彼女にフラれた友達を慰める友情のクリスマスパーティー開催ッ!!
ついにやってきましたね。2024年 Xmasです!!
去年のゴリラのXmasは友人が全員出払っていてぼっちになるという悲劇が発生しましたが、神本であるスカイリムのオフィシャル・クックブックで楽しい1人Xmasをしました。めちゃくちゃ素敵なXmasになったんですよ!!
ですが、今年はなんと友人がいます!!というと喜ばしいのかもしれないんですけれど、実はこれ事情がありましてそんなに大っぴらに喜べないんですよ。
…あのですね、友人、一緒にXmasを過ごすはずだった彼女にフラレてしまい、ショックのあまりぶっ倒れて嘔吐してしまったんです。ギャグマンガ日和の陰陽師とほぼ同じ状態です。かわいそうすぎる…!てかXmasの直前になってから振るなァァ!!もうレストラン予約してプレゼント買ってたんだぞ、あいつ!!
世の中酷い女もいたもんですよ。そんな時に僕が「俺今年も1人スカイリムXmasするけど、来るか?」って声を掛けたんです。非モテゴリラからの友情です。そんでそいつを慰めて盛り上がっちゃおうぜ!!という友情パーティーが開催されることになりました。
勿論、ディナーはここから作るんだぜ!
The Elder Scrollsオフィシャル・クックブックさえあれば、どんな酷い恋愛からも立ち直れる…!肉を食って酒を飲めば、嫌なことは全部忘れられます。これこそ、男と男の友情を盛り上げる最高のレシピブックなんですね。
それでは友人のためにも、気合入れて作っていきましょう!
前菜的なやつ:煮リンゴのエイダールチーズがけ
今回も大好物のボズマーバイトでいこうかなと思ったんですけれど、せっかくなら新しいメニューに挑戦しようということで、煮リンゴのエイダールチーズがけを作ることにしました。
肉に添えるのもよし、デザートにするのもよしという万能なおかずのようですね。ところでこのメニューの説明文に「テーブルの上にぽつんと置かれているリンゴには注意!毒かもよ!」って書いてあったんですけれど、そんなことあるの?
多分闇の一党がそういうことしてるんだと思うんですけれど、あいつらそんな白雪姫みたいなメルヘンチックな暗殺してんのかよ?!いつ食うか分からんリンゴよりも常用しているカップやカトラリーに毒盛った方が絶対早いだろぉ!
まああの集団はボスのアストリッドとかいうのが暗殺指令書に直筆で自分の名前書いちゃうレベルのうっかりさんですから、あり得る話やんな。
さて、リンゴのエイダールチーズがけの準備はこんな感じ!
ブルーチーズがなかったんでそのへんのカマンベールチーズで代用しています。そんで実は今回、画期的なシステムを採用してるんですよ。バターとか砂糖がラップに包まれているのがお分かりいただけるだろか…
前回のXmasディナーは調理時間が脅威の6時間とかいうちょっとしたバイトのシフトくらいの時間でした。正直、めっちゃ辛かったです。中華料理屋のバイトしてた頃よりきつかった。そこで今回はそれを短縮するため、可能な限り前日に測量してからスタートしたんです!
これでスムーズな調理に移れますよ!ちなみにこの事前に測量というのは昔行ってたお料理教室をヒントに思いつきました。生徒がガチャガチャしないよう、先生が事前に測量してくれてたねんな。ありがとう先生…!おかげで今回は少し早くディナーを作れそうだぜ!
といったところで材料をさばいていきましょう!まずはこちらのりんご。秋映えりんごというちょっとお高いおリンゴとなっています。マジで色が美しくて作り物みたいなんですよ!
これの皮を剥いて、角切りにしていきましょう!でも個人的には皮あっても良かった気がする。
うちフードプロセッサーあるんですけれど、このリンゴ煮は手動でざくざく切ったほうがそれっぽい食感になるのでおすすめ。もう少し大きくしても良かったかな…?
まあまあの量があるように見えますが、実はこれレシピの半分の量です。スカイリムのクックブックは友達や家族がたくさんいること前提で作られているのか、量がそこそこ尋常じゃないんですよね。アップルキャベツシチューとかカレー10人分に匹敵する量だからな!
