ノルドの民族性を知るほどにウルフリックが意味分からんくなっていくんだよな…
前回はウルフリックの家に侵入し、好き放題に家探しをしてストームクロークの重要機密であるウルフリックの性癖についての情報を掴もうとしたものの、奴のガードが固すぎてあえなく失敗に終わってしまいました。あいつの好みの女子のタイプすら分からずじまいです!申し訳ありません、アルディス将軍!
※アルディス将軍は別にウルフリックの好きなタイプとかウルフリックの下着の柄とか教えて欲しいと思っていないので、ちゃんと真面目に鏡面だけ渡しておきましょう。
さて、不甲斐なさをソリチュードのアルディス将軍に謝罪しながらも、ゴリラはシャーヴィーちゃんのアミュレットを取り返してあげたり、ブランウルフさんのお願い事を叶えたりして、着々とウインドヘルムの住民と仲良くなってきました。
ところで、どこかのダンジョンでウインドヘルムについての書籍を拾ったんで、それをご紹介しておきますね。主に、アルゴニアンやダンマーとの関係性が分かる書籍です。
『灰色地区の災厄』
モロウウインドの災害、マジでかわいそうだよね。でも、ダークエルフが単純にただのかわいそうな奴らかというと、それは違うで。モロウウインドの問題についてどうするかは、スカイリムでは2つの解決方法がとられているよ。
例えばリフテン。ここには多数のダークエルフが住みついたよ。彼らには住人のように暮らしを立てて欲しいと皆期待しているよ。交易を頑張ったり、聖堂で働いたり、衛兵になったり。誠実に働けば評価されるよ。リフテンは未だに色々問題があるけれど、それは昔からでダークエルフのせいじゃない。ダークエルフはうまいこと適応したよ。
別の例なんだけれど、ダークエルフを歓迎することによりウインドヘルムは悲惨なことになったよ。ウインドヘルムは、エルフを追い出したイスグラモルに由来する歴史ある町。硫黄で煙たいモロウウインドの難民を迎え入れるだなんて、ノルドの恥だ。
予想通り、怠惰で不満に満ちた暴徒たちは灰色地区で荒れている。彼らは貢献を期待されておらず、貢献もしなかった。誇り高いノルドの町をモロウウインドの小銭稼ぎにするなんていうのがまず屈辱的だが、奴らは城塞の中で混乱まで引き起こしており、他所の首長も怖がっている。
私が話したノルドは皆、灰色地区との衝突、そこでの犯罪を口にする。町の衛兵はほぼそこには巡回せず、ダークエルフの自治に任せているらしい。町の名家のクルーエル・シー家とシャッターシールド家は、雇用しているアルゴニアンに対して親しみを持っているけれど、ダークエルフは町の住人としてきちんと振る舞わない。
しかし、楽観的な理由もある。ウルフリック首長は父親ほど劣等な存在に寛容ではない。実際、ホアグの滑らかな手はアルゴニアン同様、町の中で見かける。※意訳あり
※実のところ、ホアグ(ウルフリックの父親)の温情のある統治は、町の中のアルゴニアンの数で分かる。
Indeed, the soft hand of Hoag can be seen in the cities Argonian population
https://elderscrolls.fandom.com/wiki/Scourge_of_the_Gray_Quarter
少なくとも魚人たちは、自分達が新しい場所で貢献する方法を学んだ。彼らはうまいこと喜びを見つけ、桟橋で頑張って働いて模範的と認められた。
ダークエルフも彼らを見習うべきだ。やがて彼らも、もっと貢献するのか、再び流浪になるのか決断する時がくるだろう。
ホアグが何か分からなくて原文調べちゃったよ!ウルフリックの父親らしいです。
で、まずこの著者は「ダークエルフがウインドヘルムに来て治安が悪化している!」って言うんですね。その上、「それを他の町の首長も怖がってるよ~!ていうかアルゴニアンは頑張って町に適応してるのに、ダークエルフは努力しないよね!でもウルフリックはお父さんほど異種族に寛容じゃないから、何とかしてくれるかも?ダークエルフはもっと努力するか、出ていくかして欲しい」と言うわけです。ところがこの著者、ノルドの伝統ある町にエルフを入れたくないという偏見を持っている人であるのは一目瞭然。
まず、種族がエルフだからダンマーを怖がっているとすればそれはなんか違うと思うよ!ダンマーは実は精神性(ニルンを苦行世界とは思っていない)ではハイエルフとは違います。むしろ人間寄りです。さらに治安の悪化については、ブッチャー事件を思い出して欲しいんですけれどダンマー関係なく治安悪いんですウインドヘルムは。戦争で手一杯だから。
リフテンのダンマーがどううまくやっているのかは分からないんですけれど、ウインドヘルムだってバーとか古物商とか船乗りとか肉屋とか、うまくやっているダンマーはたくさんいます。でも一部のダンマーに犯罪者が出ちゃったりして、それが町で目立ってしまったのかもしれない。
ていうか、ゴリラがうろついた感じでは灰色地区のダンマーの犯罪被害に遭った人見たことないねんけどなあ。多分ですが、これ…例えば日本の町で「○○人が強盗しました!」ってニュースが出たら、無差別に○○人をめっちゃ警戒する人っているじゃないですか。そういう話な気がするんだよな。
あと、ダンマーが「町に貢献していない」とはどういうことかなんですが、もしかすると灰色地区は自治にまかせている=取れない税があるとかなのかもしれない。例えば冠婚葬祭とかはモロウウインドの風習に任せているからスカイリムにおける冠婚葬祭税が取れないとか。でもウインドヘルムの社会保障おそらく受けられないんだから、そんないっばい税払わなくていいだろ…!
