです。
そういえばヒジェリムってめちゃくちゃ広かったなあ。隠し部屋なんかもあったりしてさ。まあ、その隠し部屋って女子のパーツを集めてエク○ディア召喚するための闇の儀式が行われていた場所なんですけれども…
もし将来ヒジェリムを買ったとしたら、あの部屋何に使ったらいいんでしょうね。やっぱりここはルシアちゃんとか将来結婚するハニーとかに見られては困る美少女フィギュア部屋とかにした方が無難か。いや、ゴリラとて露出の高い美少女フィギュアは持ってないんですよ?!でも、かっちり鎧着てるフィギュアとはいえ、美少女フィギュアは嫌いな子は嫌いやからな…!
↓ちな自分が持っている中で1番露出が高いフィギュアはこれです。
さて、5桁するFGOのマシュフィギュアを持っていることを大々的に公表したところで、ウルフリックん家の家探しを続けましょう!ここで、ゴリラが1番気になっていたウルフリックん家のキッチンに侵入です。
これがわりと広くてまあまあいい感じのキッチンなんですよ!収納も多いし、作業スペースが広いのいいよね。だってアイランドキッチンって憧れじゃん。家族皆でお料理したりとかできるしさ。ウルフリック倒したらキッチンだけでももらえねーかなあ。テュリウス将軍に相談してみたいところですね。
ところで首長の居城ということで、ここもドラゴンズリーチ同様に牢屋があるんですけれど…
なんか拷問具が多い気がするの気の所為かなあ…
壁についてるあのでかい鳥とか、絶対頭挟まれるってェ!
そういえばサルモール側がタロス信者とかストクロを連行して拷問しているのは知っているんですけれど、ストクロ側はどうなんですかね。ガルマルさんが帝国側のスパイを捕まえた!わーい!みたいなこと言ってたんでやっぱりしてるとは思うんですけれど…
そんなこんなでうろうろしながら、ついにウルフリックのお部屋までやって来ましたよ!
えっ、てかウルフリックあいつ…めちゃくちゃ部屋おしゃんティーやんけ!!
なんか部屋の片付き方とか、インテリアの雰囲気とか、デスクとか、照明とか、何もかもが女子にモテそうな感じがする…!ヤバい!これゴリラの男子力では太刀打ちできる感じじゃないよ!チクショオォ!ウルフリックお前、ノルドのおっさんなんやからヴィルカスくらいお部屋散らかしとけや!
※ヴィルカスの部屋は年頃の男子らしく、色んなものが置きっぱなしで服も脱ぎっぱなし、本棚からは本が雪崩を起こしていますが、そういう無頓着男子の方が逆にモテる場合もあります。
ウルフリックが隠しているエロ本を探し出して、奴の性癖をSNSとかに書き込んでや~ろう☆ (※良い子は真似しないでください)
さて、ウルフリックの部屋に侵入したゴリラですが…俺にはやらねばならないことがある。
勿論鏡面の回収もそうですが、それは1回置いときましょう。まずはこういう棚の裏です。壁との距離が不自然に開いているのは絶対怪しいんですよ。あとは、棚の裏板とかね。
あるいはこういう、真面目そうな本と本の間とかもそうですね。場合によっては参考書のカバーをフェイクとしてかけている場合もありますし、薄いタイプのものでしたら課題のプリントでサンドイッチして「英語」とかわざとらしく書いてあるクリアファイルとかに入れたりするわけですね。
いや、でもオーソドックスにベッドの下か…?エロ本隠すなら。
考えても見てください。今、ゴリラはせっかく宿敵ウルフリックの私室に入り込んでいるわけじゃないですか。なのに、何の成果もなく帰るわけには行かないんですよ!!当然、鏡面を持って帰れば成果にはなると思います。でも、それだけでいいのか…?もっとこう、ウルフリックのすごい秘密を暴いておいた方がいいんじゃないか…?