追加材料はそんなに多くないので、鍋の大きさはリンゴが入り切るサイズであればどんなのでもOKです!てかワンチャン、このレシピはレンチンでできる可能性もあるんだよな。
煮ていくとこんな感じでリンゴがしんなりしてきます。バターで炒めてるんでアップルパイみたいなめちゃくちゃいい匂いするよ!あとやっぱりサイズはもうちょっと大きくていいかもしれないね。
あとここでコーンスターチをいれるんですけれど、事前に冷水で溶かすってレシピに書いてあったんですよ。ところがコーンスターチは熱している時に入れると溶けやすい性質を持っているので、冷水に入れても全然混ざりません。沈殿します。
鍋に入れる直前にパワーで水に溶かしてコーンスターチが沈殿する前に鍋にぶちこむか、ぶっちゃけ鍋に直接入れてもいいと思います。そんでとりあえず完成したのがこちら。
ちょっと味見してみたんですけれど、これめちゃくちゃうまい…!高貴なアップルパイの中身の味するもんな!!おそらくその原因は、ノルドのスパイスだと思います。まだブログでは未紹介なんですけれど、シナモンが強いスパイスなんですね。
ちなみに完成した総量はラーメンどんぶり1杯分くらいです。
信じられないかもしれないけど、これレシピの半量ですからね…スカイリムクックブックを使う時には、必ずレシピの総量に気をつけるんだゾ☆
スープ:ポタージュ・ル・マグニフィーク
去年はポテトチェダースープにしたんですけれど、今年はポタージュ・ル・マグニフィークというスープを作ってみようと思います!このポタージュ・ル・マグニフィークはゲーム中の書籍に載っていた記憶がありますよ。
バルバスさんっていうお料理大好きおじさんが所持している『無類の味わい』というレシピ本があるんですけれど、そこに書いてあるんですよね。材料はこんな感じ!!ちな1/2量です。
わざわざいつものコンソメではなく、チキンコンソメ・ビーフコンソメを買いましたからね…!
実はいつも自分が使っている味の素のコンソメはチキンもビーフも、何なら野菜エキスだって入っているんですけれど、できる限りレシピに近づけようと思いまして準備しました。これ探すの苦労したからな。
ちょっといいスーパーとか、あと業務用スーパーだとこれ買えると思います!結論から言うと、わざわざこのコンソメ買って作って良かった。いつものコンソメとなんか風味違ったもんな!!
さてこちらのポタージュ・ル・マグニフィークですが、名前も説明文も大層なわりに作り方は簡単なんですよ…!今回は1/2量を作成していますが、3人で飲むとちょっと少なかったかも…!まずはバターで野菜を炒めましょう。
途中で人参を投入しますが、問題はその後です。実はこれ、途中で小麦粉を追加するレシピなんですね。カンの良いクッキング・ドラゴンボーンの方ならお気づきかと思います。
ホワイトソースに作り方が似ているんですよ。
つまり、ここでレシピを特に疑うことなく薄力粉ドーン!ブイヨンもドーン!とかしたら、多分ダマになるんですよ…!なんとなく嫌な予感がしたから、俺は一回鍋の火を止めたぜ!!
そして、火を止めた状態でちょっとずつブイヨンを足していきます。
先程コーンスターチは冷水には溶けないという話をしたと思うんですけれど、小麦粉や片栗粉は逆で、温かいものにボーン!とぶちこむと固まってダマになってしまいます。
※ホワイトソースがつぶっつぶになった!カレーに水を入れすぎたので小麦粉を足したんだけど粉の塊ができた!系の失敗は大体このへんが原因です。
といっても今回のように具材にしっかりバターと粉を絡ませた状態であれば成功率はめっちゃ上がりますよ!でも警戒してめっちゃゆっくりブイヨンを足しました。
ブイヨンですが、本来は1キューブ300mlの湯が目安なんですけれど、今回湯をレシピどおり240mlで作っているのでちょっと味が濃い目でした。気になる方は300mlで作ったあとに60ml抜いてください。ブイヨン投入直後はこんな感じ!
ちなみにこの時、隣のコンロでマスタードを同時進行で作っていたんですけれど、ポタージュ・ル・マグニフィークはあんまり同時進行しない方がいいかもしれない。
スープが煮えてくると結構粘度が高くなるので、焦げやすくなるからです!