さらにいうと、この著者は「アルゴニアンは喜んで頑張ってるんだから~!」と言いますけれど、あの、これ…ちょっと事情違うんですよ…
ゴリラは港で、シャーヴィーちゃん以外のアルゴニアンともおしゃべりしたんですよね。
アルゴニアンは、別に喜んでノルドを助けているわけではないです。この湿地帯の斥候くんは、幼い頃にスカイリムに来ました。そして、「ノルドは冷たい奴らばかりだ!」と言います。実は、アルゴニアンは生きていくためにノルドのやりたがらない仕事を引き受けて生活しているだけなんですね。
それをノルドが「アルゴニアンは貢献する方法を学んでスカイリムでうまくやっているよ!」とか言ってるだけなんです。そんな感じに見えているという希望的観測であって、ノルドが嫌な仕事はアルゴニアンだって嫌なんです。そのせいか、「時々積荷が行方不明になるけどね☆」と斥候くんは言うてました。多分、ピンハネしてんねんやろなwww つまり、ピンハネしたくなるような給料しか出てないんでしょうね。
でも彼は「ノルドとアルゴニアンとダークエルフが幸せに暮らせたらいいな」っていういい子なんですよ。なんか、いい子ばっかだなアルゴニアン!因みに、軽装の先生でもあります。
ただ、アルゴニアンの中にもノルドが嫌いな子もフツーにいるんですよね。このネートレナザくんとか。「あんたみたいなのはここで好かれないから、どっか行った方がええで」って言われました。港では殆どのアルゴニアンがノルドを嫌いなんでしょうね。
だって、アルゴニアンから見たノルドって「嫌な仕事をやってくれてありがとう!」みたいな気持ちを持っている人はまずいなくて、そういうのを当たり前だと思っているどころか「お前ら認められようと頑張ってるな、もっと頑張れよ!」って上から目線してくるってことやろ? そりゃムカつくわ!
ダンマーの人の中にも、嫌だけどノルドの元で仕事をしている人もいるんですよ。このファーイル・アセロンさんとかがそうです。彼はボルフリダという人の農場で働いています。
やっぱり、食うために仕方なく嫌な仕事しているねんな。この人の兄弟はノルドのために働くのを恥じていますが、それでも食べていけるんだから!と我慢してます。元々ノルド嫌いだったのか、町に来てから嫌いになったのかは分からないけれど。
さっきの本とかもそうだけど、これウルフリックが他種族を見下しているっていうか、他種族を見下しているのはノルドの民族性じゃないか?だって、そのへんの町の住民もフツーにやってるもんな。因みにコドラクおんじも「エルフにだって戦士の心が宿ることあるんだから!」と悪気なくアシスに言ってましたね。
アシスは「この爺さん悪気はないんやろな」って良いようにとらえてくれたけれど。でもアシスはここのダンマーほど悲惨じゃないよ…!トーバーは「俺達2人でのし上がってサークル変えてやろうぜ!」って言ってくれるような楽しい友達だし、直属の上司のファルカスは脳筋なだけでダンマーだから云々みたいな種族差別を言ってこないし。
それにしても、ウルフリックが父親よりも異種族に厳しいのは戦争が始まったからなのか、父親の政策に何かしらの穴があったからなのか…素で異種族に厳しい奴ではないと思うんですよ。そうだとしたら、独断でダンマーを町に入れたのがマジで意味分からんなるやんけ!アルゴニアンはノルドが助かる仕事をしてくれるから追い払わないというのは分かるんです。けど、ダンマーって難民なんだから受け入れたら町の負担になるの分かるやん。
マジでウルフリックは意味が分からん…
ノルドとダンマーに亀裂を入れかねない大変な事件に巻き込まれるゴリラ
ウインドヘルムで分からないことはもう、ウルフリックの心だけじゃね?と思いながら港を後にしたゴリラ。ここで、今もらっている依頼を確認しましょう!大体こんな感じです!
