スカイリムとは
皆様はスカイリムというゲームをご存じでしょうか。これはThe Elder Scrollsという超有名なオープンワールドゲームの第五作目です。恐ろしいまでの自由度の高さはプレイヤーの胸先三寸でいかようにもストーリーを変質させ、美しいグラフィックのフィールドの中に渦巻く陰謀とか伝説とか神とかをパワーで蹴散らし英雄になるというファンタジーゲームとなっております。
前からやりたかったんだよ、これ!
姉が4作目のオブリビオンからずっとこのシリーズをしておりまして、面白い面白いと言われ続けてはや10年。ついに手にする機会がやって参りました。なんで5作目からやっとんねんという話ですが、まず1-4作目には確か日本語版がないんですね。かつ各作が数百年とか時代飛んでしまっているので、別に途中からしても大丈夫らしいんです。だからやりやすい5作目スカイリムからやろうということになりました。
そういうわけで一週目の忘備録も兼ねてプレイ記録を書いておこうと思います。
いきなり囚人スタートだけど大丈夫!連綿と受け継がれた伝統です。
ちょっとムービーのところのスクショを撮り忘れたのですが、このTESというシリーズは基本的に主人公が囚人スタートだそうです。伸びしろが大きくて可能性が無限大ですね!勿論、今作でももれなく主人公が取っ捕まっているわけですが、どういう経緯かといいますと…
ワクワク気分でスカイリムに入国したとき、反乱軍のリーダーが逮捕された現場に偶然居合わせたらしいんですよ。そしてその一味と間違われて逮捕されてしまったんです。なお、みんな仲良く速攻処刑です。
スカイリムの役人、仕事ザル過ぎるやないかーーーい!!と思いますが、何しろ反乱軍のリーダーをやっと捕まえてるんです。そんな大物が処刑できるんだったら、軽犯罪者は端数ってことで処理していいよね☆みたいな話なんでしょう。因みに反乱軍はストームクロークという名前で、ウルフリックというおじさんが率いています。その側近にイケメンでレイロフというのがいます。
で、処刑担当の人から「お前マジタイミング悪いじゃん、気の毒~…あ、名前は?」と聞かれたタイミングでキャラメイクが始まるという斬新な仕様です。
種族がえっらい多いんですよ、このゲーム。全部で10種族。
どうやら大きく分けると戦士、魔法使い、盗賊の3つのタイプがあるようです。いやそれはいいんだけど、すごい不穏な単語がちらちらしているんですよ。「病気の耐性がある」種族がいるんですよね。つまりこれ、疫病とかにかかる可能性あるってことやんな?! それだけではありません、水中呼吸判定があること、隠密云々ということはおそらく足音判定があるということ、夜目があるということは夜には視界ペナルティを食らう可能性があることなどが薄ぼんやり伝わってきますね。
多分だけどこれ…生きていくので精一杯じゃね?!
実はこのゲーム、妙にリアルに作られているゲームらしいんです。姉が確か、「村人に気軽な気持ちで殴り掛かったら反撃されて死んだ」とか言うてたことあるんですよね。お前何してんねんって話なんですけど、主人公は1人の人間に過ぎないっていうのが現実味あります。あと、町で犯罪犯すと警察に捕まったりもするそうです。いや、ほんま何やってんねん姉ちゃん。
で、この中から種族を選ばないといけないわけですが、可愛いからネコちゃんにしーよう♪
なんて、言うと思ったか!!
これだけ作りこまれているゲームですから、おそらくですが種族差別が存在している可能性があるって思ったんですよね。例えば、アルゴニアンやカジートやオークは町の神殿とか教会みたいなところに入れないとか。つまり人外を選ぶと初プレイ時の難易度が上がってしまうかもしれない…
だから選ぶとしたらノルドかインペリアルかブレトンかレッドガードなんですが、ここはストームクロークのレジスタンスと行きずりの縁ということでノルドを選択しました。多分、髪型的にウルフリックやレイロフさんはノルドよな。そしておそらく、主人公を捕まえた帝国兵とやらは名前からしてインペリアルという部族なのだと思います。
豊富すぎるキャラメイクで多種多様なおっさんを作ろう!みんなの好きなおっさんは、どんなおっさんかな??
