本棚のホコリは100均で防げるんだぜ!
本を収納する際、人間は誰しも全人類共通の悩みに出くわします。そう、本の上(天部)にホコリが溜まってしまうことである!!
そんなわけで以前、100均のグッズで本棚のホコリを避ける方法をご紹介したことがあるんですよ。簡潔に申し上げますと、「100均の蓋付きボックスを蓋が前面にくるような配置にして本をぶち込み、そのまま本棚に入れればホコリが防げる!」というものです。
↓こんな感じで本を入れまして
↓こうやって蓋をすればホコリがガードできる!というものです。
↓詳細はこちらの記事です。
さくっと説明しますと、メリットとデメリットは以下です。
<メリット>
・ホコリがたまらない
・掃除が楽
・防虫くん煙剤をたいても本がノーダメージ
・引っ越しの時にはボックスごと移動させたらOK
<デメリット>
・本棚のサイズによってはボックスが合わない(これは仕方ない)
・何の本を入れているのか分からない
しかしこの度、「何の本を入れているのか分からない」というデメリットを解消できる商品を発見したんですよ!勿論、100均です。今回はそれをご紹介しようと思います。
【セリア】雑誌とコミックスしか持ってないならこれでOK!「マガジンストレージバッグ・コミックストレージバッグ」
実はセリアには、漫画とか本を入れるケースみたいなものがちゃんと売っておりまして、それにぶち込めば当然ほこりをガードすることが可能です。不織布とビニールタイプの2種があります。
まず不織布はホコリがつきやすいのでナシなんですけれど、ビニールタイプは人によってはかなり使い勝手がいいです!例えばこの雑誌収納袋。
雑誌を収納するのであれば、これはかなりいいと思います。下の方(読み終わったやつ)はすぐに出せないというデメリットはありますが、雑誌なら昔の号って頻繁に読まないと思いますので気にするほどでもありません。
ただこちら、普通の本を入れて本棚に収納するのには向いてないので注意。
見てもらったら分かるとおり、これを立てて背表紙が見えるように本棚に入れた場合開閉面が側面になってしまいます。めちゃくちゃ開けにくいんですよね。しかし、かといって本来どおりの横置きで使おうとした場合、奥の方の本を取るのがめんどくさいです。
また、ビニールタイプの収納袋には以下のようなコミックスタイプもあります。
これは本棚に突っ込む際に理想的な形をしておりまして、漫画を入れれば収まりもいいです。ですが、あくまでコミックス用のサイズ。サイズは幅が大体30cmですので量はそこそこ入るんですが、収納できる本の高さは18.5-19.5cm、奥行きは12.5-14cm程度となります。
つまりこちら、ものによってはハードカバー本が入らないので注意。
※手持ちのものを測定したところ、B6判の方であればおそらく一般的な小説のハードカバー本であればいけると思います。ですが、学術書や文芸雑誌、専門書などは入らないことが多いです。具体的に言うと歴史や文学の専門書、美術図録、図鑑、技術書、写真集、詩集、レシピ本、洋書、漢籍、海外の漫画などが無理でした。ハードカバー小説の一部も入らないようです。
まとめますと、雑誌やコミックしか収納しないのであればセリアのこのケースで全然いけます!ただ、ハードカバー系の本を収納するのであればあまり向いていませんといったところです。
そんで自分、ハードカバー系の本が多いんですよ…!そのため、別のものを使うことにしました。
【セリア】しっかりしたボディに半透明のボックス「フタ付クリア収納ボックス!」
ご紹介するのはこちら、セリアのフタ付クリア収納ボックスです!
本棚に入れるケースとして使用した場合縦37cm✕横26cm✕奥行き26cmのサイズです。以下のように、開閉面をこちら側に向ける感じで設置します。中にはセリフで売ってる「2段に収納できるコミックスタンド」を3つ入れてあります。
蓋を閉めると意外にもしっかり形を保ちます。
本を突っ込むとこんな感じ!