東帝都社、海賊により倒産
キジャール船長激おこ!ストーニークリーク洞窟の賊を倒せ!
ボーンストレウン山のドラゴンを倒せ!(首長からのバイト)
ゴルドゥン・ロックの巨人を倒せ!(首長からのバイト)
アベンタス君と話そう!
うーん、多分東帝都社のクエストは長引きそうな予感がするから後回しの方がいいよな。ということは、首長からのバイトシリーズとキジャール船長激おこ案件のクリアかなあ。と考えていのたですが、そういえば何かのタイミングでアベンタス君の家を見に行ったんですよね。
アベンタス・アレティノ君は、孤児になってしまいリフテンの孤児院に送られた子です。ところがそこで辛いことがあったらしく、脱走してウインドヘルムまで戻ってきました。そこまでならまだ(良くはないけど)いいんですが…彼はなんと、闇の儀式を行って闇の一党を呼ぼうとしているらしいんです。
大人も怖がって関わり合いになろうとしていないくらいなので、ゴリラがなんとかして彼を止めてあげなければなりません!闇の一党は暗殺ギルドですから、勿論アレティノ君が恨んでいる誰かを殺そうとするでしょう。それも止めなきゃだけど、怖いのは成功してしまった場合です。
暗殺ギルドということは、おそらく何等かの報酬を要求しますよね。でも孤児のアレティノ君に支払い能力はあるのでしょうか?もし支払えなかった場合、彼はどうなるのでしょうか。もしかして、命取られたりするんじゃないのか?!
ゴリラは早速彼の家に行ったのですが…
えっ、鍵かかっとるやんけ…!
なんとアベンタス君のお家は入れないんです!これは時間的なものではなく、何時になっても入れません。そういえば誰だったか忘れたけれど、クルーエル・シーの息子君が「アベンタス君を呼んできてあげようか?」って言ってた気がする。まずはその子を探さなきゃ!ということはシティアドベンチャーになりますから、とりあえずは首長のバイトが先やんな。
といったところで、ゴリラに大変な事件が起きます。
それはレヴィン・サドリの店にダンジョンでの収穫物を売りに行った時のことでした…
ゴリラがふざけて「えー?ここの商品お前大丈夫なんやろなw 転売してへん?」とレヴィンにダル絡みしたんですね。めちゃくちゃウザいカスハラなんですけれど、ふざけてっていうか、まだ聞いてないセリフがあるから聞こうとしたんです。
そしたら、とんでもない話になったんですよ…!
なんと、盗品は買い取らないがモットーのレヴィン・サドリが盗品かもしれない指輪を買い取ってしまったらしいんです!しかもそれがどうやらヴィオラ婆の指輪らしいんですよ!
ヴィオラ婆はとても正義感が強く、それ故にちょっと思い込みが激しめの婆でもあります。つまり、このことを知れば「レヴィンが指輪を盗んだ!」とか言い出すかもしれないんです。そしてレヴィンはこの町で不遇な扱いを受けている種族のダンマーですよね。
もし彼が逮捕されれば、ノルドの住民は「ダンマーってマジでアカンな!」とより偏見を深めるようになるでしょうし、善良な仲間を逮捕されたダンマー達は「ノルドは種族差別で冤罪逮捕をする!」と恨むようになるでしょう。えっ、めちゃくちゃ大変なことになってるじゃん!
じゃあ、俺が返してくるよ!(ノルドだし、婆は知り合いだしいけるやろ)
そんな簡単な話ちゃうねん!
間接的でも関与したって知れたら婆は大騒ぎするで!ウルフリックにチクられてしまう!何とか婆にこのことがバレないように返して欲しいんや。せや、ゴリラお前、婆の家に忍び込んで化粧台か何かにこそっと返してきてくれや!
指輪は婆がなくしただけで、後からぽろっと出てきたってことにするんや!
な、なるほど…! お前、めっちゃ賢いな!