ゴリラはいつもは他人の部屋の家探しや窃盗はしないんですけれど、実はアルディス将軍からの依頼については鏡面を盗まないとダメのようなんです。つまり、帝国軍の正規軍人から敵勢力の物資を奪取してこいと言われているわけですね。
ならついでに、どうせ敵になるウルフリックから情報の1本や2本抜いておこうという魂胆です。
因みにウルフリックのベッドは「所有」になっています。つまり、ウルフリックとそのカノジョ以外は誰も使えないんですね。なんか、ますますホワイトランのバルグルーフ首長のベッドがゴリラでも使えちゃったの不思議で仕方ないんだが…
↓ゴリラでも首長のベッドが使えてしまった話
そしてウルフリックの隠し方がうますぎるのか、結局エロ本は見える位置にはありませんでした。これ、めくれなかったけど枕の下とかベッドパッドの隙間とかかもしれんな…!とりあえずエロ本は1回諦めて、先に机の上にある鏡面をパチりましょう。
因みにウルフリックの私室には衛兵ちゃんが定期的にやってきて見回りしておりますから注意!おそらく、決まったルートを巡回しているタイプの衛兵ちゃんです。ちゃんとドアを閉めてからパクるのが1番いいと思います。
では鏡面を回収してしまいましょうか!見つかったらマズイと思って慌ててポケットにしまったんで、中身はまだ読めてないです。ていうか、そんなことよりウルフリック、食いかけのパンを机の上に放置してるぞおぉ!!なんでだよ!こんなに部屋きれいなのに!
スカイリムではパンやスイートロールを皿に入れるという文化がちゃんとあるはずなのに、たまに直置きしてる奴いるんですよね。同胞団のヴィルカスも同じことしてるんですけれど、ジョルバスクル内の他の場所にあるスイートロールはちゃんと皿に入ってるんだよな。する奴としない奴の差って何かあるんだろうか…もしかして、女子にモテてそうな奴って皿使わないとかある?
※因みにヴィルカスの部屋には、スイートロールを直置きしている机の上に手斧とハグレイブンの羽を置いているという衛生観念の終わった机がありますが、きっとそのワイルドさが女子モテに繋がるんだと思います。だって、机をアルコール消毒しがちなゴリラがモテないからな!
そしてここでゴリラ、なかなかのレア情報を入手しましたよ!見てください!!
ウルフリックの私服です!!
へ~、あいつこんな感じの私服なんだ~、ふ~ん(笑)
上等な服かあ、センスは悪い感じではないよな。でもヴィグナー爺とかアドナトさんとおそろですから、ウルフリックの年齢(多分40代くらい)にしてはちょっと渋い感じじゃね?といったところです。たしかこれの青色をリフテンのブリニョルフ(多分30代くらい)とかリサード(年齢不明)とか地元の船長が着ているので、そっちの方が似合う気がせんでもないんだけれど。
この後もいろいろ探索しましたが、服系はこれだけでしたね!願わくばあいつの勝負服ですとか、普段どんな柄のパンツはいているかとかも調べたかったんですけれど、残念ながらお洗濯中だったのか見つけることはできませんでした。
ウルフリック無欲なのか、まじで大したもの持ってないんだよな。こっちの引き出しにはへそくりみたいな小銭とか本とかお皿しか入ってないし。もっと面白いもん持っとけよ!黒レースのTバックとか、花柄のブラジャーとか!
そしてここでゴリラ、とあるものに気付きます。
あれ…?ベッドの足元に収納あるやんけ。なんか大層な箱に入ってますよ。
そんでこの箱、なんと達人級の鍵がかかっているんですね。このお部屋にあるあらゆる収納の中で、唯一鍵がかかっているんです。そして、今まで漁ってきたタンスですとか引き出しですとか、そういうところには小銭と私服しか入っていなかったわけです。
こ、これは何かある……!
しかも位置がベッドの足元なんですね。つまり、エロ本を隠す場所として最適の位置なんです。だって、エロ本ってベッドの近くにあったほうが便利やんけ。こんな手近なところに置いてあるということは、かなり実用性の高い本であるということ、そしてがっつり鍵がかかっているということは、人に見られたらマズイ特殊なジャンルの本である可能性が高い…!
待ってコレかなりの重要情報なんじゃないか?!?!開けるしかねぇ!!!!