さて煮えたポタージュ・ル・マグニフィークですが、ここからさらに一手間はいります。舌触りを滑らかにするため、フードプロセッサーをかけていきましょう!!
僕の家で使ってるのはこのシリーズです。フードプロセッサーはいいぞ…!
ただここで注意点があるんですけれど、フタは完全にしっかり押さえていてください。
あのですね、ミキサーかけてるときに聞いたことないようなジョババババババ!!って音がしたんですね。ポタージュ・ル・マグニフィークは液体ですし、そもそもポテトチェダースープの時のように凄まじい粘度があるわけではないので、最悪飛び散ります。
だって泡立ってるもんな!!あとはこれをお鍋に戻せばOKです!めっちゃ滑らか!!
ちなみにこれ、スカイリムでめっちゃ絶賛されてるメニューらしいで。感動のあまり泣いたやつとかいるらしいです。また、今回は人参と玉葱を使用しましたが、美食家先生から「各人で色々工夫してオリジナルの『俺の最強スープ』を作ってくれよな!」みたいなことが書いてありました。
オリジナル利く料理ってのがいいよなあ…!
副菜的なやつ①:田舎風マスタード
今回の副菜的なやつなんですけれど、実は本来はホタテの料理を予定していました。すげえうまそうなレシピがあったんですよね。ところが近隣のスーパーでええ感じのホタテを見つけることができず、残念ながら断念…!
代わりに田舎風マスタードを作ることにしました。これはその名のとおり、マスタードです。そんなもんどうやって食うねんという話なんですが、このゴリラとてさすがにそのまま皿で出すほどの蛮族ではありません。
Xmasっぽい揚げ物を作って、マスタードをディップしちゃおうぜ!ということです。材料はこんな感じ!思ってたより少ないです。
ていうか、マスタードとか作るの初めてなんだが…?!
ビッグマックのソースを作ったことはあるんですけれど、さすがに調味料そのものの生成はしたことないぜ…!これはドキドキワクワクです!!ちなみに画像の可愛いネコのお皿はこちらの豆皿でして、クッソ可愛いです。5種類のネコが入ってます。
それではマスタードを作っていきましょうか!まずこんな感じでフライパンに材料をぶち込むんですけれど、これちょっと注意点がありましてマスタードパウダーはめっちゃ焦げやすいので注意。
実はポタージュ・ル・マグニフィークと平行して作ってたらちょっと焦がしちゃったんですよ…!あんなソッコーで焦げると思ってなくてびっくり。何なら砂糖よりも焦げるの早かったがな!!
でもまだちょっとこんがりくらいの塩梅でしたのでセーフセーフ!!まずは全体に火を通していくんですけれど、ぶっちゃけこれ弱火でええで…レシピ通りの火力だと危ないと思う。
そんでここに追加の材料をぶち込むことでまろやかさを出していきます。
ちなみにけっこうシャバシャバになるんですけれど、気にしなくて大丈夫。実はこのマスタード、冷え固まると硬度が増します。温かい時点で一般的なマヨネーズくらいのゆるさにしたら、後でかなり固くなってしまいました。
できあがりはこんな感じだよ!
えっ…まじでマスタードじゃん。スパイスからマスタードが生成できちゃったよスゲエエェ!!
ちなみに生成した時点でどことなくマクドというか、マックグリドルというか、そんな感じの香りが漂っていました。蜂蜜入れてないのになんてマックグリドルの香りがするんやろな…!
副菜的なやつ②:ハーブチキンとポテト
それでは、マスタードにディップさせる揚げ物を作っていきましょうか!今回はフツーにXmasらしくチキンとポテトを作っていきましょう。今回は映えを重視してチキンはチューリップで作っていくぜ!
まずは下準備からですが、スカイリムのディナー作ってんだからということで下味をスカイリムスパイスで漬けることにしました。ストームクロークのスパイスと、インペリアルのスパイスです。
まずこっちがストクロスパイス!
ここで注意点ですが、ストクロのスパイスは辛めの香辛料が入っているとはいえ、パンチは薄めです。まずは塩コショウをすりこんで味を安定させてからスパイスをふりましょう!実は今回、ストクロのスパイスだけ振った結果ちょっとパンチが薄くなってしまったんですよ。
こっちがインペリアルのスパイスです。
インペリアルはもともと辛味って感じのスパイスではない(イメージとしてはバジルとかローズマリーとかそういうの)と思っていたので、こっちには塩コショウと顆粒コンソメ振ったんですよね。
さて、それではどんどん揚げていきますか!まずは何の変哲もないポテトから!