それなら誰も傷つかないもんな。ゴリラとて、これがホワイトランとかで起こった事件であれば「いや婆に普通に返せや! 何で俺が盗賊せなあかんねん!」と言うところなんですけれど、ウインドヘルムであれば話は別です。
ウインドヘルムでダンマーに友好的な衛兵はブランウルフさんだけ。もしレヴィンが捕まってしまえば、あの拷問具がどんと置いてあるクソ狭い牢獄でどんな扱いになるかなんて大体分かるじゃないですか…もしかしたら二度と家に帰れないかもしれない。
それに、レヴィンはウインドヘルムで店を構えることができるほど自立したダンマーです。戦争が終わって、ダンマー達が「もっといい暮らしを求めよう!」と立ち上がることができるようになった時に、資本を持っている仲間がいるというのは強いんです。だからロストするわけにはいかないよね。
ヴィオラ婆の家に不法侵入するのは勿論悪いことなんですけれど、レヴィンをロストする方が良くないことになると思うねんな。それに、悪いのはレヴィンじゃなくて婆から盗んで指輪を売った奴じゃん!
因みにこの後、ヴィオラ婆と出くわすと「レヴィンからお届け~!」と指輪を渡せてしまうことが判明しましたが、これ絶対やったらアウトだよな。気をつけなきゃ!
ていうか、これそもそもの話なんですけれど、ゴリラは同胞団以外のギルドに所属するつもりがないので基本的に犯罪をしないため、犯罪慣れしておりません。こ、怖ええぇぇーーーー!!!緊張するよぉ!!うまくいくかなあ…?
ちな、こちらがヴィオラ婆に返却する指輪です。
さて、そうと決まればまずやるべきことは相棒と別れておくこと。相棒を犯罪に巻き込んじゃったらよくないからね。というわけで、相棒はしばらくリバーウッドでお留守番となります!
いつも思うけど、従者ってキャンドルハース・ホールで待ってて!とかできないのかよ…!その方が絶対待ち合わせしやすいのに。一応、従者は待機はできるんです。でも確かある程度時間経ってしまうと実家に帰ってしまう&その道中で行方知れずになったりするっていうから、怖くてできないんだよな。
それにしても、相棒もなしに不慣れな犯罪をしなきゃならないなんて…!怖いよぉ!ゴリラ、サイコパスアサシンの姉とは違って犯罪向きの性格してないんだよぉ!ですが、ウインドヘルムのダンマー達に幸せに生きてほしいというのであれば、レヴィンを守らなくてはなりません。
ブランウルフさんみたいにウルフリックに働きかけるとか、城塞を守ってあげるとかはできないけれど、せめてこれくらいの軽いおつかいなら頑張らないとな!
まずは警備状況の下見をするゴリラ!なんで首長のウルフリックの私室よりも婆の家の方が入りにくいんだよ!
相棒を置いて1人ウインドヘルムに戻ってきたゴリラは、早速下見を開始しました。まずはヴィオラ婆の家の位置から把握しましょう!婆の家は、クルーエル・シー家とかシャッターシールド家とかヒジェリムのある明らかなセレブリティ区画に建っています。
それがこちらです。
ヴィオラ婆の家、門構えも堅牢だし、ちょっとした庭もあるし、家屋も石造りででかくない?!もしかしてヴィオラ婆ってお金持ちなんじゃないか…?
だって、お向かいさんとかご近所さんが皆ウインドヘルムのセレブばっかりなんですよ。家の造りも婆の家と大体一緒の感じです。ジョルダノ家は今は権力持ってないけれど、昔からの家柄の地主とかでお金を持っているとかいうケースなのかもしれない。因みに、婆の家の玄関には達人の鍵がかかっています。
さて、家が分かったところで次にやることはヴィオラ婆のストーキングです。
こんなか弱そうな婆ちゃんに屈強なゴリラがストーキングしているとか通報不可避の恐怖でしかないと思うんですけれど、スカイリムのNPCというのはわりと個々人でスケジューリングが違います。同胞団だけでも就寝起床時間が違いますからね。まずは婆の1日を観察して、隙を見つけましょう!
どうやらゴリラが追跡したところ、ヴィオラ婆は午前10時から午後7時まではキャンドルハース・ホール近辺と灰色地区を行き来してうろうろしているようです。そして午後7時頃にはキャンドルハース・ホールに入るというところまで突き止めました。また、どのタイミングが分かんないけれど夜(あるいは早朝)には家に帰り、朝5時には家を出ています。
つまり、ヴィオラ婆は午前5時から午後7時までは確実に家に寄り付きません。
ただちょっと怖いのが、次の日にヴィオラ婆を観察していたらルートを変えたんですよね。キャンドルハース・ホールと灰色地区じゃなくて、キャンドルハース・ホールと墓地のあたりをうろついていたり。この気まぐれ怖いなあ…!
あと、ヴィオラ婆の追跡とは関係ないんですけれど、道中で町の人にちょっと会いましたので載せておきますね。まずこちらはアリバンヤちゃん。馬屋さんをしているみたいです。
この子はカリクストさんに襲われそうになっているのをゴリラが助けた子ですね!