オープン・ザ・エロス!!と思って開けたのですが…
ただのへそくりじゃねえかあああぁぁぁーーーー!!!!
くっそぉ、まんまと踊らされてしまったぜ…!絶対ここにどエロい本があると思ったのに、ただのフェイクじゃねーか!あまりにもウルフリックがエロ本隠すの巧妙すぎて、ゴリラごときでは太刀打ちできませんでしたね…さすがストームクロークの総大将です。
堂々と『本物のバレンジア』とかいうハーレクイン本をそのへんの本棚においているような同胞団のオープンな感覚では、見つけるの無理だったんやろうな…だって、コドラクおんじとか普通にお部屋においてあったもん、その本。
ですが、ゴリラとてエロ本ばかりに目が行ってたわけではありません。真面目な本も見つけましたよ!カジートが書いた、カジートについての本のようです。
『アジル・トラジジャゼリ』
この本は、くだらない本だよ!でも「しょーもないものが要るようになる」っていうのはよくあること。今まで口伝でしか伝わってこなかったものを、本にしてみたんだ~
最近になって、レヤウィン伯爵とかいう奴から祖国を取り返そう!という我々の立場に同情してくれる人が増えたんだよね。インペリアルとか。でもあいつらは我々の流儀も敵もよく分かってないねんな。だから、カジートではない友人たちに我々のことを教えとこうと思う。
まず、カジートの心は反省とかしない。我らはやりたいことを自由にやるし、世界の盛衰とかどうでもいい。とりま「矛盾を述べる時、私は真実を語っている」という真理は分かってね。
我らは、レンリジュラ・クリンである(訳:傭兵のにやけ顔、土地なし小僧の笑顔、微笑むクズ)。ムカつく表現だけどわりと当たってるよ。我らは心で怒るが、顔には出さない。エルスウェーアのために戦うが、土地の象徴である「たてがみ」とは手を組まない。正義を信じるが、掟には従わない。タ・アグラには掟はない。以下は、我々の「浅はかな考え」ってところだ。
その1 勇ましいのはいいこと
我らは帝国に無謀な戦いをしている。祖国防衛という大義は、しくじれば全てを失ってしまう。犠牲を尊び、笑顔の下では死者を悼むのだ。我らの勇敢さは、クリン(笑顔)にあらわれている。ヴァレンウッドのバカそうなイムガのようににやにやしているということではなく、単純に敵を楽しんでいる。公明正大な戦いなど、退屈。最後に勝てるから笑っていられる。笑顔は敵を挑発するし。
その2 逃げることも必要
名誉とは乱心である。我々は帝国軍と戦って戦死したレンリヤラクリンを愛していたが、こうした殉職者達はみんな逃げそびれて「クソ!」と言って死んでいったに違いないと断言できる。偉大なるセンシェ・ラートがサイミシル・ステップに来ると、油断ならない状態となる。小さなアルフィクが背中に噛みつき、センシェ・ラートがそれを追い回そうにも逃げてしまうからだ。アルフィクは我々の遠縁で、その戦術を使わせてもらったこともある。撤退は汚辱と考えるバトル思考があるなら、レンリジとは組まない方がいい。我らはそういうアホを笑うから。
その3 人生を楽しむ
人生は短いんだから、最近寂しいな~っていう読者はこの本を置いてナンパに行こう☆
戦いとか後でええもんな。レヤウィンや帝国は、一代二代の間に居なくなったりしないだろう。仲間たちが非モテ童貞のまま生きていくのを見たくはない。そういうのが見たかったら帝国のブレイズとかに入隊したらええやんけ。我らの下ネタジョークとかムーンシュガーとかを嫌わないで欲しいな。これらはレヤウィンが与えない喜びだ。陽気さをないがしろになんてできないからね。
その4 迷わず殺せ