ちなみにこのポテト、業務用スーパーで購入したドイツのくまさんポテトなんですけれどあえてリンクは貼らないぜ…!理由は、あんま美味しくなかったからです(笑)。
でも見栄えはいいからね!ほら!可愛いは可愛い。
それでは本命のチキンを揚げていくぜ!!
今回は卵につける→薄力粉という感じの衣で揚げています。ただ、ストクロのチキンに関しては試し揚げした小麦粉オンリー衣が1番良かったと思います。しっかりスパイスが肉につく感じがして。
こんな感じで、上がストクロのチキン、下がインペリアルのチキンです!
やっぱチューリップはいいねえ…!もう見た目がクリスマスって感じがするもんな。でも来年は是非とも諦めちゃったホタテの料理をしたいところだぜ!
実は直前になってスーパーに買い物行ったら、売ってたホタテが「手の届く値段だけど色がめっちゃ悪い」or「おいしそうだけど尋常じゃない値段」の二択だったんですよ…お高い方のホタテは絶対焼くような感じのホタテじゃなかったもん、あれ。
いつか、いい感じのホタテをゲットしようと思います!
パン:チーズスコーン
前回はキャベツのビスケットという初見すぎるパンを作ったんですけれど、今回は揚げ物もあって手間取りそうだったので調理時間に余裕が出そうなチーズスコーンを作ることにしました。スコーンなら俺何回も作ったことあるからな!
こちらは名前のとおり色んなチーズをぶちこんだスコーンなんですけれど、「勇者はモロウウインドの虫の汁で作るのもアリ!」とかいうとんでもないコメントが書いてあります。虫の汁かあ…!でも僕の大好物の巣蜜も似たようなもんですからね。
材料はこんな感じ!
ちなみに今ブログ書いてる途中で気付いたけど、サワークリームの賞味期限が絶望的に切れとるがな!!(※友人も僕も一切健康に被害なかったのでご安心ください。でも皆は真似しないでね!)
ではスコーンを作っていきましょうか!スコーンなんてね、何回も作ってるんですから。さくさくって終わらせるか!と思っていたんですけれど…これまあまあのトラブル発生するんで気を付けてください。
まず粉を調合するところは何ともないです。
チーズの投入も特に問題はないんですよ。
ここです。
牛乳入れるねんけど、量が明らかにおかしいんですよ…ちゃんとレシピどおりの量なのに、牛乳がめちゃくちゃ多いんです…!あっという間に生地がべっしょべしょ…
しかもこれ、途中で怪しんで規定量よりもだいぶ少なく入れてこの状態です。
後で調べてみたんだけれど、これもしかしてだけど日本語訳した時に何らかのトラブルが起きた可能性があるか…?そもそもコンパニオンズを同胞団じゃなくて従者って訳してるしな、この本…
というのが、そもそもアメリカのレシピって何gとかじゃなくて何カップっていう表記のことが多いんですよね。そんでカップも日本とはサイズが違います。一応カップに対応するgの一覧表みたいなのが載っているんですけれど、チーズスコーンは多分粉が2カップという表記だったんだと思います。
それをmlに直すと480mlです。で、粉っていうのは100mlあたり55g程度だそうで、55g×4.8=264gが本来のg数だと思われます。レシピ、30gくらい少ねえ。でもバターミルク180mlに対して粉が260gは絶対ミルクが多いよ!!しかもこれ、サワークリームが入ってるレシピですからね?ミルクは半量でもいいくらいのはずです。
そんなわけで生地がこんな感じになりました。べっっしゃり!!!
一応なんとかしようと粉を足しはしたんですけれど、あんまりなんともならなかった…
まさかスコーンでコケると思ってなかったから大ピンチですよ!!ドタバタしちゃって本来なら12個に分けるはずのスコーンを6個に分けちゃうし、三角にしたかったのに生地がべっしょりすぎて三角に全然ならないし…!チクショオオォォォォ!!!
あとは艶出しの卵を塗って粉チーズかけて…
とりあえずこのままオーブンに旅立て!お前らは!!