そしてここからキャラメイクが始まるわけですが、洋ゲーの「えらい作り込みができる」という特徴からもれることなく、このスカイリムも多様なキャラメイクができるようです。まずは性別とか体重。これを弄ると、女性にもじじいにも早変わりです。
さらに頭部の作り込み。ここでは戦化粧や傷などで箔が付きます。こんな感じのちょい悪そうなおっさんにベースメイキング。
あと、顔の作り込みも凄まじいんですよ。鼻や顎、額、口、目、眉、下顎の高さ、色、幅、位置…
髪の種類もたくさんありましたよ。トンスラ(日本人にはザビエル禿げでおなじみ)とかもあったのには驚き。髭もかなりの種類ありましたね!で、パーツをこまごまとチョイスして…最終的にこんな感じのおっさんにチェンジ! ちょっと悪そうな感じにしてみました。
名前も「囚人」から変えるようになります。顔面刺青のちょいワルということでドラッグオンドラグーンのヴェルドレを思い出し、それにあやかってその名前をつけました。ところが、後で確認したら刺青の位置全然違うしよく考えたらヴェルドレって禿げだったわ…ということであやかりきれなかったのでブログではゴリラと呼びます。
有事の際に限って人の話聞いてない奴っているよな
さてそんなこんなでゴリラが処刑されそうになると、都合よくドラゴンが襲ってきて何もかもめちゃくちゃになります。処刑台に寝ちゃってるので横向きなんですが、上の方でぼわっと炎吐いとるのがドラゴンです。
で、ここからが問題だったんですよ。
びっくりしすぎてスクショ撮れなかったんですが、この処刑場がある砦がもう燃えまくって壊れまくって大混乱の中、ストームクロークのイケメン、レイロフさんが「こっちにこい!」と近くの建物に呼んでくれました。そこから2階に上がろうとすると、ドラゴンの攻撃で壁に風穴があきます。ここまでは良かったんですが…
ドラゴンの音がうるさすぎて、レイロフの指示一切聞こえん。
なんかすごい指示してくれてるのに全然聞こえんかった。しかもゲームモードを字幕なしモードにしてしまっていたらしく、ホントに次に何したらいいか分からん。なんか隣の家の屋根に飛び移れと言われた気がしたので飛び移ったのですが、そこから山の斜面に飛んで逃げるのかと思いきや違うし、かといって地上には帝国兵うろうろしてるし…
で、何回も屋根から砦の外に脱走しようとして失敗しているうちに、どうやらここでイベントがおかしくなってしまったようです。ゴリラの動きとしては、もうどうしようもなかったんで帝国兵の間を「あ、ちょっとごめんなさいね~」と言いながら駆け抜けて脱出しようとした結果、帝国兵のハドバルさんに保護されるという展開になりました。
でも後で調べてみたら、以下のような流れになるそうです。
レイロフさんに「跳べ!」って言われる→屋根から家に飛び移って一階に降りる→そのへんにいるハドバルさんについていく→途中、ハドバルさんとレイロフさんが口論→ここで2人のどちらかについていくか決める
自分のとこのレイロフさん、ウルフリックの傍にずっとぴったりいて全然建物から出てきてくれなかったんですよね…だから口論が起きたかも知らんし、そもそもハドバルさんも偶然慌てて逃げ込んだ建物の中に既にいたし…
まあそんなこんなでハドバルさんと行くことになりました。
嫌な予感ばっかりするチュートリアルだよ♡ 序盤でこんな不穏なことある…?
とりあえずここから一緒に脱出しようぜ!ということで、ハドバルさんとチュートリアルしながら逃げて行くことになります。この人、めっちゃ親切でめっちゃものくれるんだよな。ゴリラの方も何が今後必要になるか全然分からんので、そのへんにあるもの片っ端からパクりました。盗人ゴリラ無双です。
で、その時にふっと気付いたんですが…画面の右下端です。
所持重量があるタイプのゲームなんですね、スカイリムって。これがあるゲームは、ものを持ちすぎると動きが悪くなったりするというパターンが多いです。で、まあそれはいいんです。問題はその隣の謎の緑のゲージなんです。HPとかMPがこんな装備整頓画面に表示されるはずないですよね。
もしかしてこれ、腹減りゲージじゃねえか…?