我らは卑怯だよ☆ 打算するし、無理って思ったらとんずらするし。でも敵が背を見せて逃げているのならバクスタだよね。まあ、するもしないも個人の自由だけれど。
その5 なんでも民に与えよ
我らは家族のため戦っている。先祖の土地であった豊穣なマカピ湖やマラピ川から追いやられたカジートのために。敵に思い知らせてやらねばならない。「たてがみ」も皇帝も伯爵も、演説とか頑張って不可避の革命を止めようとしている。我らレンリジュラ・クリンのような法で縛られない組織は、行動=意見である。敵を倒しているだけではダメだ。民と対話して、味方に引き入れなければ。我らは武力でなく政治力で戦う。民を蜂起させれば、勝てる。民に何でも分け与えよ。彼らの心とともにあらんことを。
その6 我らはまさしく力で奪う
我らは泥棒で、悪党で、密売人だ。農場が奪えないなら燃やすし、帝国兵が立ち退かないなら砦は壊す。レヤウィン伯爵から土地を救うには壊すしかないとというりなら、人の住めない土地にしてしまうだけだ。
我らは暮らしと故郷を取り戻したい。20年前のような時代を。それが現実的でないなら、もっと単純で実利的な復讐をするだけ。笑顔でね☆
この本を書いたカジートはどうやら、傭兵さんの一派のようですね。エルスウェーアというカジートの故郷は(サマーセットと組んでいますので)帝国とは敵同士なんですが、さらに政治的な問題も抱えており、「たてがみ」という領主みたいなのとも揉めているようです。
カジートについて、この著者の所属するレンリジュラ・クリンという部族(?)における性質が書かれていたのは勉強になりましたね!戦士系の部族だと思うんですけれど、以下のような方針を持っているようです。
・「戦う時は戦うよ!でも殉職とか無理~!逃げるのって大事だし、卑怯戦術もフツーにやるよ☆」
・「我々には圧制者共にはない奔放な文化や喜びがあるよ」
・「我らは泥棒で悪党で密売人だよ!いざって時には復讐を優先して土地に火を放つこともするよ」
この本が保守的なノルドの領主の私室にあるということは、わりと有名で広まっている書籍なんじゃないか?勿論、カジートの中には勇敢で真面目な戦士もたくさんいるでしょうし、泥棒なんてしない子もいっぱいいると思うんですけれど、この本で述べられたカジートの性質はノルドの精神性とは合わないでしょうね。
まずノルドはバトル民族であるため、卑怯なこととか逃げ出すことには否定的です。そして、婚前交渉なく結婚するという文化から性的に奔放とは言いづらい民族性だと思われます。さらに、民に敬慕されている伝統的戦士集団は暴力で物事を解決することはよしとするものの、「我々はこそこそしたことはしない」と言います。
つまり、一般的なノルドからしてみたらカジートが「ウワ…何なんコイツら、マジで無理」となるのはおかしいことではないんですよね。そういうのが原因で町に入れてもらえないのかもしれない。
ただ、カジートは体格的にゴリラみたいなガチムチじゃないんですからヒットアンドアウェイのような戦術を使うことは自然ですし、ノルドは婚前交渉しないで結婚するからこそ結婚後にトラブルが起きる場合もあります。
また、カジートが密売人と言われる原因のムーンシュガーは悪意があって売っているわけではないです(カジート以外の種族にのみ悪影響が出る)。それに泥棒については「どうしてカジートが故郷から出て帝国領で泥棒しなきゃいけないのか」というもっと別の問題になってきます。
豊穣なマカピ湖やマラピ川が無事で、かつ政治的に安定してるのならアウェイの異国にわざわざ出るわけないやんけ…困窮して適正のある盗賊で食いつないだんでしょうね。逆に言うと、ノルドが異国で食うに困ったら絶対筋肉をたのみにして山賊するじゃん。それと同じ話なんじゃないか?