そんな感じでバッタバタになりながらスコーンが焼き上がりました。チーズの香りがすごいです。
とりあえず形にはなったけれど、もしこれ作るドラゴンボーンの方がいらっしゃいましたら気をつけて下さい。バターとかはおかしくなかったんで、粉を増やすよりはミルクを減らした方が成功率上がると思います。多分だけどミルク半量でいけるんじゃないかな…?とは。
でもスコーン作り慣れてるクッキング・ドラゴンボーンならこれミルク入れてる時点で気付いてストップすると思う。気付いていながら途中までレシピを信じてしまったぜ…!くっそおおおぉぉ…!!
メイン:ホーカーのローフ
今回のクリスマスのメインの肉は!去年に引き続きホーカーのローフです!!
やっぱレシピブックの表紙も飾るようなお料理ですからね。ですが今回は前回とは違い、半量ではなくフルの量で作っていこうと思います!!これ総重量えぐい肉の塊ですからね。1kgくらいあるんじゃなかったかな?
材料はこんな感じ!
派手さのわりにホーカーローフは作るの早いんだよ。材料バンバン混ぜるだけ!しかも今回は事前にちゃんと材料がカットされていますので、もうほんと3分クッキング状態です。
そんでドーム状に肉を成形してみると…でけえな!!
引きで見ますと、オーブンの板をほぼ占拠しているような状態です。すごいアホっぽく言うとこのでかさのハンバークってことですからね…多分、中サイズフランパンがギチギチになるような肉の塊です。
今回ちょっといい感じのベーコンが手に入らなかったんでやや幅が足りませんが問題なし!今回若干ミスってますが、にんにくは絶対ベーコンでしっかり隠しましょう!ナチュラルに焦げます。
そんで焼き上がりがもうこんなシルエットですよ…
王者の風格なんだよな…うちのレンジ無駄にでかいのに、それ考慮してもデカく見えるんだもん。すげーよ。ちなみにこういう馬鹿デカドーム型のものを焼くときには高さが10cm以上にならないように気をつけるんだぞ☆ 火が通らなくなります。
さてレンジからローフを出してみますと…やべええぇぇぇ!!いい匂いすぎるッ!!
ホーカーローフはもう3回くらいは焼いてるんですけれど、ほんとこれうまいからね…去年底上げしておしゃれ草で盛りまくった皿に置いてみたんですけれど、盛り全く必要ないサイズしてるわ。
これがほぼ1kgの肉の塊だぜ…!うっひょー、これがあるだけで食卓の彩りが全然違うよ!やっぱ肉ってテンションあがるよな!!これ簡単にできる上にうまいし、実は油はほとんど流れちゃうので肉にしてはヘルシーだし、マジでおすすめ。
デザート:スノーベリーのクロスタータ
いつもはスカイリムクッキングをする時のデザートといえばスイートロールなんですけれど、今回はちょっと趣向を変えまして、スノーベリーのクロスタータというものに挑戦してみようと思います!!スノーベリーはあれですね、ウインドヘルムの道端とかに生えてる実です。
クロスタータはイタリア語でタルト生地みたいな意味だったと思いますので、多分シロディールあたりで発祥した生地がスカイリムに伝わってきたんじゃね?知らんけど。で、今回スノーベリーを使うわけなんですが、実はスノーベリーという植物自体は実在しています。
ただ、食用ではないし色も赤ではないんですよね。どうやらレシピブックではクランベリーで代用しているようですよ!あんなおしゃれなフルーツ生まれて初めて買ったわ!!材料はこんな感じ。
ちなみに生のクランベリーを入手するのはなかなか難しいっていうかあれ日本では売ってないだろ絶対という感じですので、冷凍を自然解凍しました。
こちらが解凍したベリーなんですけれど…なんてキレイなおベリーザマス!!
ちなみにどんな味なのか試しに1つ食ってみたところ、信じがたいくらい酸っぱかったです。多分ラズベリーよりも上だと思うから、これヨーグルトとかケーキとかで加工して使うの前提のフルーツなんだと思います。
あ、そんでこのクロスタータもちょっとした注意事項があります!自分がただミスっただけの話なんですけれど、溶かしバターを作った鍋やレンチン後のボウルに直接小麦粉入れない方がいいぜ!!
こんな感じでダマができちゃうんですよ。
ソッコーで気付いたので、別のボウルに移してバターとかを冷ましてから粉をふるいにかけつつ少しずつ投入していきました。多分これが1番安定してキレイに混ざるとおも!