飲食物を取得できること、そして謎のゲージ。マインクラフトとかモンスターハンターとかしたことある方ならご存じかもしれませんが、ゲームによってはキャラクターが腹減ると何等かのペナルティが発生するゲームがあるんです。運が良ければモンハンと一緒でスタミナが減るだけ、運が悪ければマイクラと一緒で命に関わるでしょう。いや絶対命関わるだろこれ。
とにかくハドバルさんと一緒に秘密の地下通路を抜けて脱出をはかります。途中でウルフリックやレイロフさんを取り返しにきたストームクロークの連中と斬り合いになってしまいました。画面中央の赤いのがハドバルさんです。
因みに死体を漁ってアイテムを奪うこともできるようです。ゲーム開始当初はゴリラが将来的にストームクロークの仲間になるストーリーかと思っていたのですが、ストームクローク兵殺した上にこんな身ぐるみ剥いでパンイチにしてしまった時点でもう無理でしょう。ちくしょう、イケメンのレイロフさんと一緒に冒険したかったのに!
さらに、アイテムをごそごそ拾いまくっているうちに、ドラゴンボーンの書とかいうものを見つけました。おお、本が読めるぞこのゲーム!すげえ!でも今そんな場合じゃないからポケットにしまう!
さらに、ハドバルさんは魔法使いの死体が入った檻を指して「開けてみ!中にアイテム入ってるから!」みたいなことを言います。ええんか、正規軍がそんなことして。で、ここで鍵開けのチュートリアルが始まります。これがもう死ぬほど難しいんですよ。しかもこのロックピックとかいう鍵開け道具、折れるんかーーい!!(ロックピックは消耗品ですが、数を使えば開きます)
で、地下洞窟に辿り着いて逃げていたら、なんとハドバルさんの仲間の拷問官さんがちょっと目を離した隙に死んでしまいました。すまん!
てか、実はこれ後から思ったんですがゴリラが殺ったかもしれねえ。ハドバルさんの近くで剣振り回して戦っていると「何するんだ!」とか「やめろ」とか言われることがあったので、多分ですけどこのゲーム…PTA(パーティーアタック)あるわ…
※パーティーアタックとは…仲間を攻撃しちゃう行為のこと。オンゲではめっちゃ嫌われるからやったら駄目だゾ!なお、ゲームによってはブルーオンブルー、フレンドファイヤと呼ばれているよ!
まあそんなこんなで進んでいると、ハドバルさんからいきなり弓を渡されます。ここでも音設定と字幕設定の弊害で指示がよく聞こえなかったのですが、なんか弓を使うっぽい気配。これは多分天井から何かオオコウモリみたいなものがくるなと思い、チュートリアルを無視して立ち上がり、弓を構えながら歩き出すゴリラ。
ゴリラはアホなので無視してしまいましたが、実はここでは「コントロールキーでスニーク(隠密)ができるよ」というチュートリアルが表示されます。何故かというと…
クマとかいうやばそうな野生動物がうろうろしているからです。
※上の画像では寸でのところでクマに気付き、慌ててハドバルさんのようにしゃがみました。
そんなこんなで、チュートリアルは大体ここで終了、遂に外に脱出成功となりました!
そしてここでなんか物騒な案内が行われます。
やっぱりな!!
食事しないと死ぬルール存在してたな!それどころか、睡眠や体温管理もしないと死亡する可能性もあるのかよ?!あまりにもハードすぎる世界観に普通にビビりちらすゴリラ。それにしても、食事はまだしも、睡眠や温度管理までしなければならないのはキツすぎる…!自分のことを大切にしないと、すぐゲームオーバーするぞこれェ!全くもって、自分を大事にすることを忘れてしまった現代人の心に響くゲームです(当然、初心者ゴリラはサバイバルしない方向性に落ち着くのであった)。
次回、『ゴリラ初めての町、初めてのダンジョン、初めての犯罪!!』
お楽しみに!
↓次回
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