それにしても、カジートの国が政治的トラブルを持っていたとは知りませんでした…間接的に帝国と仲悪いとかじゃなくて、これがっつり帝国と仲悪い感じですね。著者の言うことは「おいいぃ!ww」みたいなことばっかりですけれど、ちゃんと大事なこともあります。「敵を倒しているだけじゃダメなんだ。我らが守りたいのは家族であり、民草みんなである。民の蜂起が権力を圧倒する、彼らをないがしろにしてはならない」。エルスウェーアも平和になって欲しいよな。
ウルフリックって結局悪い奴なのかというと、そうでもないのがなあ…
さて、ウルフリックの家をうろうろしておりますと、ユルサラルド・トゥライス・ピアスというすごい名前の人と遭遇しました。ウルフリックの部下の人みたいですね。この人はウルフリックガチ勢でして、ウルフリックが正しい!と思っている人です。
ユルサラルドさんによると、「スカイリムは人類誕生の地で栄光が生まれた場所なのに、帝国の皇帝は保身でサルモールにスカイリムとタロス信仰を売り渡した!」という話でして、これはストクロのほとんどが思っているであろう意見です。
ていうか、ウルフリックって帝国からは「人類団結の時にいらん騒ぎを起こしやがって!」って言われているじゃないですか。確かにそうです。人間の敵はサルモールなんですから。でも実はウルフリックの言うてることも間違いではないんです。
ウルフリックは内政のセンスこそイマイチですが、主張自体には1つの正しさがあります。タロス信仰を禁止されて立ち上がった!というのがストクロの大義名分ですよね。ところが、もともと信仰心がそんなに強くない人が多い日本人からしたら、同胞団のカス兄弟とかがいうように「どうでもええやん、誰が何信じてても」っていう感じになると思います。
8大神もおるのに、タロス1柱禁止されたごときで反乱起こして人間同士で殺し合って消耗すんな!って思っちゃうよね。ホンマにおるか分からん神よりも、目の前のムカつくエルフやろ!っていうのはゴリラもまさしくそう思います。
ただ、タロス信仰って結構民間で広く信じられているじゃないですか。これタロス信仰禁止を認めるっていうのは、民間で結構な範囲が該当する条件に当てはまる人を不当に逮捕、処刑することを許可してるっていうことやねんな。一般的な民間人はサルモールの脅威にひれ伏して不条理な扱いにも従うだろうし、何等かの利権を持つ人は(たとえタロス信仰でなかったとしても、でっちあげられたら)命ごと利権を奪われます。タロス信仰禁止は、簡単に民を害せるんです。
しかもタロス信仰禁止したのに守らない、つまりサルモールに反抗的な態度をとる過激な一派を炙り出せるんですね。ガルマルさんみたいなのとか、ヴィグナー爺みたいなのとか。で、そういう奴らが逮捕・処刑されたら、いざ何かあった時に武力蜂起してくれる奴らがおらんなるじゃないですか。その後なら、もっと本格的に経済とかを締め上げることもできるようになるんじゃないか?
例えばクックブックにスカイリムは漁業と養蜂がさかんって書いてあったけど、そこの利権をサルモールが吸い上げるとか、専売化するとか、港の権利を剥奪するとか。で、それに反抗しようとしても、知り合いとかがタロス信仰で殺害されたっていうのをみんな見てるわけじゃないですか。だから今よりもサルモールに反抗する勇気がもっと必要になるんです。タロス信仰禁止で武力蜂起してくれるような人達が死に絶える前に反乱軍として集めたっていうのはウルフリック賢いんじゃないか?
実は大戦の時、ハンマーフェルかハイロックか忘れたんですけれど、どっちかはサルモールに徹底抗戦して勝ってるんですよ。だからスカイリムでもそれを再現すれば、直接的に利権を奪われるようなことはないでしょうし、運が良ければ自治権をゲットすることができます。
でも、その反乱を収めに来てるのが本来友達のはずの帝国だから、結局人間同士で消耗してしまうんですね。つまりサルモールはどっちが勝っても負けても漁夫れるから嬉しいし、デルフィンさんがいうように反乱が長引くほど有利になる。人間のリソースが減りますからね。
だから今は帝国が力を蓄えている時だから、人間同士で戦争している場合じゃないよ!っていうのが帝国の主張であり、勿論正しい話です。しかもストクロが勝利してスカイリムが自治に成功すると、サルモール勢力に抵抗しきったハンマーフェルだったかハイロックだったかみたいに帝国から離反する可能性があるんです。人間の連合軍がバラバラになってしまう。
結局、帝国軍の言う事は人間全体として見れば正しいし、ストクロの言うことは故郷を守るものとして見れば正しいんです。どっちについてもいいし、どっちにもつかない、というのも正しさの1つだと思います。ゴリラは偶然ハドバルさんの世話になったので帝国につくんですけれども。
あ、ちなみにこれ以前の記事でも言ったことあるんですけれど、ウルフリックとお話しすぎますとストクロに入る選択肢が出てきちゃいます。その場合にはtabボタンでキャンセルすると入らなくてすみますよ!