ちなみにここで使うアーモンドエッセンスも結構なレア素材らしく、あのカルディですら売ってなかったとかいうマイナーな材料となります。バニラエッセンスはどこでもあるんだけどねえ…!
で、完成したのがこのクリームです。クロスタータの具のメイン部分のクリームですね!
ちなみにこのクリーム信じがたい量のグラニュー糖使うんですけれど、甘いのが苦手っていう方はグラニュー糖を減らした方がいいです。ただ、あんまり減らしすぎると今度はクランベリーの酸っぱさの影響をもろに受けてしまうと思いますので、あらかじめクランベリーはちょっと砂糖漬けみたいにして調整した方がいいかもしれません。
さてここでタルト生地にクリームとクランベリーを詰めていくか!といったところで、大変なことが起きてしまいました。あの、生地がめっちゃボロボロに割れるんだが…?
こちらのクロスタータは手包み系のタルトなんですけれど、こう見えてゴリラはそのタイプのタルトは今まで20枚以上焼いてきましたから、生地生成の段階ではミスってないはずです…これマジで原因が分からん…!一応ボロボロ部分を水で補修したのですが…
駄目だ、包もうとした瞬間、生地が砕ける!!
仕方ねえ…! そんな時はこっちで対応だ!
いでよ、何年か前にイオンで買ったタルトの型アァァァ!!!
ただこれは18cm型ですので、おそらく20-22cm直径を想定されているクロスタータの生地の量だと溢れてしまいます。そこで100均で買った小さいタルト型も出撃させました。
よしよしよしよし!! 何とかなったぜ!!
さあここにあのおしゃんティーなベリーでもぶち込んでいくとするか!!
試食の段階でヤバいくらい酸っぱいの知ってるからめっちゃ不安になるんだけど、これこの量のクランベリー入れてしまって本当にいいんだよな? 大丈夫なんだよな?(大丈夫です)
そんでクリームの方も入れていきます。おいこれ…ッ!ギリギリじゃねーか!!
さらにその上にベリーを追加!!
すげえ…よく分からんオリジナリティ出してくる個人経営のおしゃれケーキ屋のケーキみたいになった…!なんかこういう感じのタルト見たことあるもん!!すげええぇぇぇ!!
めちゃくちゃ映えるぞこれは!!すごいキラキラしてるもんな!!ワクワクするぅ…!
そんでここでナチュラルにワンミスですが、艶出しの卵はアーモンドを乗せてからです。間違えて先にやっちゃった…まあ問題ないけどね!!
アーモンドを乗せるとこんな感じ!!
これもう疲労困憊しててスプーンでやっちゃったけど、ハケ使う方が絶対キレイになると思います。そんでなんとなく覚悟はしていたんですけれど、焼き上がりはこんな感じだぜ!!
やっぱダダ漏れじゃねーか!!!wwwww
焼く前の段階で型からほぼ表面張力ではみ出してたもんなあ!!こうなることはそれとなく分かっていたぜ!!だからもう仕方ないよこれは。そういうものだから、このクロスタータは。こういう神話生物的な外見になる感じのスイーツだからクロスタータは。 ※多分違います
でもとりあえず写真を撮りましょう。はい、テケリ・リ♡
といったところでデザートも焼き上がりましたね。外見はまあまあヤバいんですけれど、実はこのケーキ、焼き上がりの香りはめっちゃおいしそう。ふんわりベリーの香りがして、あま~いクリームの香りが漂っていました。
これマジでどんな味なのか楽しみすぎる…!だって人生初クランベリーだもんな!!
男の友情クリスマス、開幕ッ!!!!
さて、そんなわけでついに整いましたよ!!男の友情クリスマスです!!
彼女とクリスマスを過ごせなかったのは悲しいかもしれませんが、お前には俺達がついてるぜ☆スカイリムの美味しいご飯で楽しく飲み明かそうパーテイーの開催です!!ちなみに後から1人合流するんで、さらに友情パワーが集まりますよ!!
ていうか、3人分のカトラリーで撮影した方が絶対友情感出たのになんで俺こんな給食みたいな撮影の仕方してしまったんや…!!馬鹿なのかよ!!