知らんかったけど、アリバンヤちゃん既婚者だったらしいです。ならなおさら、殺されなくて良かったよ!遺された旦那さんが悲しみにくれてしまうところだった。
そしておそらくですが、旦那さんはこちらの馬屋のウルンディルさん。職種と種族が同じだから、多分そうだと思います。この2人はハイエルフなんですけれど、馬屋ということは町の外に住んでいると思いますので、そのせいか特に町の人とのトラブルは抱えてないんだよな。
ハイエルフというとヌレリオン先生もですけれど、やはりトラブルの話は聞かなかったと思います。ダンマーは人数が多いから直接的に接する機会も多いし、経済的に安定してないこともあって悪い人が出ちゃうこともあるんでしょうね。身近に利害関係があるから、ダンマーとノルドは揉めるんやろな…
そんで会えましたよ!グリムヴァー君です!
この子は「アベンタス君を呼んできてあげようか?」と前言っていたクルーエル・シー家の子です。ゴリラが後で会おうと思っていた子なんですね。お父さんはホリーフロスト農園を所有するセレブでして、トルステンさんといいます。
グリムヴァー君にはいつも世話役のダンマー女子がついてまして、彼女はイデサ・サドリさんといいます。この時気付いたけど、狩女もしかするとレヴィン・サドリの親族なんでしょうか。グリムヴァー君のお世話は地獄のように大変らしいですが、それでも彼の安全を一生懸命守ろうとしてくれています。
こちらはグリムヴァー君のお父さん、トルステンさんです。このお家は先祖代々船乗りだったそうで、農園に面白みは感じていないものの、いい仕事だと思っているみたいですね。因みにやはり権力を持っていまして、普通にウルフリックとお話とかできるレベルのようです。
ということは、何かしら政治的な話をしているということ。クルーエル・シー家はストームクロークにお金を出していると思って良さそうやんな。シャッターシールド家はどうか知らんけれど。
ところでグリムヴァー君は「港のアルゴニアンはみんなよくしてくれる!結構なことだよ、そうじゃなきゃ父さんに追い出されるからね!」という内容のことを言います。なんでスカイリムのお金持ちの子供はこう、生意気な事言うんだろうなwww バルグルーフ首長の息子も「また放浪者が父さんに頭を下げに来た」みたいなこと言うし。まああの年の頃なら、そのくらいヒネてる子がいるのも自然だと思いますが…
でも、ウインドヘルムにおいては笑い事じゃないんですよね。子供がこんなことを言ってしまうくらい差別が根付いてるってことですから。ノルドに迎合しない姿勢のダンマーは摩擦が多くなって問題が発生しますが、適応しようとした真面目なアルゴニアンがいい状況かというとそうじゃないんですね。ウインドヘルムは嫌なリアリティがすごいよな…
さて、話を戻すんですけれど、ヴィオラ婆の家の近隣に衛兵さんの巡回がないかを確認していましたところ…やはりありました。セレブが住んでる地区やから絶対おるなとは思っていたけれど、やっぱりおったか…!しかもちょうど、婆の家の角で待機時間まであるやんけ。
この衛兵さんですけれど、婆の家の前からどういう巡回ルートを辿っているのか調べました。セレブ区画→墓地→市場→墓地→セレブ区画のループを繰り返しているみたいですね。なかなか距離のあるルートを通っていますから、1周はかなり長め。タイミングさえ間違わなければ何とかやり過ごせそうです。
ただ気をつけなければならないのが、夕方6時頃だとシャッターシールド家の人が帰宅する時間にかぶりますので、ヴィオラ婆の家の玄関をガチャついてたら通報されてしまいます。これ夜じゃなくて、むしろ昼間に侵入した方がいいかもしれんな。
ところで衛兵さんのストーキングをしている時に、変な壁を見つけました。今まで全然気付いてなかったけれど、なんかレンガの1個1個に人の名前が書いてあるんです。
そういえばウルフリックの家の壁にも「隻眼のオラフ」って書いたプレートあるんですよね。何かしらの歴史的建造物なのかもしれない。こう、記念碑的な何かというか。
さて、レヴィン・サドリのためにヴィオラ婆の自宅に侵入するということで念入りな下準備を行ってきたゴリラ。久しぶりの犯罪に内心ドキドキですけれど、町の状況が特殊である以上、正義を守るための不義も致し方なし!行くしかありません!
次回『正義のために立ち上がれ!義賊ゴリラ・ザ・ニンジャ再び…!』
お楽しみに!
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