とりあえず山賊さんをいじめてくるゴリラ!お前ら山賊なんかしてるからウェアウルフに食われるねんぞ!
さて、ウルフリックの私室から無事に鏡面をパクってきたゴリラですが、まだまだやるべきことはたくさんです。まずはさくっと、簡単な山賊さんいじめから仕上げていきましょうか!こちらの依頼をちゃちゃっとやってしまいましょう!
アルゴニアン女子シャーヴィーちゃんのアミュレット奪還
ギャロウズロックの山賊を倒せ!(ブランウルフさんからの依頼)
これ、山賊さんしばくだけだから道中はカットなんですけれど、1つだけおかしなものを発見したんで載せておきますね。ウインドヘルムからちょっと離れたところの川の上流なんですけれど…
川の中に骸骨捨ててある!!
そして奥の滝壺の中には金庫が隠してありまして、中にはちょっとした貴金属が入ってました。でもすごいお宝とかではないんだよな。マジでちょっとしたお宝。
近くにまだ火の気があるキャンプがあったけど、この人のではないよな?何かしらの事件性を感じるけれど、全然分かんないんだよなあ…!
スカイリムってたまにこういう怖いものが落ちてるんですよね。じわっとくるホラー的なイヤさがある。もう、何がイヤってたかだか400ゴールドぽっちのために人が殺されたんじゃないかっていうのが察せられて、それがイヤだ…!
さて、そんなこんなでとりあえず、シャーヴィーちゃんのアミュレットを取り返してきましたよ!
シャーヴィーちゃんがどういう子かというのは後でご紹介しますので、まずはブランウルフさんからの依頼、ギャロウズ・ロックの山賊を始末しましょうか!久しぶりに名前を聞きましたが、ギャロウズ・ロックというのは同胞団の敵であるシルバーハンド共のアジトの1つです。
ゴリラからしてみたら、「またあいつらか!」といったところです。スコールパイセンを殺害したり、けものフレンズのカルジョのアミュレットを盗んだり、ほんとあそこの奴らはアカンな!
※当たり前ですが、そんな奴らをもぐもぐしているゴリラも相当にアカン奴です。
さてそんなギャロウズ・ロックですが、ちょっとびっくりしたことがあるんですよ。こちらのアイテムなんですけれど…牢屋で入手できる拷問具というアイテムです。
実はこれ、ギャロウズロックじゃないと手に入らないアイテムらしいんです。どうやらリスポーンするみたいですね。そういうちょっとレアなアイテムもリスポーンするんやなあ…!初めて知りました。
あと、こちらなんですけれど、これは前回倒したボス皮剥ぎ職人のクレヴがドロップした装備です。今回のクレヴじゃなくて、前回のクレヴが落としたやつなんです!あの装備ゴリラ漁ってないから、死体はデスポーンして装備だけ残ったんでしょうか。そんなことあるの…?
※実は別の砦でも同じことが起きています。
まあ細かいことは置いといて、シャーヴィーちゃんとブランウルフさんに会いに行きましょう!
シャーヴィーちゃんですが、先述のとおり彼女はアルゴニアン女子でして、港で働いています。ウインドヘルムのアルゴニアンは皆、港で働いているんですよね。これには理由があるんですが、長くなるので次回で紹介します。
こちらの女の子がシャーヴィーちゃんですよ!前にリフテンで会ったキーラバちゃんは堂々と構えている気の強い系の女子でしたが、シャーヴィーちゃんはまた違うタイプ。大人しいけれど、前向きで明るいとってもいい子です。
彼女から話を聞きますと、ウインドヘルムっていうかそもそもスカイリム自体がアルゴニアンに友好的ではないらしいです。そのため、シャーヴィーちゃんは目立たないように気をつけています。ノルドが歴史的にエルフと確執があったり、民族性がカジートと合わないのは知ってましたが、アルゴニアンもアカンのか…!