ちなみに今年は卓上のクリスマスの飾りを出してないです。3人いるから持ち寄った酒やお菓子広げるのに邪魔になっちゃうだろうし、酔ってきたら造花をパンツにはさんだりキャンドル食ったりする奴とか出る可能性あるんで、安全性のためにやめておきました。
そんで今回の調理時間はなんと!5時間です。前回よりも1時間半も短縮されたぞ…!ちなみに今回も1人で調理してました。友達はゲストだからな!!しかも今回ただの友達じゃねえよ傷心の友達なんだよ…!
それでは、各料理のご紹介をしておきましょう。煮リンゴのエイダールチーズがけです。
こちらは土産の神戸プリンが入ってたツボに入れることにより、めちゃくちゃええ感じの雰囲気を出してみました。初めて作る料理でしたが、すごい高貴なアップルパイの味がする…!暖かくても冷めててもおいしいんですよ!仕上げに乗せたチーズはカマンベールです。
あとこれ、肉にソースとしてかけてもうまいよ!ってクックブックに書いてあったんでローフと一緒に食べてみたんですけれど、ソースとしても全然いける!多分、もうちょっと味の濃いポークステーキとかそういうのにかけたらさらにいいかも!後日の話になりますが、ヨーグルトに入れたらめっちゃうまかったです。
次はポタージュ・ル・マグニフィークです。こちらも初挑戦のお料理!
飾りは余った生クリームとかぼちゃの種を使いました。ゴリラのセンスではなく、クックブックにこんな感じでトッピングされていたんですよね。外見がもうおしゃれ。
そんでこのポタージュ・ル・マグニフィークなんですが、スープのくせにめちゃくちゃ評判が良かったんですよ!!これ言うなれば牛乳の代わりにブイヨン使ったホワイトソースみたいなもんなんですけれど、野菜とコンソメの風味がすごいマッチしててうまいんです…人参と玉葱しか使ってないの嘘だろってくらい味わい深かったよ…!また作ろ!!
次は田舎風マスタードとチキン&ポテトです!
まずチキンなんですけれど、先述のとおりストクロの方はちょっとパンチが足りませんでした…!ですが、インペリアルの方はマジで美味しかった。これも高評価だったんですよね!
インペリアルのスパイスはがっつりセボリーを感じるので友人たちには合わないか?と思っていたんですけれど、塩コショウとコンソメで下味がついていたせいか、めっちゃいい感じにスパイスとのバランスが取れていたみたいです。ええレストランのハーブチキンみたいな味するって言われたぜ!
でもほんとにそうで、ふわっと香ってくるセボリーがすごい上品な感じしてて自分も好きでした。ストクロのスパイスは逆にお魚のフライとかにつけたらいい感じかもしれませんね、あれディルが強いんで。
そんでこの田舎風マスタードですよ!何故か知らんけどマックグリドルの風味がするwww
ピリ辛マスタードというよりは、ハニーマスタードみたいな甘いマスタードと思ってもらったら分かりやすいかもしれません。今回はブラウンシュガーとして三温糖でやったんですけれど、本場のブラウンシュガーに近いもので作ったらもっと甘いと思います。
こちらは先述のとおり火を入れすぎてカチカチになってしまっていましたが、味自体はうまいんだよ…!自分がマックグリドル大好きなんでそう感じるのかもしれませんが、これハンバーガーとか作るときに使ったらマジでうまいと思う…!あとはチキンのマスタード焼きとか、ホットドッグに使うのもいい気がするぜ!
あとこちらはおまけのカプレーゼです。クリスマスっぽいかな?と思って作っておきました。
これはフツーにモッツァレラとトマトを切って、カルディのピンクソルト岩塩とバジル振ってオリーブオイルをだばーとしただけのものです。簡単でうまい。
次はチーズスコーンです。大苦戦させやがってチクショウ…!
このチーズスコーン、クックブックにはバターを乗せたらよりGOOD!みたいなことが書いてありましたが、そんなことする必要ないくらいのヘビーなスコーンとなっております。本来は1/2サイズだったことを考慮しても、1個1個の重さが半端ない。
お味の方なんですけれど、外はチーズでパリッと、中は意外にもしっとり系のスコーンでして、しっとりしたパンやケーキ独特の小麦の味わいがします。あれ大好き。今回使ったチーズは2種でしたが、とにかくチーズを力いっぱい感じますよ!