これのいいところは、普通に本を入れた場合書名の詳細までは分からないことです。
背表紙の色は分かるので、自分だけは何の本が入っているか大体分かるんですよね。つまり、書名の詳細が遊びに来たお客の目に止まりにくくなっているんですよ…!これめっちゃいい。
ただ、手前側すぎる位置に本を置くと遠目でも書名が分かってしまうので注意。
こちらのケース、作りはなかなかしっかりしておりましてちゃんと自立する感があります。そんで前の紙製ボックスに比べて水濡れに強くなった上、チャック式で隙間がないためより防虫に特化しました。外見のおしゃれ度は下がってしまったんですけれど、より実用的になった感じです。
なお、今回ご紹介している半透明タイプのセリアのボックスは他にも種類があるんですけれど、奥行きが12cmしかない(文庫本の奥行きが10.5cmくらい)、幅が41cmもあるので中途半端に本棚の隙間ができるなどのデメリットがあるため、このサイズを1番推しています。
※このタイプのボックスはダイソーで「クリアー収納袋」という名前で似た商品があるのですが、うまいこといいサイズがないんですよ…!奥行きがありすぎ、幅がせますぎ、サイズがでかすぎなどちょっと本ボックスとして使いにくいんです。
このセリアのフタ付クリア収納ボックスはめちゃくちゃいい商品なんです。ですが、「完全に書名が見えるタイプがいい!」という方もいらっしゃると思います。
ご安心ください。そのタイプもあります!
【セリア】ちゃんと入ってる本が分かる!「窓付き収納ケースカラーボックス用(セーター7着)」
こちら窓付き収納ケースカラーボックス用(セーター7着)。なんと書名がちゃんと見えるように本を収納することが可能です! ※セーター6着ではなく7着のタイプですので注意。
本棚に入れるケースとして使用した場合縦37cm✕横26cm✕奥行き26cmのサイズです。先ほどの半透明ボックスと同じサイズですね。ボックスの上面がクリアになっているタイプ(セーター7着用)ですので気を付けてください。6着用はクリアになっている面が違います。
全体像はこんな感じ! だいぶやわらかです。
前面以外はこんな感じのホワイトです。
ちなみに半透明ボックスよりもチャックの長さが長く、角でチャックが終わってないです。
こんな感じになっているんですね。
本を入れると分かりやすいかもしれません。チャックが角を通り過ぎています。
おそらく蓋を全開にする時に便利になるという機能なのだと思いますが、ボックスを本来の正位置ではない向きで使用しているためあんまり恩恵は感じませんでした。むしろ全開にしちゃったら閉めにくかったりするw
この中に「2段に収納できるコミックスタンド」を3つ入れるとこうなります。
さて、このボックスに本をぎっしり詰めてみますとこんな感じ!
書名がちゃんと見えてるううぅ!! これはスッキリしますね! ちなみに文庫だと本の厚みにもよりますが、多分マックスで30冊弱くらい入る感じです。
でも実はこちらのボックスは前面がクリアになっている分全体が柔らかく、ちょっと自立が弱い感じはします。↓半透明の方はがっつり立つんですけれど…!
自分はまあいいやと思ってそのままにしてますが、プラスチックの板とかで補強を入れたらもっときれいな感じになるかもしれません。暇がある時にでもできたらいいなと思います。
それでは最後にちょっとまとめておきましょう。
まとめ
ボックスに本を入れることのメリット
・掃除が楽!本の天部にホコリがたまらない!
・防虫くん煙剤を炊いてOK
・引っ越しの時に本をそのまま持ち運んでいける
<紙製ボックス>
・外見がシンプルに見える
・前面にふせんや写真など貼れる
・コミックスタンド設置可能
・中の本の情報が一切分からない
<雑誌・漫画専用ボックス> マガジンストレージバッグ・コミックストレージバッグ
・外見は悪くない
・雑誌や漫画しかないならこれが一番いい
・コミックスタンド設置不可
・サイズ制限が厳しく、ハードカバーなど入らない本がある
<半透明ボックス> フタ付クリア収納ボックス
・外見がちょっと悪い…!
・来客に書名を隠せる。自分は背表紙で大体分かる
・コミックスタンド設置可能
・ハードカバーのみならず大型の図録も入る
・しっかり自立する
<クリアボックス> 窓付き収納ケースカラーボックス用(セーター7着)
・外見がちょっと悪い…!
・書名がはっきりと分かる
・コミックスタンド設置可能
・ハードカバーのみならず大型の図録も入る
・ちょっと自立が弱め
今自分が1番使っているのはフタ付クリア収納ボックスと窓付き収納ケースカラーボックス用(セーター7着)ですが、今後もっといいものがあればご紹介しようと思います。
↓こちらで他にも100均商品の紹介をしておりますので、よかったらご覧ください。
ダイソー、セリア、キャンドゥなど100均商品のご紹介や感想です!収納やキッチングッズや文具を中心として、実際使ってみて良かったものをご紹介します。
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