シャーヴィーちゃんはウインドヘルムでは苦労していますが、財産を取り戻せるから衣食住には困ってないよ、とのことです。財産を取り戻すって何や…?誰かから奪われていたのでしょうか。でも取り戻せるってことはゴリラの出る幕はないようなので一安心。
因みにシャーヴィーちゃんは元盗賊。でもゼニタールのお告げを聞いてカタギになりました。このゼニタールというのは多分商業の神様だと思うのですが、ホワイトランの西方の原っぱに祠があります。
ところで、シャーヴィーちゃんに「なんで楽しそうにしてるの?」と聞きますと、「うじうじしててもしゃーないやん!港の生活は楽じゃないけど、自分の意思と関係なく辛いこともあるやんけ。幸せになるかは自分次第☆」という、とっても前向きな言葉を聞くことができます。ゴリラ、この子結構好きやなあ…
さて、次はブランウルフさんのところに報告です!
ブランウルフさん、マジでいい人なんだよな。困っている人を助けてあげたい!という気持ちが強い人なんですけれど、ダンマーだけじゃなくてアルゴニアンとかカジートのこともちょっと心配してたりするんですよ。スカイリムの中でもかなり珍しい博愛主義です。
そんなわけで町の中でダンマーを積極的に助けようとしてるのはこの人くらいなんですけれど、ダンマーに「ウルフリックには進言したけれど、これ以上の朗報は期待できん…」って言ってたので、残念ながらダンマーを助けることはできませんでした。この町戦争中だから仕方ないよ、それは…!
ブランウルフさんは非戦的でウルフリック嫌いですが町を離れないため、やはり城塞の防衛という任務が優先なんだと思われます。「ウルフリックに灰色地区の現状を見てもらおうとしたんだ!」というダンマーみたいにバリバリ積極的に行動するのは難しいんでしょうね。けれど、今回の依頼みたいにできるだけ助けてあげようとはしてるんやろうな。こういう優しい人も町にいるのがいいよね。因みに山賊討伐のお礼は重装の訓練でした。
ところでそんなブランウルフさんが思い寄せるエルダさんの宿で、おもしろいことを見聞きしました。「魔法ってどこで勉強するの?」って聞いたら、「えー?!そんな物騒なもん学ぶなら学院に行って来いや」と言われるのですが、その後です。
ウーンファース爺、嫌われすぎだろwww
もうちょっと町の探索をしっかりしていたら、ウーンファース爺をもっと疑っていたかもしれませんね。でも爺は頑固なだけでいい人なんですよ!密かにブッチャーのこととか調べてくれてたし、爺のシリアルキラー予報によってゴリラは犯人を現行犯討伐できたんですから。
爺はもっと陽気なイメージを付けた方がいいかもね。ローブを派手なピンク色にするとか、カラーグラサンをかけるとか、素敵な麦わら帽子をかぶるとか、週末にクッキーを焼いて皆におすそ分けするとか。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、キャンドルハース・ホールの面白いところはそこじゃないんですよ!こちらなんですけれど、宿に宿泊した時のお部屋になります。
耐火の薬は「盗む」って出るんですけれど、休息の薬は普通に取れるんです。
これマジでなんでか分からんけど不思議だよね。きっと休息の薬はサービスのミネラルウォーターみたいなもので、耐火の薬は勝手に飲んだら料金追加されるタイプの酒みたいなもんなのかもしれない。宿にあんまり泊まらないから初めて知った!
町の人々と接していくことで、ゴリラもじわじわとウインドヘルムのことを知ってきましたね。しかしこの町はたくさんの問題や対立を抱えた町です。まだまだたくさんのクエストが残っておりますから、これからもっといいところも、悪いところも知っていくと思います。
次回『レヴィン・サドリのために女性をストーキングする不審者ゴリラ!衛兵さん、コイツです!』
お楽しみに!
↓前回
↓次回
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