あとチーズの味がメインになりますので、パンチが欲しい場合には塩味としてスパイスなんか振ってもいいかもしれません。ただ先述のとおり、重さはヘビー級です。めっちゃお腹にたまる。
次は、ホーカーのローフです!! 今回はレシピの分量フルサイズですよ!!
何しろ総重量1kgの肉の塊だからな!!これはもう文句なしに大絶賛されてました。そんでこれ味付けがシンプル(ほぼにんにくと塩コショウ)な上、肉の脂もローストの時に出てしまっているのに、逆にそれがうまいんだよな…!ヘルシーなのにうまいって最高じゃないですか。
さすがにホーカーローフは3人いても全部は食いきれなかったので、お持ち帰りで持たせました。翌日にレンチンで食っても美味しいからねこれ…!ちなみに先述のとおり、煮リンゴのソースと一緒に食ってもうまいです。あと個人的な感覚だけど、ホーカーローフは白飯に合う。マジで。
次はデザートのスノーベリーのクロスタータです!
テケリ・リしてしまったクロスタータですが、これほんと画面映えがすげえ。ちなみに人生初めてのクランベリータルトのお味なんですけれど、僕はまあまあ好きでした。ただ、これに関しては好き嫌いでるかもしれん。
クランベリーの酸っぱさを鬼のように甘いクリームで相殺しているんですけれど、クリームの甘さが鬼すぎて苦手な人は苦手な可能性が高いです。今回のパーティーに来た奴全員甘いもの大好きなのに、それでも「これちょっとヘビーやな…!」ってなったもんな。
しっとりタルト生地にアーモンドの香りがする激甘いカスタード系クリームと、火が入ってちょっと酸っぱさがまろやかになったクランベリー。それが混ざり合って、一言で言うとアメリカのケーキやな!!って感じです。留学先のホストファミリーのビッグマザーが直径24cmとかで出してくるバントケーキみたいな味する。
これ食う時にはブラックコーヒーか濃いめのストレートティーがおすすめです。ちなみにこれも全員お持ち帰りしたんですけれど、ホール大小で焼いたもんだから僕の手元にまだだいぶありますwww後で日本人でも食いやすいように改造して食べちゃうんだぜ!
そんでスカイリムのクッキングの際にはこれですよ。はちみつのお酒!!
今までミードは2種類飲んだことがありますが、これが今のところ1番うまいです。養命酒が出してるミードでして、度数のわりに甘みと華やかさを感じて飲みやすいんだよな。友達からの評判もかなり良かったですよ!蜂蜜酒が気になるドラゴンボーンはぜひ。
そういえば2年くらいずっと使い続けているこのスカイリム・オフィシャルクックブックなんですけれど、料理記事が多分今回で18記事になるんですよ。だいぶ楽しませてもらってまして、ブログにあげてないけど作ってるなんてこともありますし、スパイスもめっちゃ使ってます。
ですがこの前とんでもない情報を聞きまして、実は2が出ているらしいんです。
英語版なんで買わない予定ではあるんですけれど、もう大歓喜だよな!!
もちろん日本語版が出るのはおそらくだいぶ先の話でしょう。一応頑張ったら野生のゴリラでもレシピ本くらいの翻訳は取れるとは思いますが、この記事でもちらっと述べたとおり、アメリカと日本の度量衡が微妙に違うんだから仕方ない…!そこが1番鬼門なんだよな!!
ちなみに著者も変わってるっぽいので、もしかすると今回のスコーンのようなトラブルが起きなくなるかもしれないし、逆にめちゃくちゃトラブる可能性もあるかもしれない。でもそういうのはね、カンでフォローしていくしかないよな!!
※ちなみに今のクックブックの著者はゲームオブスローンズのクックブックを作ったりした偉い人なので、レシピじゃなくて純粋にアメリカの小麦粉と日本の小麦粉の質が違うとかいう話かもしれない。
そんなわけで、今年のクリスマスは友達との友情クリスマスとなりました。例の友人はほぼほぼ立ち直れましたので、男はカノジョがいなくても楽しいクリスマスはできるんだぜ!!ということを証明できましたね。
それではリア充も、そうじゃない人も、楽しいクリスマスを送ってくださいね!
メリークリスマス!!🎅🎄
ちょっと年末が忙しくてまだ次回ブログできてないんですけれど、しばらくお待ちくださいませ。
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